【1252プロジェクト】元バスケットボール 日本代表中川聴乃さんと生理×スポーツの授業「1252Clubroom Workshop! in 佐賀女子高等学校」を実施!
【佐賀女子高等学校】
2023年10月11日(水)に佐賀女子高等学校にて、生理×スポーツをテーマにした授業「1252Clubroom Workshop! in 佐賀女子高等学校」を実施しました。1部の授業には総勢約800名の生徒と指導者が参加。1252プロジェクトリーダーの伊藤、元バスケットボール日本代表の中川聴乃さん、JCHO佐賀中部病院婦人科医師の坂西愛先生にもご登壇頂き、中川さんご自身の体験談や、坂西先生から専門的見地も交えながらお話頂きました!
佐賀県が取り組む女性アスリート支援の一環として、2023年1月からJCHO佐賀中部病院内に佐賀県内初の女性アスリート外来が設置されました。今後女子学生アスリートにとって、より医療機関を身近に感じてもらうために、坂西先生にもご協力頂き実現しました!
【左からJCHO佐賀中部病院婦人科医師の坂西愛先生、元バスケットボール日本代表の中川聴乃さん、1252プロジェクトリーダーの伊藤】
現在佐賀県では、県が推進するSAGAスポーツピラミッド構想(SSP構想)の取り組みの中で、女性アスリート外来を開設、そして今年7月には当社団が佐賀県と女性アスリート支援について協定を結ぶなど、県をあげての女性アスリート支援が進んでいます。
今回の授業は、佐賀県の女子アスリートがより自分らしくスポーツを行える環境づくりの一環として、佐賀県との共催、そして佐賀女子高校、佐賀中部病院、(一社)女性アスリート健康支援委員会の協力のもと、開催されました。
【1部の様子】
中川さんの競技歴や競技生活で経験した体の変化について、そしてどう生理と向き合ってきたかについてお話いただきました。
中川さんは「中学2年で月経が始まってから生理痛がひどかったが、当時は病院に行くという考えがなかったので我慢して練習や生活をしていた。生理前から腰が重くなったり、イライラしたりしていた。」と話し、「その後も生理の経血量の多さやそれに伴う貧血などの不調に悩まされ続けてきたが、産婦人科へ初めて受診したのは引退後だった。」などと、ご自身の経験を語られました。
坂西愛先生は「日常生活に支障が出る生理痛は普通ではなく治療の対象になる。悩んだら産婦人科へ相談してください。」と話しました。講師たちは生理からくる不調はいろいろな方法で対策できること、我慢はしなくていいということを生徒たちに伝えました。
1部後半では、○×クイズが行われ生理による不調や体に起こる変化、無月経などについて楽しく学びました。
【YES・NOクイズの様子】
【第2部授業後写真。楽しくお話ししました!】
「生理前のイライラなど、個人差があると知りました。生理になるとひどい腹痛になるので、病院に行ってみようと思った」
と話してくれました。
佐賀女子高等学校のみなさん、ありがとうございました!
1252では、今後も女子学生アスリートがスポーツをもっと安心して楽しめる環境づくりを目指していきます。ご関心のある方はぜひお気軽に1252@spo-tome.comまでお問い合わせください!
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・紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw
・トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252」
https://www.youtube.com/watch?v=bVYoDobYa9I
・1252 Playbook
「スポーツ×生理の新しい教科書」をコンセプトとした教育コンテンツ、「1252 Playbook(プレイブック)」を2022年3月1日にリリースしました。
(1)女子学生に馴染みがあるInstagramを活用した、(2)楽しく正しいスポーツ×生理の情報を学べる、(3)専門的知見を簡潔に解説するコンテンツ です。
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