“種目決め”に“チーム編成”、そして各種目の“ルール設定”。選手たちの“激論”企画会議から始まった「アントラーズ大運動会」は2022年秋だから実現する一大イベントに。
【©KASHIMA ANTLERS】
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企画会議では安西・三竿・土居・鈴木が激論
イベントは、9月1日から募集が始まったクラウドファンディングプロジェクトのリターン(返礼品)として企画。コロナ禍で減少したファン・サポーターとの新たな交流機会を設けようと、支援者参加型の運動会実施が決まった。今年8月、企画を進めるにあたり、安西幸輝、三竿健斗、土居聖真、鈴木優磨(背番号順)の4選手と、中田浩二C.R.Oが鹿島アントラーズクラブハウスの一室に集い“企画会議”を行った。そこで話し合われたのは、運動会の“種目決め”と“チーム編成”だ。
まず、運動会の“種目決め”。鈴木が望んだボクシングと相撲は却下されたものの、「たくさんの参加者が楽しめて、なおかつ選手と交流できる種目」(中田C.R.O)という観点から玉入れ、借り物競走、大縄跳び、大玉送り、障害物競走、綱引きの6種目が選ばれた。
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アントラーズの選手たちも「大運動会」開催を心待ちに
例年は12月までリーグ戦などが行われているが、今年は11月からFIFAワールドカップ カタール大会が開催されることもあり、11月5日(土)に最終節を迎える(鹿島アントラーズはカシマスタジアムでガンバ大阪と対戦)。そのため、リーグ閉幕後の11月20日に、鹿島アントラーズの選手たちとも交流できるアントラーズ大運動会の開催がカシマスタジアムで実現する。
運動会といえば、日本人ならば誰しもが幼少期の思い出として記憶に深く刻まれる秋の一大イベントだろう。中田C.R.Oが「選手たちからも“どんな感じになるだろう?”“面白そう!”という声が多かった。彼らも前向きにとらえている感触がある」と明かすように、日々、フットボールと向き合う選手たちもアントラーズ大運動会が行われる11月20日を心待ちにしている。それは韓国籍のクォンスンテ、キムミンテも同様だ。中田C.R.O自ら座談会を企画して、韓国人選手の視点で運動会の思い出や当日に向けた思いを語り合った。
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「鹿島アントラーズのクラウドファンディングプロジェクトに多くのご支援をいただき、ありがとうございます。普段、あまり運動をしない人はケガをしないように……。よく言う、“運動会で張り切りすぎてケガをするお父さん”パターンにならないように(苦笑)。しっかり準備をしてアントラーズ大運動会を満喫してもらえればと思います」
秋空の下、カシマスタジアムのピッチには笑顔があふれ、参加者一人ひとりの歓声が響き渡る――。そんな光景の広がりを実現できるように、鹿島アントラーズの選手、クラブスタッフ、そして中田C.R.Oはのアントラーズ大運動会に向けて、準備を進めていく。
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