日本プロサーフィン連盟、無観客での特別戦が千葉・鴨川で開幕
【THE SURF NEWS】
新型コロナウイルスの影響で今期のツアーは中止となったが、来期のシード権に影響しない単独のイベントとして行われ、ヒート組みについても昨年ランクに基づいたシードは採用されず、全ての選手はR1から戦う。
12日〜13日がロングボード、14日〜16日がショートボードとなり、会場は関係者以外立ち入り禁止の無観客で行われている。
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また、通常のシーディングが適用されない特別戦はラウンド1から見ごたえがあるヒートも多く、H9はトップシード選手4名がクレジット。
優勝候補の一人、浜瀬海はアウト〜インサイドのピークを使い分けヒート中盤に6.00をスコア。Round1のハイエストヒートスコアとなる11.75で1位通過。
また、男子ラウンド1最終ヒートには、昨年のグランドチャンピオン井上鷹が登場。大きめのセットを掴み、長いノーズライディングからの豪快なリエントリーでR1のシングルハイエスト6.60をスコア。ヒート前半に2本を揃え、余裕のラウンドアップ。
浜瀬海のハングテン 【THE SURF NEWS】
井上鷹 【THE SURF NEWS】
井上鷹 【THE SURF NEWS】
一方、2014〜2016、2019年のグランドチャンピオン吉川広夏も、美しく繊細なライン取りでハイエストヒートスコア11.75を出し、1位通過。同じヒートに登場した小林直海の母、恵理子も続いてラウンドアップした。
パフォーマンス系のシングルフィンを選んだ田岡なつみ。ノーズライドとマニューバーのコンビネーションで余裕の1位通過 【THE SURF NEWS】
実況解説陣に“海というキャンバスの上に描くダンス”と言わしめた吉川広夏のライディング 【THE SURF NEWS】
久々の試合に選手達も喜んでいた 【THE SURF NEWS】
その他にも、フェイスシールドと手袋の着用、アルコール消毒の設置、ソーシャルディスタンス用の傘の配布等が行われ、マルキの公衆トイレやシャワーも使用禁止となっている。
本日はこの後夕方までに男女ラウンド2が進行し、明日はロング決勝となる見込み。14日から行われるショートボードには、大原洋人、稲葉玲王、松田詩野、脇田紗良など日本トップレベルの選手が多数登場予定。久々の試合でどのような戦いが繰り広げられるのか注目だ。
全てのヒートはAbema TVでライブ中継を無料配信中。
検温記録の確認が完了すると、確認済みのバンドが手渡される 【THE SURF NEWS】
当日の検温を受ける田岡なつみ 【THE SURF NEWS】
アルコール消毒の設置 【THE SURF NEWS】
運営側の田中樹もフェイスシールドと手袋を着用 【THE SURF NEWS】
参加者、関係者全員にソーシャルディスタンス用の傘が配布され、傘を使用した選手以外ビーチでの観戦が原則禁止 【THE SURF NEWS】
■会場
千葉県鴨川市東条海岸 マルキポイント
■スケジュール
10月12日(月)〜13日(火)ロングボード
10月14日(水)〜16日(金)ショートボード
10月17日(土)予備日
■観戦
会場は関係者のみの無観客試合。
全ヒートはAbema TVにてライブ中継無料配信中。
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