【スノーボード】ハーフパイプ  第4回ユースオリンピック冬季競技大会(2024/江原道) 3つのメダルを獲得と得たもの

チーム・協会

スノーボード・ハーフパイプ TEAM JAPAN 【写真:全日本スキー連盟】

第4回ユースオリンピック冬季競技大会(2024/江原道)、2月1日スノーボード・ハーフパイプ種目の試合が行われました。

女子では、ともに14歳の工藤璃星選手と清水さら選手が出場し、予選は工藤選手が1位、清水選手が2位で通過し決勝に進みました。

工藤選手は決勝の1回目に予選より難度を上げたフロントサイド900(2回転半)を含む演技構成を決めて唯一の90点台となる90.75をマークし、見事に金メダルを獲得しました。

また、予選2位で決勝に進んだ清水選手は1回目でバックサイド900(2回転半)から入る難易度の高い演技構成で、銀メダルを獲得しました。

男子では、ともに17歳の山田琉聖選手と嶋崎玖選手が出場し、
予選は山田選手が3位、嶋﨑選手が7位で通過し決勝に進みました。

山田選手は風が強くなってきた状況下でも落ちついた様子でスタートし2回目のランで予定していた演技構成を最後までしっかりと決めて2回目を終えて2位につけました。
そのあと3位に順位を落として迎えた3回目は、最初のエアの着地で失敗して順位を上げることができず銅メダルを獲得となりました。

嶋﨑選手も3本全てのランで果敢に攻めましたが、着地のミスなどもあり得点を伸ばすことができず9位でした。

結果、この度のユースオリンピック大会では女子にて金メダル、銀メダル、男子にて銅メダルの計3つのメダル獲得となりました。

スノーボード・ハーフパイプ TEAM JAPAN 【写真:全日本スキー連盟】

ユースオリンピックは、競技の結果を競うだけでなく若いアスリートの教育を目的としており、
選手村では各国の文化交流が行われ、選手達は空き時間を利用し様々な文化プログラムを通じて他国の同年代の選手たちと交際交流を行ったり、最終日には閉会式への参加し、将来のオリンピック大会に向けてのイメージ感を肌で感じることができました。
今大会においてとても貴重な時間を体験をすることができました。

スノーボード・ハーフパイプ TEAM JAPAN 【写真:全日本スキー連盟】

スノーボード・ハーフパイプ TEAM JAPAN 【写真:全日本スキー連盟】

スノーボード・ハーフパイプ TEAM JAPAN 【写真:全日本スキー連盟】

スノーボード・ハーフパイプチームにおいては層の厚い日本チームを目指し、将来世界に羽ばたくジュニア選手たちの強化にも取り組んでおります。
近い将来、世界の舞台で活躍するジュニア年代の選手たちにもご期待ください。

本大会の結果は以下よりご覧いただけます。

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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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