【Rd.5 SUGO】GT300クラス優勝は61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人/山内英輝

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【BINGO MEDIA】

9月12日(日)「2021 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUGO GT 300km RACE」の決勝レースが行われた。GT300クラスで約2年ぶりのSUGOラウンドを制したのはNo61 SUBARU BRZ R&D SPORTで、ポールトゥウィンの完全勝利であった。

※文中の周回数はGT500クラスのものです。
※文中での登場が2回目以降のマシンについてはカーNo表記となっています。


オープニングラップ、上位陣で順位を上げたのはNo55 ARTA NSX GT3。5位から4位へとポジションアップ。勢いそのままに4周目の1コーナーで3位へ浮上。トップを走るNo61 SUBARU BRZ R&D SPORTはペースを上げ、後続を引き離しにかかる。

2位表彰台を獲得した55号車ARTA NSX GT3 【BINGO MEDIA】

5周目あたりから、No8とNo18 UPGARAGE NSX GT3の2台のNSXが2位争いを展開。このバトルは23周目までもつれ込み、23週目1コーナーでようやくNo55がオーバーテイクし決着した。

28周目という早めのピットインをしたのはNo4 グッドスマイル 初音ミク AMG。ここから続々とGT300で早めのピット戦略をするチームがピットイン。

トップを走行していたNo61は40周目にピットイン。

47周目、最終コーナーでGT500クラスのNo19 WedsSport ADVAN GR Supraに車両火災が発生。これによりSCとなりピットロードがクローズとなったため、ファーストスティントを長めに予定していたマシンにとってはプランが崩れてしまう展開に。この段階でピットインをまだ行っていないマシンはNo52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT、No30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT、No65 LEON PYRAMID AMG、No50 Arnage AMG GT3の4台。

ピットインを済ませたマシンの中での順位オーダーはNo61、No55、No4というオーダー。

55周目SCが解除。

59周目、3位を走行していたNo4がタイヤバーストによりスローダウン。なんとかピットに戻り、レースには復帰するが掴みかけていた表彰台の可能性が消えてしまう。

63周目、GT500クラスのNo14 ENEOS X PRIME GR Supraがマシントラブルからマシンをホームストレートにストップさせてしまう。これによりFCY宣言となった。

65周目宣言解除

67周目、3位を走行していたNo60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTが2コーナーでスピン。表彰台圏内から外れてしまう。これにより3位につけたのはNo56 リアライズ日産自動車大学校 GT-R。

重いウェイトを積みながら3位に食い込んだ56号車リアライズ日産自動車大学校 GT-R 【BINGO MEDIA】

65周目あたりからポイントランキングトップのNo244 たかのこの湯 GR Supra GTとNo34 Yogibo NSX GT3が7位争いのバトルを展開。重たいサクセスウエイト積んで不利な三宅 淳詞選手が粘りのドライブを見せるが、ハイポイントコーナで先行を許してしまう結果となった。

最終的にチェッカーフラッグを最初に受けたのはNo61 SUBARU BRZ R&D SPORT、2番手No55 ARTA NSX GT3、3番手No56 リアライズ日産自動車大学校 GT-Rとなった。
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