【1252プロジェクト】Japan Sports Weekに出展レポート!大山加奈さんとセミナーを実施しました!

チーム・協会

【セミナーの様子】

 こんにちは!スポーツを止めるな広報です。

 2023年6月28日~30日に、東京ビッグサイトで行われたスポーツのイベント「Japan Sports Week2023」に出展しました。

「生理×スポーツ」をテーマに、大山加奈さんとトークセッション

 「Japan Sports Week 2023」は、スポーツチーム・アスリート向けの総合5つの専門展で構成された総合展示会です。
 「スポーツビジネス産業展」、「トレーニング&コンディショニングEXPO」、「スポーツテックEXPO」、「スポーツ施設EXPO」、「スポーツツーリズムEXPO」の5つの分野の出展があり、今回1252プロジェクトでは、「スポーツフェムテックフェア」のブースに出展しました。 3日間の来場者数は9,279人と、非常に活気があるイベントとなりました。

【ブースの様子】

 またイベント初日には、同会場内のセミナー会場において「トップアスリートとする生理×スポーツの話」をテーマに、元バレーボール女子日本代表/スポーツを止めるな賛同アスリートの大山加奈さん、筑波大学非常勤研究員の安部美恵子さん、1252プロジェクト共同代表の最上と対談形式でのSpecial Liveセッションを行いました。
社団の1252プロジェクトの紹介や、大山加奈さんに現役時代の生理×スポーツのお話、そして不妊治療のご経験を交えたお話を伺いました。

【トークセッションの様子】

 また、今年6月内閣府男女共同参画局が、女性活躍・男女共同参画の取り組みを加速するために、新たに「女性版骨太の方針2023」を打ち出しましたが、その中で女性アスリートの支援として「女性アスリートが、健康かつ安心して競技スポーツを継続できる環境を整備することは重要である」と明記されています。このような政府の方針や機運の高まりを追い風に、今よりももっと女性アスリートの支援の輪が広がっていくと考えられます。

【左から安部美恵子さん、大山加奈さん】

 女性アスリート支援が拡がる中でも、運動部所属女子学生への実態調査(1252プロジェクトによる2021年実施のアンケート)の調査結果として、約7割の女子学生が生理が運動パフォーマンスへの影響があると回答するも、大半はその対策をせず、さらに専門的な相談相手がいない状況と回答しています。トークセッションでは、周囲の大人や保護者、指導者の方と一緒に女子アスリートに寄り添いながら、正しい知識をつけていくこと、また専門家と連携し女性アスリートの一生の健康についてみんなで考え、向き合っていきたいと伝えました。

【左から、大山加奈さん、共同代表の最上、安部美恵子さん】

・1252プロジェクト
1252プロジェクトは、一年52週のうち12週間が生理であることからネーミングされています。それに伴う体調の変化は、多くの女性学生アスリートにとって避けては通れない問題ですが、相談できる場や正しい知識を持つ機会が少ないことが現状です。プロジェクトリーダーの元競泳日本代表の伊藤華英を中心に、様々なアスリートの皆様、医療・教育の専門家の知見を持って情報発信を行っています。
活動に興味がある方、授業希望がある学校・団体さまは1252@spo-tome.comまでお問い合わせください。
■1252プロジェクトの公式HPはこちら
https://spo-tome.com/1252-top/

■1252プロジェクト紹介映像はこちら  
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

■トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252」はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=bVYoDobYa9I

■Instagramで学べる生理×スポーツの教科書「1252 Playbook」はこちら↓
1252project公式Instagramアカウントより、随時発信しております。ぜひご覧ください。
【アクセス方法】
Instagram(@1252project)
https://spo-tome.com/1252-top/

【日本財団】

本イベントへの出展は日本財団の助成金を活用して実施しました。
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著者プロフィール

コロナを機に、競技を止めてしまう学生アスリートを一人でも食い止め、スポーツを通じて“未来”を創りたいと考えております。 デジタルを手段にして彼らが競技継続できるように進路支援やモチベーション向上支援を行い、また、その活動を通じて公平で透明な環境を整備致します。 「スポーツをやってきて良かった」という実感や「これからもスポーツを頑張っていきたい」という張り合いを創り、Nextステージで輝く自立した人財育成を目指します。

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