<重賞レース分析>3歳ダート三冠前哨戦、京浜盃は枠順や馬格が重要なポイントに!
いよいよ翌月に迫った「3歳ダート三冠競走」の第1戦「羽田盃」の前哨戦(トライアルレース)として行われるダートグレード競走だ。数多くのクラシックホースを輩出している伝統のレースで、重賞戦線を順調に歩んできた実績馬や全国各地の実力馬が集結。本番と同じトゥインクルレース(ナイター)での実施となり、雲取賞に続き3歳ダート三冠を行方を占う見逃せない一戦だ。
ここでは京浜盃10年の結果から、レースの傾向を分析する。
<レース情報>
第47回 京浜盃(JpnII)
2024年03月20日(水・祝) 20:10発走
距離:1,700m
第46回優勝馬:サベージ号 【東京シティ競馬】
■伏兵が上位に食い込んだ例も少なくない
[単勝人気順別成績](過去10年) 【東京シティ競馬】
■「船橋」勢の活躍が目立っていた
[所属別成績](過去10年) 【東京シティ競馬】
■近年は内外極端な枠に入った馬が不振
[馬番別成績](過去10年) 【東京シティ競馬】
なお、第42回(平成31年)以降の過去5年に限ると、1~2番の馬は[0-0-0-10](3着内率0.0%)、3~9番の馬は[5-4-4-22](3着内率37.1%)、10~16番の馬は[0-1-1-16](3着内率11.1%)である。近年の傾向を重視するならば、内外極端な枠に入った馬は評価を下げるべきだろう。
■「雲取賞」組は期待を裏切りがち
[前走のレース別成績](過去10年) 【東京シティ競馬】
■馬格のある馬が優勢
[前走の馬体重区分別成績](過去10年) 【東京シティ競馬】
なお、第42回(平成31年)以降の過去5年に限ると、480kg未満の馬は[1-1-1-27](3着内率10.0%)、480kg以上の馬は[4-4-4-21](3着内率36.4%)である。比較的小柄な馬は、過信禁物と見ておきたい。
■“JBC2歳優駿(北海道2歳優駿)”に出走していた馬は好走率が高い
[“北海道2歳優駿” “JBC2歳優駿”における着順別成績](過去10年) 【東京シティ競馬】
TCKホームページではより詳しいデータや過去全年の傾向も公開している。
<伊吹雅也>
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