早大スキー部OB・渡部暁斗、北京は複合LH「銅」 五輪3大会連続メダルの偉業

チーム・協会

【ノルディックスキーの複合男子個人ラージヒルで銅メダルを獲得し、セレモニーで喜ぶ渡部暁斗選手(共同通信)】

北京オリンピック2022 2022.02.15

2月15日に行われた北京オリンピック冬季大会ノルディック複合個人ラージヒルにおいて、2014年ソチ大会、18年平昌大会個人ノーマルヒル銀メダリストで校友の渡部暁斗選手(スキー部OB・2011年スポーツ科学部卒業)が銅メダルを獲得しました。

ノルディックスキーの複合男子個人ラージヒルで銅メダルを獲得した渡部暁選手の前半飛躍(右)と後半距離 【共同通信】

前半飛躍(ヒルサイズ=HS140メートル)で135メートルを飛び5位で発進。後半距離(10キロ)ではラスト1周で集団から早めにスパートをかけ、最後はノルウェー2選手との直線勝負となり、金メダルのグローバク(ノルウェー)までわずか0・6秒及ばなかったものの、見事銅メダルを獲得しました。ノルディック複合での五輪3大会連続メダル獲得は史上初の快挙です。

渡部暁斗選手は17日に行われる複合団体で早稲田大学校友・在学生により構成されたメンバーとともに悲願の金メダルを目指します。

田中総長からの祝辞

渡部暁斗選手の北京オリンピック冬季大会での銅メダルの獲得を心よりお祝い申し上げます。
今回のメダル獲得で2014年のソチ大会、2018年の平昌大会につづく3大会連続となるメダル獲得の偉業を達成されました。

新型コロナウィルスの影響を受けながらモチベーションやコンディションを保ちつつ、ひたむきな努力を続けてきた渡部暁斗選手の見事な快挙を、大変嬉しく思います。

また、今大会では日本代表選手団の旗手を務められ、世界の舞台で、実力を最大限発揮し、見事銅メダルを獲得された渡部暁斗選手の姿は、本学学生や校友、教職員にとって大きな希望となったことと思います。
今後のますますのご活躍を期待しています。

早稲田大学総長 田中愛治

出場選手・競技結果

▽ノルディックスキー複合個人ラージヒル

3位:渡部暁斗選手(2011年スポーツ科学部卒)
前半飛躍5位(135.0メートル・126.4点・+0:54差) 後半距離(27:13.9)※首位とのタイム差+0.6

12位:山本涼太選手(2020年スポーツ科学部卒)
前半飛躍2位(140.0メートル・128.7点・+0:44差) 後半距離(28:28.1)

25位:渡部善斗選手(2014年スポーツ科学部卒)
前半飛躍27位(118.0メートル・94.4点・+3:02差) 後半距離(30:10.7)

31位:永井秀昭選手(2006年人間科学部卒)
前半飛躍32位(117.0メートル・83.7点・+3:44差) 後半距離(31:12.9)
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著者プロフィール

「エンジの誇りよ、加速しろ。」 1897年の「早稲田大学体育部」発足から2022年で125年。スポーツを好み、運動を奨励した創設者・大隈重信が唱えた「人生125歳説」にちなみ、早稲田大学は次の125年を「早稲田スポーツ新世紀」として位置づけ、BEYOND125プロジェクトをスタートさせました。 ステークホルダーの喜び(バリュー)を最大化するため、学内外の一体感を醸成し、「早稲田スポーツ」の基盤を強化して、大学スポーツの新たなモデルを作っていきます。

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