今年も無敗の女王誕生なるか? オークスを分析する
【2020/5/24 東京11R 優駿牝馬(G1) 1着 4番 デアリングタクト】
人気・単勝オッズ別成績
■表1 【人気・単勝オッズ別成績】
前走レース別成績(該当馬10頭以上)
■表2 【前走レース別成績(該当馬10頭以上)】
前走桜花賞からの好走馬
■表3 【前走桜花賞からの好走馬】
前走桜花賞組の桜花賞人気・着順別成績
■表4 【前走桜花賞組の桜花賞人気・着順別成績】
前走フローラSからの好走馬
■表5 【前走フローラSからの好走馬】
その他のレースからの好走馬
■表6 【その他のレースからの好走馬】
この「前走オープン特別1着馬」の成績を調べると、前走4番人気以下は【0.0.0.4】、そして前走2コーナーを4番手以内で通過した馬は【0.0.0.6】とともに好走がなかった。逆に、前走3番人気以内かつ2コーナー5番手以下なら【3.1.1.6】で複勝率45.5%、単複の回収率は436%、312%となる。
【結論】
もしソダシを下す馬がいるとすれば、好走確率が非常に高い忘れな草賞組(表2)のステラリアだろうか。2番人気だった同レースを道中6〜7番手から差し切っており、表6の好走条件にピタリと当てはまる。
一方、今年のフローラS組(表5)には「同レース3着以内+2走前連対」を満たす馬が不在。そこでこの組からは、2016年3着のビッシュと同じく3走前〜2走前に連勝しているパープルレディーに一発の期待をかける手もありそうだ。その他では桜花賞3着のファインルージュ(表4)や、フローラS3着で2走前が重賞3着のユーバーレーベン(表6)も相手候補に加えておきたい。
文:浅田知広(あさだ ともひろ)
1970年12月、埼玉県生まれ。立命館大学文学部中退後、夕刊紙レース部のアルバイト、競馬データベース会社を経て、現在はフリー。パソコンが広く普及する以前から、パソコン通信でデータ手入力方式の競馬予想ソフトを公開するなど、競馬のみならずPCやネットワークにも精通。その知識を活かし、Webや雑誌で競馬ライターとして活躍するかたわら、ネットワークの専門誌にも連載を持つ。
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