“リアル”プロ野球の王者がついに優勝! 福岡ソフトバンクがeBASEBALLで初の日本一
【©NPB ©Konami Digital Entertainment】
福岡ソフトバンクはeクライマックスシリーズで逆転満塁ホームランを放つなど、MVPに輝く活躍を見せたキャプテン・加賀谷颯太選手が体調不良のため欠場。まさかの非常事態となったが、ここは前シリーズでキャプテンに救われたチームメイトが恩返しと言わんばかりの試合を見せた。
キャプテン不在でも強かった。福岡ソフトバンクが初のe日本一に
これで流れをつかんだ福岡ソフトバンクは2戦目、1番手・原選手が1点を先制する。2番手・平山選手は4回裏、横浜DeNAの辻晴選手から3点を失い逆転されるも、5回表に栗原陵矢選手とグラシアル選手の2ランで再逆転。3番手を託された大上選手は8回表にバレンティン選手の2ランでリードを盤石のものとし、7対3で連勝を飾った。これにより、福岡ソフトバンクの日本一が決定。3年目のシーズンで、“リアル”プロ野球の王者がついに初の栄冠を手にした。
平山大輝選手と加賀谷選手のユニフォーム 【©Nippon Professional Baseball ©Konami Digital Entertainment】
悲願の日本一。福岡ソフトバンクホークス代表選手たちの言葉
原選手「今日になって加賀谷キャプテンが体調不良で欠場となってしまいましたが、自分たちがメイクドラマをして恩返しをするんだと強い気持ちで臨みました。4人で勝ち取った勝利だと思います。試合では点を取れられてしまいましたが、キャプテンが乗り移っているんじゃないかと思うほど点が取れて良かったです」
平山選手は昨季から福岡ソフトバンクで加賀谷選手とともにプレー。初戦は3番手で試合を締めると、2戦目は逆転されながらも再逆転する気持ちの強さを見せ、キャプテン不在のチームをけん引した。
平山選手「福岡ソフトバンク代表として3年目の加賀谷キャプテンに恩返しするんだと、メンバー全員が堂々とプレイ出来ていて良かったです。(DeNA・辻選手とのマッチアップは)今年のルーキーで一番強い選手だったので絶対に負けたくないという気持ちでした。自分はピッチングが売りなんですけど、点を取られた時ほど打って返すんだという誰にも負けない気持ちで上回れたと思います」
埼玉西武から移籍した大上選手は、初戦にビッグイニングを作る活躍を見せると、2戦目はプレッシャーのかかる3番手で2戦連続のホームランを放ち、試合を決定付けた。この活躍で大上選手が最優秀選手を獲得。eBASEBALLの歴史に、その名前を刻んだ。
大上選手「まだ(優勝した)実感がわいていませんが、これからわいてくるのかなと思います。ここまでキャプテンに連れて来てもらったので、本当は4人でやりたかったです。eCSでは打たれてしまったのでe日本シリーズではその分打てて良かったです。(バレンティン選手は)ペナントレースでも良い所で1本打てていたので、キープレイヤーだと感じていました。(MVPは)まさかという感じです。48選手全員が目標にしていると思うので、胸を張って、これからも今日のようなプレーをできるように頑張っていきたいと思います」
MVPに輝いた大上拓海選手 【©Nippon Professional Baseball ©Konami Digital Entertainment】
「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズン ペナントレース結果とチームタイトル
1位 福岡ソフトバンクホークス
2位 オリックス・バファローズ
3位 埼玉西武ライオンズ
4位 北海道日本ハムファイターズ
5位 東北楽天ゴールデンイーグルス
6位 千葉ロッテマリーンズ
◇セ・リーグ
1位 横浜DeNAベイスターズ
2位 阪神タイガース
3位 読売ジャイアンツ
4位 広島東洋カープ
5位 東京ヤクルトスワローズ
6位 中日ドラゴンズ
セ・パe交流戦 チャンピオン 千葉ロッテマリーンズ
セ・リーグ チャンピオン 横浜DeNAベイスターズ
パ・リーグ チャンピオン 福岡ソフトバンクホークス
SMBC e日本シリーズ チャンピオン 福岡ソフトバンクホークス
文・丹羽海凪
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