Bリーグオールスターで地域創生…コート外でも過去最高に盛り上がった3日間
「沖縄市産業まつり2024」をはじめ、周辺イベントも充実した「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」 【(C)B.LEAGUE】
Bリーグオールスターには大きなコンセプトとして、「開催地を元気にしたい」という思いがある。初の3日間開催となった今回もその思いは確かに反映されており、沖縄アリーナだけに限らず、その周辺施設でも多くのイベントが開催された。
沖縄市内での観光を促進するスタンプラリー企画 【(C)B.LEAGUE】
「沖縄市産業まつり」は今回で47回目の開催となる歴史あるイベント。今年はBリーグと地域が協力し、場所と時期をオールスターと合わせての開催となった。この同時開催についてファンや地元の人々はどのように感じたのか、Bリーグ公認応援番組「B MY HERO!」でMCを務めるこにわさんと関根ささらさんが現地で取材している。
「沖縄市で開催されてよかった」…地元店主もオールスターの盛り上がりを実感
そうしたBリーグとの結びつきを感じさせる点も多かったためか、地元の方々はもちろん、オールスターを観戦に来た全国のBリーグファンも産業まつりに足を運び、沖縄市のグルメや工芸体験を楽しんでいた。
沖縄市体育館内でさまざまなグルメや工芸体験のブースが出店された 【(C)B.LEAGUE】
また、郷土菓子のアガラサーを販売しているブースのオーナーは、「滋賀県から来た方は、『オールスターだけじゃなくて朝から夜まで楽しめる』と言ってくれました。うれしかったです。オールスターが沖縄市で開催されてよかった」とオールスター開催による盛り上がりへの実感を口にした。
沖縄の郷土菓子・アガラサー(蒸しパン)を販売していた「具志堅商店」 【(C)B.LEAGUE】
「“沖縄”が全部詰まっていた」…バスケ目的のファンも産業まつりを堪能
北海道から駆けつけたというファンは「ここに“沖縄”が全部詰まっているような場所で、すごく楽しめた」と沖縄市の特産品が一堂に集まったイベントを堪能した様子。また、日程の都合でアリーナ近郊以外には足を伸ばせないというファンにも、沖縄まつりは絶好のイベントだったようで、愛知県からのファンが「他のところは観光できなかったけど、ここに色々なものが集まっていたのでよかった」と話すと、東京からのファンも「沖縄の雰囲気が楽しめた」と喜びを口にした。
さまざまな装いのファンが一堂に集まるのもオールスターならではの光景 【(C)B.LEAGUE】
取材を終えた関根さんは、「バスケ以外の目的で来ている方もたくさんいた。会場にはアーティストのファンの方もいて、そうした方々にもBリーグの魅力を伝える機会になっているのがよかった」と現地アーティストのコラボレーション効果についても言及。一方、こにわさんは「『色々なところから人が来てくれた』と話す地元の方々のうれしそうな顔が印象的だった」と話し、オールスター開催が地域にもたらすポジティブな効果を確かに感じたようだった。
こにわさんと関根さんもまた、コート内外で沖縄を全力で楽しんだ 【(C)B.LEAGUE】
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