【Rd.8 富士】GT300は60号車SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTの吉本大樹・河野駿佑が制する/2021 AUTOBACS SUPER GT Round8 FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE
【BINGO MEDIA】
※文中の周回数はGT500クラスのものです。
※文中での登場が2回目以降のマシンについてはカーNo表記となっています。
スタート時のコースコンディションは気温13度、路面温度22度であった。スタートはクリーンスタートで、オープニングラップで上位陣のオーダーは変わらなかったが、2周目の最終コーナーでNo60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTとNo52 埼玉トヨペットGB GR Supra GTのポジションが入れ替わり、No60が2位へ浮上。上位3台は後続を引き離す展開となったが、2位争いが白熱したためトップを走るポールスタートのNo61 SUBARU BRZ R&D SPORTがさらに引き離す展開となった。
8周目にNo87グランシード ランボルギーニ GT3とNo7Studie PLUS BMWがダンロップコーナークラッシュ。これにより車両回収が必要となったためSCが導入される。トップ陣のマージンが無くなってしまった。
SC中にピットレーンがオープンとなり、ダメージ修復のためNo87がピットイン。No5 マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号はマシントラブルからか、ガレージにマシンを入れてしまった。
13周目SCが解除。リスタート後上位陣に大きな順位変動はなかった。上位陣で最も早いピット作業を行ったのは20周目にピットインしたNo65 LEON PYRAMID AMG、翌周に3番手を走行するNo52 埼玉トヨペットGB GR Supra GTがピットイン。
25周目No60がNo61をオーバーテイクし、トップへ浮上。
30周目トップを走るNo61がピットイン。
上位陣各車ピットインを終えた段階で、ピットイン作業を終えたマシンでの順位は以下の通り。
トップ:No52
2位:No60
3位:No65
4位:No4 グッドスマイル 初音ミク AMG
5位:No88 JLOC ランボルギーニ GT3
6位:No61
事実上の4位争いが3台ワンパックとなって展開されるが、そこにじわじわとランキング3位のNo55 ARTA NSX GT3とランキング2位のNo56リアライズ日産自動車大学校 GT-Rが接近。ランキングトップNo61にとってはあまり歓迎できない展開となる。
49周目に落下物回収のためFCYが導入される。あまり時間をおかずにFCYは解除された。ここでNo61にNo55が急接近。5位争いがNo4、No61、No55がバトルを展開。
51周目TGRコーナーでNo55とGT500クラスポイントリーダーのNo1が接触。これでNo55は戦線離脱してしまう。
56周目の最終パナソニックコーナー、トップを走るNo52がタイヤバーストによりスピン。これによりNo60がトップへ浮上。No52はピットへマシンを運ぶ。
残り8周、3位を走行していたNo88がスローダウン。表彰台争いから戦線離脱
残り3周で3位争いが接近。No4、ランキングトップNo61、ランキング2位No56のオーダー。残り2周のアドバンコーナーでNo61が3位へポジションアップ。
最終的にNo60が優勝をし、富士でシーズン2勝を遂げた。2位にはNo65が入り、3位はNo61が獲得し、シリーズタイトルを獲得した。
シリーズチャンピオンの61号車SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人・山内英輝 【BINGO MEDIA】
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