[RUGGERSコラム] 大学ラグビー2024-2025 〜関東大学春季交流大会編〜

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 どうもオニギリです。
 3月もあっという間に最終週。来週から4月で新年度、進学する人は入学式、就職する人は入社式などあり、年度の切り替わりでフレッシュな気持ちになる時期ですね^_^
 各大学もシーズンが始まり、チーム作りや新体制の発表がされています。今回は4月21日から開幕となる関東大学春季交流大会にオニギリ's eye!!しちゃいたいと思います。
 関東大学春季交流大会は春秋の2季に公式戦を実施することで、年間通した強化を目的としています。また、対抗戦とリーグ戦の交流、招待試合やフェスティバルを通じて大学ラグビー精神や地域への普及なども図っています。
 春季大会は3つのグループに分かれて行われます。
 Aグループは対抗戦とリーグ戦前年度の秋季大会1位~3位、Bグループは4位~6位、Cグループは7位~8位と対抗戦Bとリーグ戦2部の1位で行われます。

 具体的に今年のグループは以下の通りとなります。
 【Aグループ】
 帝京、明治、早稲田、東海、流通経済、法政
 【Bグループ】
 筑波、慶應、立教、大東文化、東洋、日本
 【Cグループ】
 青山学院、日体、成蹊、立正、関東学院、拓殖

 まずAグループですが、オニギリ的優勝予想は以下の通りとなります。
 ◎ 帝京
 ○ 明治
 △ 早稲田
 ▲ 東海
   流通経済
   法政
 1位予想は昨シーズン王者の帝京です。江良、奥井らの4年生が抜けましたが、今シーズンキャプテンの青木、本橋らの協力FW陣は健在。BKも李、大町、小村ら昨シーズンも躍動したメンバーがおり今季も充実しています。
 ここに対抗できるのが決勝を戦った明治です。今シーズンはNo8で試合に出続けてきた木戸。体を張れるキャプテンは明治らしいイメージです。BKには秋濱、ルーキーとして活躍した海老澤らがいます。2年生にはU20に選ばれているメンバーも多く、また1年生も期待できるメンバーが入ってくるため注目したいところです。
 早稲田はHO佐藤がキャプテンとして引っ張ります。1年から出場している亀山、ルーキーとしてNo8で出場した松沼、BKには昨季けがから復帰した宮尾、昨季はCTBでの出場が多かった野中らがいます。大田尾監督も4季目となるシーズン、早稲田の習熟したメンバーがどのように活躍するか注目です。
 そしてリーグ戦王者の東海。今季は共同キャプテンとして汐月と近藤がチームを牽引します。タイプの違う2人がリーダーということで注目したいところです。
 流通経済はまだ新体制が発表されていませんが、例年リーグ戦内で東海と優勝争いするものの、近年勝つことができていません。2014年から優勝が遠ざかっていますが10年ぶりの優勝を目指したいところです。
 法政は新キャプテンのSO/CTB金がチームを牽引します。伝統のタックルが対抗戦上位校にどのように発揮されるか楽しみです。

 次に、Bグループの優勝予想は以下の通りです。
 ◎ 筑波
 ○ 東洋
 △ 慶應
 ▲ 大東文化
   立教
   日本
 対抗戦上位と好ゲームを繰り広げる筑波、福岡高校出身の中野キャプテンがリーダーとなり、対抗戦上位を狙っていきます。
 東洋は爆発力のあるチームで波に乗ったら止まらない。PR笠巻がキャプテンで、チャニングスやマークスそして長身LOウェストハイゼンらの外国人選手が規律を守って爆発するか期待したいです。
 慶應はHO中山がキャプテンに。桐蔭の先輩でもある岡キャプテンから引き継いだ伝統校としてリーダーシップを今季はどのように発揮するか注目です。
 立教は未だに大学選手権出場を果たしてない伝統校。昨年対抗戦の上位校に近づいた実力を今年も発揮できるか。桐蔭出身のSH伊藤キャプテンが春からどのような戦いを見せるか楽しみです。
 大東文化は昨シーズン大学選手権出場を最終戦で勝ち取れなかった悔しさがあることでしょう。今季はタックルに定評のあるFL蓑洞がキャプテンとなり、リサラ、ハニテリ、PJらリーグワンでも期待できそうな外国人選手がいるなかで久々のリーグ戦チャンピオンを狙いたい。
 日大は指導陣が変わり変革の時。メンバーもそうですが、組織にまとまりが出てくるとダークホース的な存在になっていくことでしょう。

 最後にCグループの優勝予想は以下の通りです。
 ◎ 関東学院
 ○ 青山学院
 △ 立正
 ▲ 日体
   成蹊
   拓殖
 関東学院は共同主将として内川、由比藤のバックローコンビ。20年近く前の強かった時代から徐々に復活の兆しが見えてきました。関東学院OBの立川監督がどこまで引き上げられるか楽しみです。
 青山学院は大阪仰星出身のCTB河村がキャプテン、今季からHCは青学出身でクボタにいた糊谷氏が就任しました。新しい風を吹かせられるか楽しみです。
 立正はキャプテンの発表がまだされていませんが、今季も南アフリカ出身の外国人を筆頭にメンバーは揃っています。まとまりが出てくれば上位進出もあることでしょう。
 日体は1年で対抗戦Aへ復帰しての春季大会。実力はあるものの、今シーズンは入替戦回避に向けて春季大会から結果を残したいところでしょう。
 成蹊・拓殖も2部の上位としてどのような位置付けになるか、大事な春季大会になるに違いありません。

 以上が大学ラグビー2024の関東大学春季交流大会について、各グループの優勝予想までオニギリ's eye!!しちゃいましたがいかがでしょうか?
 大学ラグビーは、リーグワンの盛り上がりと同じように盛り上がってきてほしいと思い、そして高校ラグビーにも良い影響が出てほしいなと思う次第です。
 2027年ラグビーワールドカップに出場するような選手が出てくるのか。
 今シーズンの関東大学春季交流大会にもワクワクが止まりませんね (^_^)/
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「RUGGERS(ラガーズ)」は、日本ラグビーフットボール選手会が運営主体を務め、ファンと選手がつながる新しいラグビーアプリ(メディア)です。トップリーグ選手の投稿や、ラグビー関連の記事をまとめています。オリジナルコラムや動画も配信しています。アプリもぜひご覧ください。

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