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2025年1月25日(土)

11R
2025年1月25日(土)
1回小倉1日
15:25発走

小倉牝馬ステークス GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際) 牝 (特指) ハンデ 本賞金:3800、1500、950、570、380万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 エンパイアウエスト
1 2 ベリーヴィーナス
2 3 フェアエールング
2 4 グランスラムアスク
3 5 ワレハウミノコ
3 6 キミノナハマリア
4 7 シンティレーション
4 8 エミュー
5 9 クイーンズウォーク
5 10 アスコルティアーモ
6 11 エリカヴィータ
6 12 オーロラエックス
7 13 セントカメリア
7 14 コガネノソラ
7 15 コンクシェル
8 16 コスタボニータ
8 17 アリスヴェリテ
8 18 ゴールドエクリプス

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=12 9=16 9-14 9-17 12=16
綾恵 9=18 9=17 9-7 9-12 18=17
ナベ 6=9 6=3 6=8 6=16 6=17
たま 7=9 7=3 7=10 7=14 7=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はクイーンズウォーク。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.6
昨秋のローズS(G2)を制し、重賞2勝目をマーク。前走・秋華賞(G1)はスタートで大きく躓き、まさかのしんがり負けとなったが、力を発揮できなかったことは明らかだ。昨春のオークス(G1)でも4着に善戦したように、現4歳牝馬トップクラスの一頭。G3の牝馬限定戦なら、巻き返しは必至だ。

対抗はオーロラエックス。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.00.8
前走・コントレイルM(2勝クラス)は2番手からの正攻法で年長の牡馬を一蹴。ここまで4戦3勝の素質馬で、唯一崩れたローズS(G2)は2角で寄られる不利が響いた。格上挑戦となるものの、ハンデ51キロなら大駆けがあっていい。

単穴はコスタボニータ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.56.6
昨年の福島牝馬S(G3)で重賞初制覇。キャリアを重ねて着実に力をつけ、小倉記念(G3)では牡馬相手にハンデ56キロで僅差2着に健闘した。小回り向きの先行力があり、開幕週の馬場も歓迎。警戒が必要だろう。

抑えはコガネノソラ。穴はアリスヴェリテ。

今週のワンポイントアドバイス

末脚さく裂、シンティレーション

今週から冬の小倉がスタートする。開幕を飾るのは今年新設された牝馬限定の小倉牝馬S。昨年までの愛知杯を引き継ぐ形となり、2020、24年にも小倉で実施されている。ここでは1月に行われた愛知杯の過去9回のデータを参考にレース傾向を見てみたい。

連対馬は8−5、1−10、6−11、8−1、9−5、2−6、7−3、1−7、1−8番人気組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は4、1、1連対とアテにならず、代わりに人気薄の6〜11番人気から9年連続で10頭が連対を果たしている。

馬連配当は
2000円台...1回
3000円台...2回
4000円台...2回
7000円台...1回
万 馬 券......3回

3けた配当に収まったことはなく、すべて2000円以上で決着。16、18、20年には1万円台の万馬券が出ている。

一方、3着に4、6、1、4、11、8、6、2、2番人気が入った3連単配当は、34万、12万、12万、9万、59万、7万、12万、3万、1万円台。こちらも12〜59万円台の高配当が5回も飛び出す大荒れ。一筋縄ではいかないハンデ重賞となっている。

また、連対馬のクラス別は、重賞組10頭、オープン特別組2頭、3勝クラス組4頭、2勝クラス組2頭。格上のオープン組が強いのは当たり前だが、条件組からも6頭が連に食い込んでいる。

路線別(着順)はターコイズS(10、5、6、7着)組4連対、エリザベス女王杯(11、5、8着)組3連対、秋華賞(2、5着)組2連対。連対馬の半数9頭を占め、この3組なら前走着順に関係なく巻き返しが可能となっている。ちなみに今年は7頭エントリーしている。

年齢別は
4歳馬【3.2.2.24】
5歳馬【4.4.4.42】
6歳馬【1.3.2.41】
7歳上【1.0.1.10】

連対率は16、15、9、8%。充実期を迎える明け5歳馬が世代をリードし、4、6歳馬の順で続いている。

所属別は
関東馬【3.2.2.36】
関西馬【6.7.7.81】

連対率は12%、13%。関東馬は出走数が少なく劣勢だが、率で関西馬を逆転。関東馬に大きな割り引きは必要なさそうだ。

連対馬のハンデは(55.5、50)(53、52)(54、51)(54、55)(56、53)(54、54)(52、53)(55、53)(54、53)キロ。53キロ組と54キロ組から最多の5頭が連対しているが、軽量50キロから最重量の56キロまでに18頭が分布する状況では、ハンデから有力馬を絞り出すことは難しい。なお、トップハンデは1、(12、13)、3、(2、6、12)、1、(6、11)、9、3、(3、10、13)着の成績。2勝、2着1回では手放しで飛びつけないか。(たま)


◎......シンティレーションは前走エリザベス女王杯で10着。直線の攻防で寄られる不利を受けたのが痛かったが、距離にメドを立てた。2走前の府中牝馬Sがメンバー最速タイの上がりで小差の2着。ローカルG3戦、決め手勝負になれば勝機は十分にある。

○......クイーンズウォークは重賞2勝馬で、昨年のオークスは4着。前走・秋華賞は15着のしんがり負けだったが、発馬でつまずいて本来の力を出し切れなかった。ローズSを完勝したように、牝馬限定戦ならば力は上位。巻き返しは必至だろう。

▲......フェアエールングは52キロの軽ハンデだったとはいえ、前走・福島記念で牡馬相手に2着。昇級戦で休み明け、輸送競馬で体重減と厳しい条件の中で力を見せた。小回りに対応できる器用さがあり、久々も苦にしないタイプ。牝馬同士ならV戦線に浮上する。

△1......コガネノソラは昨夏のクイーンSで年長馬を相手に重賞勝ち。ここ2戦は敗れているが、秋華賞は高速決着でも0秒9差と大きくは負けなかったし、チャレンジCは勝負どころで動くに動けなかった。今回は牝馬同士。平坦小回りコースも味方する。

△2......アスコルティアーモは前走・府中牝馬Sで0秒7差の7着。直線で前が塞がる不利がなければ、もう少し差を詰められていたか。本来は逃げ、先行で良績を積み重ねてきた力量馬。開幕週の馬場で積極策に出れば差はない。

△3......アリスヴェリテは米ダートG1・BCディスタフ(4着)以来の帰国初戦。新馬勝ちを除くと3勝は全て逃げ切り勝ちで、開幕週のスピード馬場は歓迎。小倉も【2.2.1.0】と相性が良い。遠征の疲労残りが鍵になる。

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