【JMCシリーズ】北海道マラソン2023 展望~国内唯一、夏のフルマラソン。東京世界選手権への代表権争いは始まっている~
【アフロスポーツ】
ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズⅢならびにⅣ対象期間となる第3期(23年4月~24年3月)2戦目の『北海道マラソン2023』が8月27日、東京2020オリンピックで世界のトップアスリートが競ったコースを一部採用した、札幌市内の日本陸連公認コースで開催される。
同シリーズは、選手強化や日本のマラソン全体の活性化につなげる新たな仕組みとして創設されたもので、それぞれのシリーズでチャンピオンになると、日本代表に内定するなど、世界への扉を開くチャンピオンシップとなっている。
シリーズⅡは男子が其田健也(JR東日本)、女子は松田瑞生(ダイハツ)がチャンピオンとなり、現在開催中のブダペスト世界選手権のマラソン日本代表を決めた。
22年4月から始まったシリーズⅢは、24年3月までが対象期間。シリーズⅣは、23年4月から25年3月までが対象期間となっており、シリーズⅣチャンピオン(第108回日本選手権者)は、25年9月開催予定の東京世界選手権マラソン日本代表に内定することとなっている。
同シリーズは、選手強化や日本のマラソン全体の活性化につなげる新たな仕組みとして創設されたもので、それぞれのシリーズでチャンピオンになると、日本代表に内定するなど、世界への扉を開くチャンピオンシップとなっている。
シリーズⅡは男子が其田健也(JR東日本)、女子は松田瑞生(ダイハツ)がチャンピオンとなり、現在開催中のブダペスト世界選手権のマラソン日本代表を決めた。
22年4月から始まったシリーズⅢは、24年3月までが対象期間。シリーズⅣは、23年4月から25年3月までが対象期間となっており、シリーズⅣチャンピオン(第108回日本選手権者)は、25年9月開催予定の東京世界選手権マラソン日本代表に内定することとなっている。
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つまり、今夏のブダペスト世界選手権で代表を逃した選手たちは、すでに次の世界選手権へ向けて準備を進めているのだ。北海道マラソン2023は、25年の東京世界選手権へと繋がっている。
◆足羽、細谷らサブテンランナーがエントリー
今年の北海道マラソン2023は、JMCシリーズの「グレード3(G3)」に指定され、男子は2時間15分以内で優勝すると20ポイント、2位は10ポイント、3位が5ポイントと順位ポイントが加算されることになる。
女子は2時間36分以内で優勝すると10ポイント、2位が5ポイント、3位は3ポイントが順位ポイントとなる。
GS、G1レースに比べると、高ポイントの獲得は難しいが、国内で唯一、夏に行われるフルマラソン大会であるため、経験値として重視している選手も多いだろう。
今大会の男子招待選手には、自己ベスト2時間7分54秒の足羽純実(Honda)や、同2時間9分18秒の細谷翔馬(ロジスティード)、前回大会で優勝したルカ・ムセンビ(チームニトロ)らがエントリーした。
足羽は21年びわ湖毎日マラソンで自己ベストをマークし、昨年の東京マラソンでも2時間9分41秒とサブテン。法政大4年時には箱根駅伝で2区を走り、同校4年ぶりシード権獲得となる総合8位に貢献した。フルマラソンは6回目。
細谷は帝京大を卒業して社会人2年目。帝京大4年時の箱根駅伝では、2年連続5区区間賞を獲得し、同校最高順位となる往路2位でフィニッシュした。同年3月の東京マラソンでは、初マラソンながら2時間9分18秒と学生歴代3位に入る好記録でフィニッシュ。今回は4回目のフルマラソンとなる。
ほかに、21年びわ湖毎日マラソンで2時間10分11秒をマークした鈴木洋平(愛三工業)、同大会で2時間10分33秒の小森稜太(NTN)、今年3月の東京マラソン2023で自己ベストの2時間11分24秒をマークした熊橋弘将(山陽特殊製鋼)らが招待選手として出場予定となっている。
また、立教大男子駅伝監督の上野裕一郎(セントポール)も一般参加でエントリーしており、同大から今年の箱根駅伝で9区を走った中山凛斗(4年)が初マラソンに挑む。
女子は2時間36分以内で優勝すると10ポイント、2位が5ポイント、3位は3ポイントが順位ポイントとなる。
GS、G1レースに比べると、高ポイントの獲得は難しいが、国内で唯一、夏に行われるフルマラソン大会であるため、経験値として重視している選手も多いだろう。
