ラ・リーガの快速トップ１０。今季最速の男は……
２０１９／２０シーズンのラ・リーガ・サンタンデールの試合中に最高速度を記録した１０選手は、いくつかのサプライズを含む顔ぶれとなった。
多くの人々はこの結果をサプライズと受け取るかもしれない。だが今季の彼のプレーを見てきたファンにとって、ラ・リーガ・サンタンデールの最速プレーヤーとなったことは驚きではないはずだ。エスパニョールの左サイドバックはまだデビュー２シーズン目ながら、既に驚異のスピードと堅実な守備によって大きなインパクトを残してきた。Uー２１スペイン代表の主力でもある彼の前には、輝かしい未来が待ち受けている。
テックニック、パワー、プレービジョン、そしてスピード。全てを兼ね備えた２１歳のMFは、ボックス・トゥ・ボックスのプレーでレアル・マドリーの中盤を支えている。今季はバロンドール受賞者ルカ・モドリッチから定位置を奪っただけでなく、トップレベルのスプリント記録も樹立した。彼こそチームのプレーにスピードとダイナミズムを加えるべく、ジダンが模索していた選手だったと言える。
母国のポルトとビトリア・ギマラエスを経てラ・リーガへと渡った最初のシーズンから、ポルトガル出身の快速FWは印象的なパフォーマンスを見せている。その驚くべきスピードは、クラブの象徴的存在である主将のモラーレスと共に、レバンテの前線がラ・リーガ・サンタンデール随一のスピードを誇ることを意味する。
レアル・マドリーからのレンタル２年目を迎え、オスカルはラ・リーガ有数の若手有望株としての地位を確立した。本職は攻撃的MFながら、今季は駒不足の前線でも活躍。スピーディーなプレーと得点感覚を生かしてチーム最多の７ゴールを挙げている。近い将来、サンティアゴ・ベルナベウでプレーすることになっても驚きではない。
彼ほどデビュー早々から強烈な印象をもたらしたディフェンダーは多くない。既に彼はスペインで１、２を争う快速ディフェンダーであることを証明しただけでなく、スペイン代表のデビュー戦では途中出場した５９秒後に初ゴールを決めている。ビジャレアルでは経験豊富なラウール・アルビオルとセンターバックを組み、最終ラインを支えている。
昨季に台頭した若きサイドアタッカーに勢いが衰える様子はない。バルセロナやレアル・マドリーを筆頭にヨーロッパ中のビッグクラブの注目を集める逸材は、稲妻のようなスピードを誇るだけでなく、パスセンスや得点感覚も兼ね備える。世界有数のタレントがメスタージャの右サイドを主戦場としていることに、バレンシアの人々は幸福を感じている。
ボランチというポジションが与える先入観に惑わされてはならない。彼はラ・リーガが誇るトッププレーヤーの一人だ。昨夏に４０００万ユーロの移籍金でレアル・マドリーからアトレティコへと移籍した彼は、ディエゴ・シメオネ率いるチームの中盤にダイナミズムをもたらすだけでなく、得点力まで加味している。リバプールの人々はそのことを痛感したはずだ。
バルセロナ生まれで、昨季にラージョ・バジェカーノからベティスへ移籍。今季はナビル・フェキル、セルヒオ・カナーレスと共に中盤の欠かせない戦力となり、攻撃面で目覚ましい活躍を見せている。
「コマンダンテ」の愛称を持つレバンテの主将。２７歳でトップリーグデビューした遅咲きのアタッカーは、レバンテが誇るスピーディーな攻撃陣の中心的存在だ。今季のレアル・マドリー戦では角度のないところから豪快にシュートを突き刺し、ティボ・クルトワの牙城を崩している。
レアル・マドリー移籍後は数度の大怪我に苦しんだが、現在はラ・リーガで最も得点を生み出せるMFの一人に成長した。昨季に移籍したベティスではボールポゼッションを重視するスタイルにフィットし、その才能を十分に発揮している。
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