今回のB.LEAGUE ALL-STAR GAMEは史上最大の祭典に…初の3DAYS開催で見どころ満載
沖縄アリーナでの開催は3年越しの悲願
昨年水戸で開催されたB.LEAGUE ALL-STAR GAME。ホーム茨城の平尾充庸から琉球の今村佳太にボールが渡された 【(C) B.LEAGUE】
当初、沖縄アリーナでのオールスター開催は2021年に予定されていたものの、新型コロナウイルス感染症の拡大により延期。紆余曲折ありながら、奇しくも昨シーズンに沖縄アリーナをホームとする琉球ゴールデンキングスがB.LEAGUE優勝、「FIBAワールドカップ2023」開催といった流れで、3年越しの悲願実現となった。
B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWAのメイン会場となる沖縄アリーナ 【(C) B.LEAGUE】
ARENAとPARKで繰り広げられるライブスポーツエンタテインメント
初日の12日(金)は、16時開場のPARKで行われるアーティストライブからスタート。沖縄に縁があるORANGE RANGE、きいやま商店やD-51、PUFFYがパフォーマンスを披露する。ライブステージの合間にも地元・琉球に所属する今村佳太、岸本隆一ら、現役選手がトークショー等の企画に登場。DAY1を締めくくるフィナーレイベントとして、花火とドローンショーで沖縄の夜空を彩る。
2日目の13日(土)は、11時からARENAとPARKの2会場が同時開場。ARENAでB.LEAGUE期待の若手選手で構成された「RISING STARS」と、アジア特別枠選手で構成された「ASIA ALL-STARS」が対戦する「B.LEAGUE ASIA RISING STAR GAME」が開催されるほか、夕方には腕自慢の選手たちが個人技を披露する各種コンテストが開催される。昨年「G-SHOCK スキルズチャレンジ」で新記録を樹立した河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)や、華麗なダンクで魅せる沖縄出身のコー・フリッピン(群馬クレインサンダーズ)はもちろん、「G-SHOCK スキルズチャレンジ」に参戦する阿部真冴橙(仙台89ERS U18)、「スリーポイントコンテスト」に参戦する宜保隼弥(琉球ゴールデンキングス U18)ら、将来が期待される有望株の美技にも注目だ。
昨年の「G-SHOCK スキルズチャレンジ」では新記録で初優勝を果たした河村勇輝 【(C) B.LEAGUE】
「B.LEAGUE ALL-STAR GAME」のスターティングファイブはファン投票で選出され、昨シーズン奇数順位チームの選手で構成された「B.BLACK」は、比江島慎(宇都宮ブレックス/キャプテン)、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)、西田優大(シーホース三河)のワールドカップ日本代表トリオと、岸本隆一、今村佳太の琉球勢を加えた5名が先発予定。同偶数順位チームの選手で構成された「B.WHITE」は、富樫勇樹(千葉ジェッツ/キャプテン)、河村勇輝、馬場雄大(長崎ヴェルカ)の代表トリオ、同候補にも名を連ねていたルーキーの金近廉(千葉J)、昨シーズン得点王とベストファイブの2冠に輝いたペリン・ビュフォード(島根スサノオマジック)がスターティングファイブに名を連ねる。
アダストリアみとアリーナで開催された昨年は、篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)が "水戸黄門"のご当地コスプレで入場するなど、コート内外でアリーナを沸かせ、オールスターMVPを受賞した。今年もリーグ推薦枠で「B.BLACK」の一員に選出された篠山が、どのようなパフォーマンスを披露するのか。試合前から目が離せない。また、ゲームが始まれば、今シーズン限りでの現役引退を表明している桜井良太(レバンガ北海道/B.WHITE)、沖縄出身の並里成(群馬/B.WHITE)ら注目選手が多数。各選手のコート上でのパフォーマンスにも期待が高まる。
昨年はご当地のレジェンド、水戸黄門に扮した篠山竜青。今年の登場シーンにも注目! 【(C) B.LEAGUE】
今回のオールスターは、選手・スタッフ・ファンとともに"新しい世界"を作っていくという想いが込められた「FANDER WORLD」がテーマだ。これまでのバスケ観戦の枠を飛び越えた次世代ライブスポーツエンタテインメントが、どのような形となってファンを驚かせてくれるのか。史上最大のB.LEAGUEオールスターから目が離せない。
構成=バスケットボールキング編集部
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