ユヴェントス、バルセロナを3-0で下してグループ首位通過
【©Juventus】
ユヴェントスは8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第6節でバルセロナと対戦し、カンプ・ノウで3-0の大きな勝利を収めた。2013年以降欧州最高峰の舞台においてホームで破れていなかったバルセロナを相手に卓越したパフォーマンスを見せたユーヴェは、クリスティアーノ・ロナウドがリオネル・メッシの目の前でPKによる2ゴール。0-2で敗れたアリアンツ・スタジアムでの前回の対戦の借りを返し、グループ1位の座を手にした。
アグレッシブなスタートを切ったユーヴェは、まず8分にマッケニーからのパスを受けたロナウドがテア・シュテーゲンの正面を突くシュート。その直後にはダニーロがペナルティエリア外から強烈なシュートを放つなど、積極的にゴールを狙う。すると13分、ペナルティエリア内で勝負を仕掛けたロナウドがアラウホに倒されてPKを獲得。これを背番号7が自らゴール中央へ蹴り込み、ユーヴェが最高のスタートを切った。
マッケニーの豪快ジャンピングボレー
勢いに乗る白黒軍団は先手を取った後も攻撃の手を緩めず、20分には左サイドでボールを持ったラムジーが中央へ切り込み、マッケニーへパス。右サイドのクアドラードにボールを預けたアメリカ代表ミッドフィールダーはゴール前でリターンの浮き球を豪快にジャンピングボレーで叩き込み、素晴らしいチームワークでリードを2点目に広げた。
バルサの反撃をストップ
2点を追う展開となったバルセロナもホームで意地を見せるべく反撃を開始し、22分にはメッシが鋭いロングシュート。しかしこの日先発したブッフォンがセーブし、しっかりとゴールを守った。メッシは36分にも危険なシュートを放ったが、やはりブッフォンがストップ。安定感のある守備で2-0のリードをキープした。
ロナウドが再びPK弾
後半に入ってもユーヴェのパフォーマンスは衰えない。ラムジーの左足のシュートはテア・シュテーゲンに阻まれたが、その数分後に相手選手のペナルティエリア内でのハンドをVARが確認し、この日2本目のPKが与えられる。ロナウドが今度はゴール左へ力強いシュートを突き刺し、リードを3点とした。
完璧な一夜
両チームともに見応えのあるプレーを見せた後半は58分にグリーズマンのヘディングシュートがクロスバーを叩き、65分にはブッフォンがメッシのシュートを横っ飛びでセーブするなど、バルセロナもたびたびゴールに迫ったがユーヴェ守備陣も最後まで集中を切らさなかった。76分にはコーナーキックをロナウドが折り返し、ボヌッチが押し込んでゴールネットを揺らしたものの、オフサイドの判定でノーゴール。4点目のゴールこそ生まれなかったが充実のパフォーマンスで強敵を撃破したチームは、勝ち点を15に伸ばしてグループGの首位に立ちグループステージの戦いを終えた。ラウンド16の抽選会は12月14日にニヨンで行われる。
PKを成功させたロナウド 【©JuventusFC】
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