【WEリーグ第16節 東京NB戦】取り戻した積極性と、勝てない期間の取り組みが成果として発揮された前節の勝利を経て、今季初の連勝を目指す
【CEREZO OSAKA】
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後半17分にも浅山茉緩が追加点を挙げると、守備でもクリーンシートを達成。攻守に歯車がガッチリと噛み合い、ウィンターブレイク明け、初勝利を掴んだ。「ずっと言い続けていたのは、『ファーストチャンスを取れるとゲームは変わる』ということ。ハーフタイムで気を抜ける部分も作らず、後半の入りも良くて、追加点も取れたことでいいゲームになった」と前節を振り返った鳥居塚伸人監督。内容的には五分のゲームでも、試合の流れを掴み損ねたことで勝点を失う試合も多かった中で、前節は攻守に積極的に、先手、先手を取って試合を動かし、自分たちの流れで試合を進めたことは成長だ。良い守備から試合に入る自分たちの良さを再確認できた意味でも大きな一戦となった。また、先制点につながるキックを蹴った北原朱夏は、第9節・三菱重工浦和レッズレディース戦以来の先発となったが、アシストや攻撃だけではなく、守備でも奮闘。「前回は課題も多かったので、その課題を修正した姿を見せたかった。浦和戦では抜かれた場面も多かったですが、今節は1対1の間合いでもいい距離で詰めて、体を入れてマイボールにできた」と振り返る。勝てない期間、チームとして、選手個々として痛感した課題をしっかり消化し、プレーで表現できたことも勝因だ。
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(文=小田尚史)
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