エレン・ロバーツ(大垣ミナモ)延長8回1安打完封勝利をあげる!

チーム・協会

【大垣ミナモ】

JD.リーグ第8節高知ラウンド2日目が春野運動公園野球場で開催された。

前日の試合で先制点をあげながら地元伊予銀行(愛媛)に敗戦した大垣ミナモは、日本精工(滋賀)と対戦した。

大垣ミナモの先発投手は、前日に続きエレン・ロバーツが登板した。
前日の伊予銀行戦は2回を投げ5四死球で2失点だったエレン・ロバーツとしては雪辱を期しての先発であった。

起用した望月孝雄監督は、エレン・ロバーツに試合前に、「集中力を持って投げれば、必ず勝てる。昨日の借りを返してこい!」と檄(げき)を込めた。

力投するエレン・ロバーツ投手(春野運動公園野球場) 【大垣ミナモソフトボールクラブ】

試合は投手戦となり、7回を終了して両チームに得点がなく延長タイブレークに突入した。

先攻の大垣ミナモは、延長8回タイブレークルールによる無死二塁の場面で、先頭打者が確実に犠打で2塁ランナーを3塁に進めた。
その後、1死1塁・3塁からセカンドゴロの間に3塁走者が本塁へ突入して1点を先取した。

その裏の日本精工の攻撃を無得点に抑え、大垣ミナモが今季6勝目(9敗)をあげた。
エレン・ロバーツは今季3勝目を見事な完封勝利で飾った。

延長8回1点を先取して喜ぶ大垣ミナモの選手たち 【大垣ミナモソフトボールクラブ】

エレン・ロバーツは、昨夏に開催された東京オリンピック女子ソフトボール競技にオーストラリア代表として出場した経験をも持つ。
大垣ミナモには、2018年シーズンから在籍し活躍している。日本での経験も5シーズン目を迎えている。

性格も明るく、チームに溶け込んでいいる。日本語も日常会話には支障のないレベルにまで上達している。
チームメイトとの会話も日本語で十分に意思疎通できている。

いつも陽気な笑顔を見せるエレン・ロバーツ選手 【大垣ミナモソフトボールクラブ】

大垣ミナモは、15試合を戦い終えての通算成績を6勝9敗としている。

シーズン前に望月孝雄監督が掲げたシーズン15勝の目標を達成するには、エレン・ロバーツの働きがカギを握る。
ちなみにここまでの6勝の内訳は、エレン・ロバーツが3勝、シエラ・ハイランド(2020東京五輪メキシコ代表)・浅井茉琳・中山日菜子の3人が1勝ずつである。

夏の中断期まで、残り6試合となった。
この6試合を最低でも勝ち越すことが重要となってくる。

大垣ミナモの今後の戦いに注目していきたい。
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著者プロフィール

チーム創立:2010年2月1日(12年目) 所在地:岐阜県大垣市小野4-35-10 理念:「地域に愛され、みんなも元気」 2012年に岐阜県で開催された国民体育大会を契機に創立されたクラブチーム。 岐阜県大垣市の企業11社が共同で運営するクラブチーム。JDリーグでは、唯一の存在である。地域の活性化に貢献できるチームとして活動中である。 強豪チームひしめく東地区に所属するが、全員総力で戦い大垣ミナモ旋風を巻き起こしたい。

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