今大会の男子招待選手には、自己ベスト2時間7分54秒の足羽純実(Honda)や、同2時間9分18秒の細谷翔馬(ロジスティード)、前回大会で優勝したルカ・ムセンビ(チームニトロ)らがエントリーした。
足羽は21年びわ湖毎日マラソンで自己ベストをマークし、昨年の東京マラソンでも2時間9分41秒とサブテン。法政大4年時には箱根駅伝で2区を走り、同校4年ぶりシード権獲得となる総合8位に貢献した。フルマラソンは6回目。
細谷は帝京大を卒業して社会人2年目。帝京大4年時の箱根駅伝では、2年連続5区区間賞を獲得し、同校最高順位となる往路2位でフィニッシュした。同年3月の東京マラソンでは、初マラソンながら2時間9分18秒と学生歴代3位に入る好記録でフィニッシュ。今回は4回目のフルマラソンとなる。
ほかに、21年びわ湖毎日マラソンで2時間10分11秒をマークした鈴木洋平(愛三工業)、同大会で2時間10分33秒の小森稜太(NTN)、今年3月の東京マラソン2023で自己ベストの2時間11分24秒をマークした熊橋弘将(山陽特殊製鋼)らが招待選手として出場予定となっている。
また、立教大男子駅伝監督の上野裕一郎(セントポール)も一般参加でエントリーしており、同大から今年の箱根駅伝で9区を走った中山凛斗(4年)が初マラソンに挑む。
◆女子は前回覇者の山口のほか、清田、池満ら実績ある選手がそろう
女子招待選手は、前回優勝の山口遥(AC・KITA)や同2位の青木奈波(岩谷産業)、自己ベスト2時間23分47秒の清田真央(スズキ)、19年ドーハ世界選手権マラソン代表の池満綾乃(鹿児島銀行)ら実績ある選手がエントリーした。
山口は24年パリ五輪代表選考レースとなるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権も獲得しており、10月にそのレースを控える。3月の徳島マラソン2023では2時間39分38秒で2位となり、北海道マラソンの出場は3回目となる。
また、前回大会2位の青木は、今年2月の大阪マラソン2023で自己ベストの2時間30分01秒をマーク。フルマラソンは4回目となり、2時間30分切りを目指す。
17年ロンドン世界選手権でマラソン日本代表の清田は、今年3月の名古屋ウィメンズマラソン2023で2時間29分20秒と5年ぶりに2時間30分を切った。25年東京世界選手権での日本代表を狙う。
一方、池満は19年ドーハ世界選手権の代表で、2時間26分07秒が自己ベスト。今年3月の名古屋ウィメンズマラソン2023は2時間33分29秒だった。
JMCシリーズ第3期の2戦目となる北海道マラソン2023は、8月27日(日)8時30分スタート。札幌市内の大通西4丁目を出発し、新川通で折り返して北海道大学構内を経由、大通西4丁目でフィニッシュする42.195kmのコースで行われる。
山口は24年パリ五輪代表選考レースとなるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権も獲得しており、10月にそのレースを控える。3月の徳島マラソン2023では2時間39分38秒で2位となり、北海道マラソンの出場は3回目となる。
また、前回大会2位の青木は、今年2月の大阪マラソン2023で自己ベストの2時間30分01秒をマーク。フルマラソンは4回目となり、2時間30分切りを目指す。
17年ロンドン世界選手権でマラソン日本代表の清田は、今年3月の名古屋ウィメンズマラソン2023で2時間29分20秒と5年ぶりに2時間30分を切った。25年東京世界選手権での日本代表を狙う。
一方、池満は19年ドーハ世界選手権の代表で、2時間26分07秒が自己ベスト。今年3月の名古屋ウィメンズマラソン2023は2時間33分29秒だった。
JMCシリーズ第3期の2戦目となる北海道マラソン2023は、8月27日(日)8時30分スタート。札幌市内の大通西4丁目を出発し、新川通で折り返して北海道大学構内を経由、大通西4丁目でフィニッシュする42.195kmのコースで行われる。
~オンエア情報~
【TV放送予定】
北海道文化放送にて生中継
8:25~11:15(北海道内向け放送)
8:28~11:15(BSフジにて全国同時放送)
【ライブ配信予定】
北海道文化放送特設サイト
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北海道文化放送にて生中継
8:25~11:15(北海道内向け放送)
8:28~11:15(BSフジにて全国同時放送)
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