【関東大学サッカーリーグ戦】4発快勝で初の4連勝!!3位に浮上し、再び上位争いに食い込む
(10月7日時点)
左からチームの精神的支柱である主将の#13阿部と今季ゲームキャプテンとしてチームを引っ張る#3青木 【日本大学サッカー部】
試合開始から日本大学がボールを保持する展開となる。前半2分、スローインからFW五木田季晋(スポーツ科学部1年/川崎U‐18)が足元で収めてゴールを狙うが相手DFがクリア、CKを獲得。左CKからのボールは相手DFにヘディンングでクリアされるも、MF植木颯(経済学部2年/日大藤沢)がヘディングで跳ね返し、それを拾ったDF青木駿人(法学部4年/日大藤沢)がボールをゴール前に入れる。惜しくも相手DFにヘディングで逸らされるが、こぼれ球に素早く反応したMF平賀禎大(文理学部3年/佐野日大)がゴールへ差し込みキックオフ早々に先制に成功する。
先制点を挙げたMF平賀禎大 【日本大学サッカー部】
前半7分、相手のファウルによりFKを獲得。DF青木からDF小林佑熙(スポーツ科学部4年/横浜FC・Y)、MF橋田尚希(危機管理学部4年/JFAアカデミー)とつなぐと右にサイドチェンジ。MF熊倉弘貴(法学部3年/前橋育英)を起点にDF栗田悠巨(スポーツ科学部4年/川崎U-18)にパス、栗田がゴール前にクロスボールを入れ、最後はMF平賀がシュートを放つも枠外。
今度は国士舘大学がスローインからチャンスを作る。ロングスローからDF青木がヘディングで逸らすもこぼれ球に反応したMF布方選手がミドルシュートを放つもゴールを捉えることはできない。続けて、日本大学は左サイドからFW熊倉弘達(法学部3年/前橋育英)からの縦パスがMF平賀に繋がり、スルーパスを受け取ったMF田中慶汰(経済学部2年/川崎U-18)のシュートは決定機かと思われたが、ゴールとはならず。
決定機を多く演出したMF田中慶汰 【日本大学サッカー部】
その後の流れから日本大学の反撃開始かと思われたが、DF青木と国士舘大学の選手が交錯、DF青木にイエローカードの判定。再びセットプレーを与えてしまう。GK木村が外へ流すも、CKへ。前半24分、右CKからファーサイドへのボール。木村がチャレンジするも触れず。ファーサイドで待ち構えていたDF山田選手に得意のヘディングで合わされ失点。セットプレーから同点を許した。
国士舘大学にワンチャンスをものにされた日本大学。同点のまま前半終了かと思いきや、今シーズンの日本大学は果敢にチャレンジを続ける。すると再び日本大学にチャンスが訪れる。前半37分、相手DFとの競り合いでFW五木田が倒され、FKを獲得。キッカーは前節の法政大学戦で終了間際、値千金のゴールをアシストしたFW熊倉。国士舘大学ゴールに向かった鋭いボールは、直接ゴールに吸い込まれ、日本大学が2-1で勝ち越す。その後は、お互いにチャンスを作れず前半終了、1点リードでHTを迎えた。
後半も最後まで得点を求める姿勢を崩さなかった日本大学
最初にチャンスを作ったのは国士舘大学。後半9分、スローインからDF平松選手が右サイドから仕掛けるが、GK木村がセーブ。会場にどよめきが起こった。後半10分、日本大学はMF平賀が相手DFのこぼれ球に反応、縦パスがMF橋田に繋がり、スルーパスでMF田中、再びMF橋田に繋がるが、チャンスを逃す。続けて後半11分、スローインからFW五木田が頭で逸らし、FW熊倉が足元で収める。ドリブルで相手DFを翻弄し、逆サイドのMF永田にスルーパス。GKとの一対一を冷静に流し込み、ゴール。3-1と国士舘大学を引き離す。
4点目を決めたFW平尾勇人 【日本大学サッカー部】
攻め込まれる展開が続く国士舘大学だが後半36分、左サイドからクロスを上げ、FW本間選手がミドルシュートを放つも枠外。追加点を上げることができず苦しい時間が続く。
このまま試合終了かと思われていた後半37分、日本大学は左サイドからMF丸山、DF小林と繋ぎクロスを上げる。相手DFに阻まれるも、こぼれ球に反応したFW平尾が押し込み4-1。終盤にリードを広げる。
88分、MF植木颯に代わって投入された主将のMF阿部夏己 阿部は今季初出場となった 【日本大学サッカー部】
そして、そのまま失点を許さず、AT3分が経過し試合終了のホイッスル。4-1で初の4連勝とし、勝ち点を積み上げ29点。順位を一つ上げ、3位に浮上した。
次節は10月14日(土)14時からホームの日本大学アスレティックパーク稲城サッカー場にて第17節、明治大学戦が行われる。U‐22日本代表北米遠征に選出されたGK木村は不在であるが、インカレ出場枠を獲得するためにも、5連勝としたい。ホーム試合も残り3節。是非とも日本大学サッカー部の熱い戦いを会場で観戦していただきたい。
選手のコメント
どのような想いで試合に入ったか
勝つことだけを意識して試合に入りました。相手のストロングポイントも分かっていましたし、切り替え、球際の部分では絶対に負けないように良い状態を作りながら試合に入ることができました。
結果を振り返って
結果だけを見れば4対1。今までの積み上げが表現できたかなと思います。ですが、ポゼッションの部分や個の部分で課題が出たのでしっかり修正していかないといけない。
次節に向けて
次節は、リーグ優勝を狙っている私たちにとって負けられない一戦。チームが一つとなって挑みたいと思う。次節は、GKの木村もいないため、木村には勝利して良い報告を出来るようにしたい。
文責:髙森望(生物資源科学部2年/横浜隼人)
画像:日本大学サッカー部 広報班
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