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藤枝順心が2大会ぶり4度目の優勝! 第28回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

公益財団法人 日本サッカー協会

第28回全日本高等学校女子サッカー選手権大会は1月12日(日)、兵庫県のノエビアスタジアム神戸で決勝が行われ、藤枝順心高(東海2/静岡)が2大会ぶり4度目の優勝を果たしました。

決勝

藤枝順心高校 1?0(前半0?0、後半1?0)神村学園高等部

藤枝順心と神村学園高等部(九州1/鹿児島)の対戦は、互いにしっかりと球際で戦い、一進一退の攻防が続きました。先にシュートまで持ち込んだのは藤枝順心でしたが、16分には神村学園も主将の菊池まりあ選手が遠目から思い切ってチームの初シュートを放ち、仲間にゴールへの意識を示します。神村学園はその2分後、前からの守備でこぼれ球を拾い続けると、ペナルティエリア近くから菊池選手が1タッチでクロス。ゴール前で塚田亜希子選手が右足できれいに合わせますが、このボレーは藤枝順心GK松井里央選手の好セーブに阻まれました。

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神村学園はその後も、前線からのしっかりしたアプローチからボールを奪うと、相手のアンカーの両脇などスペースをうまく使っての崩しを狙い続けました。

神村学園は後半早々にも、溝上可夏選手の縦パスからエリア内に走り込んだ菊池選手にボールが渡りますが、GKと1対1になったこの絶好機でもシュートは決まりませんでした。

耐える時間の長くなっていた藤枝順心も、個々の選手の守備の局面での粘り、ルーズボールへの執着など気迫を見せて対抗します。すると60分、スローインからの流れで池口響子選手がゴール前へボールを送ると、これがGKの手を弾きつつゴールに吸い込まれ、先制点となりました。

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神村学園は失点の直後に立て続けに攻撃的なカードを切り、引き続き菊池選手が遠目からも果敢にシュートを放って反撃の意思を示します。攻めの局面では思い切って人数をかけて前に出ましたが、藤枝順心も懸命に体を張り続けました。最後までゴールに迫った神村学園ですが、藤枝順心がしのぎ切り、2大会ぶりの日本一に輝きました。

監督・選手コメント

多々良和之 監督(藤枝順心高校)
前半は相手の勢いに苦労しましたが、選手たちが耐えてくれたおかげで、後半の展開と勝利につながりました。このチームの持ち味である、粘り強さを発揮できました。前回大会、夏のインターハイ(全国高等学校総合体育大会)と1回戦負けを経験しましたが、よく耐えて我慢して、ここまでたどり着きました。1-0で勝てるチームができればなと思っていましたが、メンタル的に強くなりました。まさに今日の試合が象徴するようなチームが、苦労してつかみ取った優勝だと思います。

長江伊吹 選手(藤枝順心高校)
だいぶ苦しみましたが、とにかく無失点でいこうとみんなで頑張って、慌てませんでした。(池口)響子が点を決めてくれたので、その後は絶対に失点しないように、チームでもう一度気持ちを引き締めました。失点してもおかしくないところもありましたが、GKのナイスセーブもあったし、我慢比べでした。夏は相手のペースのままに失点して負けるケースが多かったのですが、成長しました。今年は一番、精神的な部分で成長することができたと思います。

寺師勇太 監督(神村学園高等部)
前半から飛ばしてハイプレスをかけましたが、後半のしんどい状況でも足は止まりませんでした。だからこそ、前半が勝負の分かれ目だったと思います。夏から攻撃に取り組んできましたが最後をこじ開けられず、藤枝順心にはこれが勝つチームなんだなと思わされました。プラン通りに攻略できた部分もあったのですが、サッカーの大事な本質であるという「決める」という点で少し至りませんでした。ただし、大会を通じてスタイルを貫いた選手たちは称賛に値します。田舎のチームですが会場を沸かせるプレーもできて、「らしさ」は出せたと思います。それなのに勝たせてあげられず、これほど悔しい思いをしたことはありませんが、選手たちには胸を張って帰ってほしいです。

菊池まりあ 選手(神村学園高等部)
絶対頑張らないといけないと思っていましたが、藤枝順心さんがその気持ちを上回りました。前半に決着をつけたかったのですが、そこで点を取れなかったという点が課題として残りました。苦しい時間の方が多かったけれど、キャプテンを務めさせてもらって、こういう舞台につれてきてもらえました。本当に日本一になりたかったけれど、自分がそうさせてあげられず、すごく悔いが残ります。1、2年生にはこの経験を次につなげてほしいと思います。

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