スポーツナビ

2022年5月1日(日)

11R
2022年5月1日(日)
2回阪神12日
15:40発走

天皇賞(春) GI

芝・右・外→内 3200m 天気:
馬場:
稍重
4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:20000、8000、5000、3000、2000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アイアンバローズ
1 2 ハーツイストワール
2 3 ディバインフォース
2 4 ユーキャンスマイル
3 5 マカオンドール
3 6 メロディーレーン
4 7 テーオーロイヤル
4 8 クレッシェンドラヴ
5 9 ヒートオンビート
5 10 トーセンカンビーナ
6 11 マイネルファンロン
6 12 ハヤヤッコ
7 13 ロバートソンキー
7 14 ヴァルコス
7 15 タガノディアマンテ
8 16 タイトルホルダー
8 17 シルヴァーソニック
8 18 ディープボンド

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 18=16 18=7 18-1 18-5 16=7
綾恵 7=18 7=16 7-1 7-15 18=16
ナベ 16=18 16=5 16=8 16=13
たま 16=18 16=12 16=5 16=7 16=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はディープボンド。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・3.14.8
前走の阪神大賞典(G2)を制して連覇を達成。勝負どころで外を回りながらも力強く差し切り、断然の1番人気に応えてみせた。現役トップクラスのスタミナを誇り、昨年の当レースでは僅差の2着。阪神コースは(2.2.0.0)と得意にしているため、念願のG1タイトルにも手が届きそうだ。

対抗はタイトルホルダー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の菊花賞(G1)は逃げて5馬身差の圧勝劇。前走・日経賞(G2)も積極的にハナを切り、二枚腰で押し切った。非凡なスピードと持久力を兼備し、4勝すべてが逃げ切り勝ち。ここも単騎逃げが叶いそうなメンバー構成となっており、前走の再現があっても不思議はない。

単穴はテーオーロイヤル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
1勝クラスから前走・ダイヤモンドS(G3)まで4連勝。距離を延ばしながら頭角を現し、ステイヤーとして本格化を果たした。勢いはメンバー随一で、阪神コースも3勝と得意。一気の相手強化に初の斤量58キロと課題も多いが、今の充実ぶりは無視できない。

抑えはマカオンドール。穴はアイアンバローズ。

今週のワンポイントアドバイス

最強ステイヤー、タイトルホルダー


春G1シリーズもヒートアップ。今週から6週連続で激戦を繰り広げる。京都競馬場の改修工事で、今年も仁川の芝3200Mの舞台での開催となる。全面開放とはいかないものの、3年ぶりにファンがスタンドに戻った。過去10年のデータを参考にレース傾向を見てみたい。

連対馬は14−3、2−3、4−3、2−7、2−13、1−4、2−1、1−6、1−11、3−1番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気の5、4、4連対は悲観する成績ではないが、人気薄の6番人気以下からも2けた人気馬3頭を含む5頭の伏兵が連に食い込んでいる。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...3回
2000円台...1回
3000円台...1回
5000円台...1回
6000円台...1回
万 馬 券......2回

14、13番人気が連に絡んだ2012年と16年に、6万1570円、2万160円の万馬券が飛び出したが、ここ5年は3けた〜1000円台4回と一昨年の5770円で決着。1番人気が毎年連対して波乱は起こっていない。

一方、3着に2、6、12、10、3、2、4、8、4、4番人気が入った3連単配当は、145万円台、11万円台、21万円台、23万円台、24万円台、3780円、1万円台、4万円台、5万円台、1万円台。こちらも前半5回は145万馬券や6けた配当が飛び出す大荒れだったが、後半はほぼ順当な結果に収まっている。

連対馬はすべて重賞からの参戦で、G1組3頭、G2組16頭、G3組1頭。G1、G2組がG3組を圧倒している。なお、3着10頭もすべてG1〜2組が独占。重賞からの臨戦でもG3組は減点対象となる。

ステップ(着順)は、阪神大賞典(10、1、6、2、1、1着)組6連対、日経賞(1、5、1、3、3着)組5連対、大阪杯(3、2、1、13着)組4連対。上記3路線が連対馬の75%を占め、残る5頭は京都記念(1着)、ダイヤモンドS(1着)、アメリカJCC(2着)、日経新春杯(1着)、有馬記念(4着)からの出走だった。

