9月1日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと楽天イーグルスの第13回戦は、8対1で北海道日本ハムが勝利。終盤に得点を重ね、連敗を「4」で止めた。

　北海道日本ハムの先発・上沢直之投手は、3回表に無死1、3塁のピンチを背負うも無失点で切り抜けるなど、要所を締める投球を見せていたが、5回表に6番・田中和基選手に2号ソロを浴び、1点を献上した。

　上沢投手を援護したい打線は5回裏、無死2塁から7番・ビヤヌエバ選手の適時打で同点に追いつくと、7回裏には1死1、3塁から2番・松本剛選手の適時打で勝ち越しに成功。さらに、4番・中田翔選手の犠飛で1点を追加すると、8回裏には、3番・西川遥輝選手の適時打、中田選手の2点適時打、6番・渡邉諒選手の犠飛などで一挙5得点をあげた。

　上沢投手は今季初完投を目指して9回表のマウンドに上がると、楽天打線を無失点に抑え、8対1で試合終了。勝利した北海道日本ハムは、上沢投手が9回5安打3四球7奪三振1失点の快投で5勝目、2年ぶりの完投勝利をマーク。打線も13安打で8得点と力強く援護した。

　一方敗れた楽天は、今季初先発の辛島航投手が4回途中に足をつり、3安打1四球1奪三振無失点の内容で緊急降板。後を受けた中継ぎ陣が崩れ、悔しい3連敗を喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ００００１００００ １
日 ００００１０２５Ｘ ８

楽 辛島航-酒居知史-安樂智大-●宋家豪-津留崎大成-J.T.シャギワ-池田駿-近藤弘樹
日 ○上沢直之

文・高橋優奈