<国内男子ゴルフ>木下稜介が、欧州共催でリベンジ大作戦「ここで晴らせば最高ですね」

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■欧州・日本共催「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」4月25日ー28日・総額約3億円(優勝約5400万円)/ 太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)7262yard・par70 / ▼25日大会3日目

木下稜介が日本開催の欧州ツアーで、史上最大のリベンジ大作戦だ。

思い入れの御殿場で、この日ピンチらしいピンチは12番だけ。

「バンカーから出すだけになった」と3打目は80ヤードが残ったが「タップインで終われた」と、絶妙のアプローチでしのいだOKパーに、この3週間の研究と猛特訓の成果が光る。

「昨年のデータを見ても、ボギーが多いのはショートゲームにウィークポイントがあるから。そこを減らして一段階上に行く」。

集中改善のお手本にしたのは、「アルバTV」のレッスン動画「アトムが行く!」に登場した石川遼。
アプローチの達人だ。

これまでは、クラブが強めに入ってピンをオーバーするミスが多かった。

石川の解説を見ながら、今まで常に右寄りだったボール位置を真ん中目に。
ハンドダウン気味だった構えも見直し、自然体で構えるようにしたら、石川みたいな柔らかい球が打てるようになったという。

「YouTubeっていいですね。直接聞きに行かなくていいですし」。
ボギーなしの「66」で浮上し、欧州共催で2打差3位のV争いに、効果を実感しないでいられない。

「今でもあの悔しさを思い出す」と話すのは毎年、ここ御殿場で行われている「三井住友VISA太平洋マスターズ」の2020年大会だ。

コロナ禍の開催で、最終日を首位で出ながら香妻陣一朗に逆転負け。
初Vを逃した(現在は2021年に2戦連勝で通算2勝)。

4年越しに巡ってきたリベンジチャンス。
「欧州ツアーのシード権ももらえます」と、海外志向の強い選手にとって、得るものはあまりに大きい。
「ここで晴らせたら最高ですね」。
今度は逃さない。
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