JLPGAツアー2023シーズン第34戦『樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント』（賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円）が10月27日、埼玉県飯能市・武蔵丘ゴルフコース（6,650ヤード/パー72）で開幕する。23日は主催者推薦選考会が行われた。48人（プロ19人、アマ29人）が参加し、上位15人（プロ7人、アマ8人）が本戦出場を決めた。

　6アンダー、66を記録したアマチュアの中嶋月葉（作陽学園高等学校1年）がトップ通過、4アンダーの2位タイに香妻琴乃と山路晶が入った。

中嶋 月葉（1位：-6）　※アマチュア
　「今日はショットが右にいくことがあったけど、アプローチとパッティングが良かったので、自己ベストタイの66で回ることができました。これまでステップアップツアーに出場したことはありますが、JLPGAツアーは初めて。通過できてすごく嬉しいです。憧れは申ジエ選手。いつも自分のペースで淡々とプレーされているので、私も同じようにプレーしていきたい。私の武器は飛距離です。ドライバーの飛距離は260ヤードなので、ギャラリーの皆さんに飛ばしてバーディーを獲るプレーを見てもらいたいです。目標は予選通過、最終日までプレーしたい」

山路 晶（2位タイ：-4）
　「米女子ツアーの予選会から移動して、昨日の夜に羽田に着きました。ハードなスケジュールですが、時差ボケもなく今日も元気にプレーできました。悔しい結果となりましたが、一生懸命ゴルフができたので楽しかったです。海外の選手はOB を打っても次、次と気にしていないようで、自分も良いときはそんな感じだったなと思い出しました。今日も連続ボギーがあってもすぐに切り替えて思い切ってプレーできたし、気持ち的に得たものが大きかった。このあとはJLPGA ツアー、ステップアップツアーどちらも出ますが、目標は出場した試合で優勝することです。本戦までに、まずは身体を休めて、優勝できるように精一杯頑張ります」