連対馬の前走成績は【9.3.3.1.1.3】(1〜5着、着外)。20頭中17頭が掲示板を確保し、うち15頭は馬券対象の3着以内に好走していた。データを見る限り、6着以下からの巻き返しは厳しくなっている。

また、関東馬40頭、関西馬125頭、外国馬2頭で争った所属別は、6、14、0連対。連対率はそれぞれ15、11、0%。連対数で関西馬がリードしているが、率で関東馬が逆転。東西間格差はあまり気にしなくてもよさそうだ。なお、今年は外国馬の参戦はない。

年齢別成績は
4歳 【3.2.4.33】
5歳 【6.3.1.40】
6歳 【1.4.2.28】
7歳 【0.0.2.17】
8歳上【0.1.0.19】

連対率は12、18、14、0、5%。5歳馬が他世代を大きくリードし、4、6歳馬が5連対で続いている。しかし、勝利数を見ると6歳以上は極端に成績を落としている。

性別は牡馬が158頭で20連対、牝馬は9頭で連対ゼロ。近年は古馬のG1で牝馬が活躍しているが、このレースに限っては出番がない。

阪神の芝3200Mコースは1周目が外回り、2周目は内回り。最後の4コーナーを回るとゴールまで残り359M。直線は短く、逃げ、先行馬に有利とされている。

気になる枠順は
1枠【4.1.1.12】
2枠【1.1.1.15】
3枠【1.1.1.16】
4枠【1.1.3.15】
5枠【0.1.0.19】
6枠【1.3.2.14】
7枠【1.1.1.21】
8枠【1.1.1.25】
(1〜3着、着外)

内の1〜4枠は11連対(7勝、2着4回)、外の5〜8枠が9連対(3勝、2着6回)。勝利数で内枠が圧倒しているが、2着数では外枠が逆転している。今年参戦の18頭でG1馬はタイトルホルダーただ1頭。外枠ということだけで大きな減点は危険か。(たま)


◎......そのタイトルホルダーは昨年のクラシック皐月賞2着、日本ダービー6着、菊花賞1着。春は結果を出せずに悔しい思いをしたが、ラスト1冠で後続を5馬身離して見事無念を晴らした。ここ10年は菊花賞馬の活躍が素晴らしく、延べ4頭が出走して6勝。春の盾を勝ち取り、最強ステイヤーの地位を築きたい。

○......ディープボンドは昨年の2着馬。その後はフランスに遠征して、G2のフォワ賞を勝利。続くG1凱旋門賞では14着と敗れたが、帰国初戦の有馬記念で2着とタイトルにあと一歩のところまできている。前哨戦の阪神大賞典を連覇。今年こそ悲願のG1奪取を決めたい。

▲......ハヤヤッコは24戦ぶりに芝に挑戦した前走・日経賞で5着。好スタートから道中流れに乗り、直線は最内の力の要る馬場をものともせずにメンバー最速の上がりで0秒4差まで迫った。2月から使われ続けた阪神の馬場に天気予報は雨。真っ白い馬体が真っ先にゴール板を突き抜けるシーンがあっても驚けない。

△1......マカオンドールはスタートに課題を残すが、ダッシュの鈍かった前走・阪神大賞典でも後方から追い上げて0秒4差の4着。2、3着とは道中の位置取りの差が出た。末脚は堅実で、松山騎手とのコンビも復活。発馬が五分ならG1でも通用する。

△2......シルヴァーソニックはステイヤーズS、万葉S、阪神大賞典と3戦連続で3着。あとひと押し利かず勝ち切れないが、3000M以上の長丁場で好走を続けている。先週4勝でリーディング1位に躍り出た池江厩舎のホープで、鞍上も目下リーディングの川田騎手が騎乗。G1にいつ手が届いてもいい。

△3......テーオーロイヤルは昨年10月以降、1勝クラスから破竹の4連勝でダイヤモンドSを制した。勝ち鞍は2200M、2400M(3勝)、3400M。道中掛からず、末脚も確か。さらに阪神コースも3勝と上がり馬の魅力にあふれる。ただ、今回は初の58キロで相手も一気に強化。その分、狙いを下げた。

新着ニュース

ニュース一覧

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