セビージャ、2023年6月28日

レアル・ベティスはワカタケグループとの協力による育成プログラムを更新・延長し、日本のサッカーコミュニティーにおける存在感を引き続き強化していきます。

24人の日本人サッカー選手が参加する「インサイド・レアル・ベティス」プログラムや京都キャンパス開設など、過去2シーズンの様々な展開を経て、レアル・ベティスとワカタケグループは新たな協力関係の合意を交わしました。これにより、2023-2024シーズン中にもクラブの方法論に沿ってカンテラにおける育成プログラム及び集中トレーニングプログラムを実施することになります。

ワカタケグループとの今回の合意における新たな活動の一環として、今年8月に日本の茨城と千葉において2回のレアル・ベティス・キャンプを開催します。これにより、ベティス・ブランドは日本のサッカーコミュニティー内で成長を続けていきます。これらのキャンプは当クラブの技術を活用して実施され、そこで選抜された2人のベストプレーヤーにはその後もインサイド・レアル・ベティスの個人育成プログラムを継続していただけます。

レアル・ベティス・キャンプ・ジャパンは集中的プログラムの第一歩となります。プログラムではハイレベルな日本人選手の受け入れを継続し、ベティスのカンテラチームにおいて3ヶ月間の集中トレーニングに参加いただきます。

これに加えてレアル・ベティスには、昨シーズンを当クラブで過ごした日本人のフジワラ・カツミ選手が引き続き在籍します。2023-24シーズンもクラブのカンテラでトレーニングを続けることになります。

また、過去のシーズンと同様に、クラブは6人の選手たちを受け入れます。彼らはレアル・ベティスの方法論によって育成され、クラブ施設でトレーニングを行い、ベティス・スクール、レアル・ベティス・アカデミーの各チーム、及びベティスと提携関係にある他クラブとトレーニングの枠組を共有します。

「ワカタケファミリーを通じて、新たなシーズンもレアル・ベティスとの育成合意を延長できることを嬉しく思います。この合意によって、より多くの若い日本人選手たちをレアル・ベティス・バロンピエの方法論によって育成することが可能となります。ワカタケとクラブが共同して日本及びスペインで今シーズン展開する育成プロジェクトによって、選手たちはベティスでの経験にさらに近づくことができます。レアル・ベティス・バロンピエが私たちのサッカープロジェクトに信頼を置いてくれていることに感謝いたします」とワカタケグループの稲若健志CEOはコメントしている。

「本プロジェクトの展開を通して、レアル・ベティスはアジア市場において確かな位置を占めることになります。これはクラブが国際的に成長していく上での目標のひとつです。3シーズン続けて、ワカタケグループとの協力によりこれを実現していくことになります。私たちは成長を続け、日本の才能ある選手たちを知り、ベティスのブランドをアジアへ拡大していきます。スペイン国外の選手たちとファンのことを心から誇らしく思っており、より深いサッカーの理解を彼らにもたらすことができればと願っています」とレアル・ベティスのラモン・アラルコンCEOは述べた。

クラブはすでに日本語ソーシャルメディアを展開し、アジアのファンに向けて情熱と関心を広げている。アジアに新たなレアル・ベティス・アカデミー拠点を開設すること、アジア市場に「フォーエバー・グリーン」を拡大することにも取り組んでいる。

レアル・ベティス・アカデミーはレアル・ベティス・バロンピエのサッカーコミュニティーを国内外に展開するプログラムであり、サッカーを体験することに価値を持たせつつハイレベルなトレーニングを楽しみたい世界中の少年少女に継続的な形でクラブの方法論を伝えることを目的としている。すでにアメリカ、メキシコ、エジプト、イラク、アルジェリア、ジンバブエ、エルサルバドル、ベネズエラ、ジョージアに31以上の拠点を持ち、三千人以上のプレーヤーたちがベティス・アカデミーに参加している。

開催日時
茨城：8月21-22日
千葉：8月24-25日