JCL TEAM UKYO 2024シーズン新体制発表 “本拠地をイタリア・ミラノに移し、世界トップクラスの人材も招へい”
【【JCL】】
自転車は、SDGsの精神を体現するエコでクリーンな乗り物として、世界的にも評価されており、日本国政府も、令和3年5月に「第2次自転車活用推進計画」を閣議決定するなど、「サイクルスポーツの振興等による活力ある健康長寿社会の実現」、「サイクルツーリズムの推進による観光立国の実現」など、自転車を通じた日本国の活性化を大きなテーマとしております。
チーム発足一年目となった今シーズンは、日本国籍のチームとして初めて、ツール・ド・フランスの主催者であるアモリ・スポル・オルガニザシオン(通称:ASO)が主催する「Saudi Tour / サウジツアー」に参戦し、世界トップクラスのチームが勢揃いするなか大きな逃げをつくり、一時バーチャルリーダーとなるなど奮闘しました。同じくASOが主催するUCIプロシリーズ「Tour of Oman / ツアーオブオマーン」にも参戦し、山本・小石選手がUCIポイントを獲得しております。
世界に挑戦するため着実にステップアップし、二年目となる2024シーズンではこの活動を更に加速させて参ります。JCL TEAM UKYOは、三大ツールのひとつであるジロ・デ・イタリア開催地でもあるイタリア・ミラノ近郊レッコに本拠地を構え、ヨーロッパを軸にシーズンを戦います。
ジェネラル・マネージャーとして新たに陣頭指揮を執るのは、今夏ジロ・デ・イタリアにてバーレーン・ヴィクトリアスをチーム総合優勝に導いた監督(Sports Director)の1人である”アルベルト・ボルピ(以下、ボルピ)”です。自身も選手として、ジロ・デ・イタリアでステージ表彰台を経験、ロサンゼルスオリンピック代表に選出されるなど輝かしいキャリアを持っています。更に、三大ツールで勝利をあげた世界的チームであるFASSA BORTOLO、BARLOWORLD、LIQUIGAS DOIMO – LIQUIGAS CANNONDALEなどにおいてリーダーシップを発揮してきた実績ある人物です。
こうした取り組みを通じて、自転車競技の本場であるヨーロッパの文化とより深く関わり、日本に伝承することは当然ながら、JCL TEAM UKYOの運営母体であるジャパンサイクルリーグ(通称、JCL)が主催する、美祢・秋吉台カルスト国際ロードレース(UCI1.2)、競輪場を活用したバンクリーグ、東京丸の内でのナイトレースなど国内の土壌をつくり、日本とヨーロッパの自転車文化の架け橋となる活動に繋げてまいります。
JCL TEAM UKYOは、2023ナショナルチャンピオンに輝いた山本大喜選手(ロードレース)と小石祐馬選手(タイムトライアル)を中心に、岡篤志選手、増田成幸選手、石橋学選手、アール・ネイサン選手のほか、現地有望選手を新たに迎え入れた体制で挑戦いたします。
アルベルト・ボルピ
1984年 ロサンゼルスオリンピック出場
監督としての主な経歴:
2000-2005 FASSA BORTOLO
2006-2009 BARLOWORLD
2010-2014 LIQUIGAS DOIMO – LIQUIGAS CANNONDALE
2016- BAHRAIN VICTORIOUS
山本大喜選手(2023ナショナルチャンピオン、ロードレース)
【【JCL】】
小石祐馬選手コメント(2023ナショナルチャンピオン、タイムトライアル)
【【JCL】】
レッコ(イタリア拠点)
【【JCL】】
拠点の近くでは、UCI 1.1(ワンデイレースのトップ2カテゴリー) Coppa Agostoni - Giro delle Brianze という 1946 年からある歴史あるレースが開催されており、毎年ワールドツアー(トップカテゴリーチーム)が多数参加しています。
Saudi Tour(1/30~2/3)
【【JCL】】
ステージレース(複数日に渡って開催されるレース)において、レース中のタイム差によって暫定総合1位になること
ジャパンサイクルリーグ(通称:JCL)
【【JCL】】
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