ライターは見た!vol.1〜燃える秩父宮〜
天気の良い日はいっそう映えるスピアーズオレンジ 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】
待ちに待った開幕戦。
しかしその9文字に凝縮された想いはおそらく9万文字くらいには相当する!
まさに「待ちに待った開幕戦」!
このワクワク感に満ちた雰囲気は12月初旬だというのに半袖で楽勝どころか額に汗するほどだったこの日の陽気も手伝ったか。
とにもかくにも、開幕戦のスタンドレポートなのだ!(え?このタイミングで!?)
すでに気持ちはスタンドへ
と加山雄三風に語るスピアーズマフラーのナイスミドル男子。
「私は船橋。もうずっとスピアーズのファンで。応援しちゃいます!」
とは、スピアーズベースボールシャツを身にまとったナイスミドル女子。
「今日はもう本当に負けられないです!」
とは、新作フラッシュオレンジジャージに身を包み、今にもスクラムを組むのではないかと思うほど前のめりなヤング。
かく言う私は銀座線外苑前駅からオレンジ色を身に付けている人に片っ端から「スピアーズ勝ちます」と声をかけるという不審極まりない独りゲリラ応援を展開しつつ開幕戦の会場へ!
チャンピオンチームとして迎える開幕戦の舞台は秩父宮ラグビー場。
チャンピオンVSアイドル軍団となれば、ここがホームとなるのも納得のチョイス。
会場内に足を踏み入れるといきなり、玉置選手と松井選手がグッズ販売の列の案内に立ってる!
その先に進むと…トニー・ハント選手も!
どうですかこの距離感!隣のクラスにいそうな親近感!
そろそろ“ゴツすぎるアイドル”とか“会いに行けるラガーマン”とかの勢いで
いつ「KBT60」と名乗ってもおかしくない雰囲気だ!
"会いに行けるフランカー"と"会いに行けるロック" 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】
物販コーナーにしれっとトニー“ザ・狩人”ハント 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】
恒例のフォトパネルもはや遊び心を超えて挑発の域に達しているし、巨大スピアーズロゴもお祭り感を盛り上げる。
さ・ら・に!ゴール裏スタンドにはラグビーでは珍しい「熱血応援シート」が用意され、スピアーズビッグフラッグが打ち振られただけではなく燃え盛る炎までディスプレイしてしまうという念の入れっぷり。松岡修造もびっくりのスタッフの熱意&ご尽力に感謝!
ラグビー界の常識の覆し方がとてもアナーキー 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】
あなたの「インパクトアクション」はどんな感じに? 【オフィス男気大陸】
“手作り青木ポップ”がいぶし銀すぎて最高 【オフィス男気大陸】
新しいラグビー観戦のリーダーズ 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】
悔しいけど
試合開始早々からサンゴリアスの急襲を受け、前半20分までに3トライを奪われるという非常事態!
これは危ないなんとかせねばとハドルを組むスピアーズフィフティーンに倣い、スタンドでも流れを変えねばと大きく深呼吸…
導き出された答えは…飲むしかない!
おねーさーん!ビール1杯お願いします!
出てきたのはサン○リーのプレミアム○ルツ。
そう、サンゴリアスを飲み干してやる!の心意気!
一気に飲み干し、チクショー!美味い!
すると直後に今シーズンファーストトライが生まれるという出来すぎた話!
こんなことってある!?逆襲祈願にもう一杯!!
…しかし二匹目のドジョウならぬ2本目のトライ、とはいかず…。
その後、スピアーズは何度も反撃を試みるも、その度にサンゴリアスの攻撃力をまともに受け、点差が縮まることはなかった。
さらに、スクラムではサンゴリアスにさらに勢いをつけようとしたのか、どこからともなく「ゴーゴーサンゴリアス!」と声援が!
むむむ、今日のホームはスピアーズだぜ!と、こちらも負けじと「ゴーゴースピアーズ!」と応戦。
すると、この小さな掛け合いはいつの間にかスタンド全体に広がり、
気が付くとまるで1985年のLIVE AIDのフレディ・マーキュリーのよう……
にはならなかったのだが、意気消沈気味だったオレンジスタンドはあったかムードに包まれた。
ノーサイド精神て素晴らしい 【オフィス男気大陸】
スピアーズを応援し、「ラグビーという時間」を楽しむ。
結果に関する本音を言えば、もちろん悔しい!悲しい!セラヴィ!
けど…楽しかった!
ありがとうスピアーズ!GOGOスピアーズ!
文 オフィス男気大陸
For Earth, For Life, For Rugby, For All ORANGE ARMY !!
この年齢になっても、新しい友達ってできるのね 【オフィス男気大陸】
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