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2022年9月18日(日)

11R
2022年9月18日(日)
5回中京4日
15:35発走

関西テレビ放送賞ローズステークス GII

芝・左 2000m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:5200、2100、1300、780、520万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 セントカメリア
2 2 ブルトンクール
3 3 ミナモトフェイス
3 4 パーソナルハイ
4 5 ラリュエル
4 6 サリエラ
5 7 メモリーレゾン
5 8 アートハウス
6 9 エグランタイン
6 10 マイシンフォニー
7 11 ヴァンルーラー
7 12 ヒヅルジョウ
8 13 ベリーヴィーナス
8 14 ルージュリナージュ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 8=6 8=5 8-1 8-7 6=5
綾恵 1=8 1=14 1-5 1-6 8=14
ナベ 6=4 6=8 6=1 6=9
たま 8=1 8=7 8=4 8=6 8=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアートハウス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.3
前々走・忘れな草賞(L)を3馬身差で快勝。前走・オークス(G1)は7着に終わったが、初の長距離輸送に加え、2400Mもやや長かった印象だ。今回は実績のある2000Mに距離短縮。4カ月ぶりでも軽快な動きを見せているため、巻き返しの期待は十分とみる。

対抗はサリエラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.02.0
デビューから休養を挟んで2連勝。前走(1勝クラス)は出遅れて後方からの競馬となったが、32秒9の末脚を使って差し切った。サラキア、サリオスの妹であり血統背景は良質。馬格がなく輸送は課題となるものの、あっさり克服しても驚けない。

単穴はラリュエル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.0
休み明けの前走・都井岬特別(1勝クラス)を逃げ切り勝ち。マイルで連敗していたが、2000Mに距離延長して巻き返しに成功した。こちらはステイフーリッシュの半妹。ハナにこだわるタイプでもなく、引き続き注目したい。

抑えはセントカメリア。穴はメモリーレゾン。

今週のワンポイントアドバイス

重賞初制覇、アートハウス

変則3日間開催の中日に行なわれる秋華賞トライアル。ラスト1冠へのプラチナ切符3枚に「春の実績馬」と「夏の上がり馬」が争奪戦を繰り広げる。

舞台は3年連続で中京の芝2000M。ここでは阪神競馬の芝1800Mで行われた2012〜19年の8回を合わせた合計10回のデータを参考に傾向を見てみたい。

連対馬は1−2、1−9、2−15、7−1、1−11、8−6、5−2、1−6、3−14、4−12番人気の組み合わせで決まった。1番人気は5連対とかろうじて連対率5割をキープしているが、2、3番人気が3、1連対と不調。代わりに6番人気以下から2けた人気4頭を含む9頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...2回
2000円台...1回
7000円台...2回
万 馬 券......4回

半数以上の6回が7000円を超える高配当で、うち3回が2万円以上の万馬券となる大荒れ。2けた人気が連に食い込むことも珍しくなく、波乱を前提にした馬券購入が必要となっている。

一方、3着に3、10、9、2、6、3、13、2、11、1番人気が入線した3連単配当は800円、26万、75万、2万、10万、33万、22万、1万、113万、11万円台。こちらも一昨年の113万馬券9000円を筆頭に10〜75万台の高配当が6回も飛び出す波乱決着となっている。

連対馬20頭のクラス別は重賞組11頭、2勝クラス組2頭、1勝クラス組6頭、未勝利組1頭。格上の重賞組が55%を占めているが、条件組も互角の9連対。格下だからといって切り捨てるの危険だ。なお、連対時の人気は9、15、7、8、6、2、14、4、12番人気。高配当を演出するに十分なインパクトを秘めている。

ステップ(着順)はオークス(1、2、3、1、1、1、13、5、15、4着)組が10連対(7勝2着3回)と他路線を圧倒し、連を外したのは17年と昨年の2回だけ。ほかに同じ路線から連対した馬はいない。

所属別は関東馬が15頭出走して1連対(連対率7%)、関西馬は140頭で19連対(同14%)、地方馬は3頭で連対なし。関西馬が他所属馬を寄せ付けない強さを見せている。(たま)


◎......アートハウスはデビュー戦を3馬身差で圧勝。エリカ賞は案外だったが、次走・忘れな草賞で後続を3馬身ちぎって楽勝した。その勝ちっぷりからオークスで2番人気に推されたが、直線伸びず7着に敗れた。このメンバーでは能力が一枚上。全2勝を挙げているベストの芝2000Mで重賞初制覇を狙う。

○......セントカメリアは春に中京芝2000Mの重馬場を2番手追走と逃げ切りで連勝。3連勝を狙った前走はゴール前で勝ち馬の決め手に屈して半馬身差の2着。勝利に手が届かなかったが、速い時計に対応し、夏の成長を感じさせる一戦だった。実績のある舞台で流れに乗れば、初タイトル奪取も可能だ。

▲......メモリーレゾンの初勝利は芝1200Mだったが、距離をマイル、1800Mに延ばして2連勝。中でも前走・北海ハンデキャップは2勝クラスの牡馬を相手に大外から豪快に差し切った。51キロが効いたとはいえ、洋芝で上がり34秒3は優秀だ。さらなる距離延長となるが、克服できれば上位争いに浮上する。

△1......パーソナルハイはこのメンバーで唯一2冠に参戦した力量馬。桜花賞は中団追走から直線を向いたが、進路がなくなるシーンがあり0秒2差の6着。一方、積極策で2番手を追走したオークスは直線残り400Mで失速して16着に敗退した。結果は出せなかったが、どんな戦法でも取れるのが強み。巻き返しはある。

△2......ルージュリナージュは休養明けの前走・新潟の芝1800M1勝クラスを快勝。好位5番手でじっくりと脚をため、直線で鞍上がゴーサインを出すと、馬場の真ん中から危なげなくゴールした。中京コースは初めてだが、左回りは(2.1.0.2)と好相性。距離延長に問題はなく、たたき2戦目の上積みも期待できる。

△3......サリエラは420キロ台の小型馬で使い込めずにいるが、6カ月の休みを挟んで新馬戦、1勝クラスと連勝。新馬戦は好スタートから上がり33秒9で逃げ切り勝ち。前走は一転、後方待機から上がりの32秒9で差し切った。ともにメンバー最速の上がりで脚力の違いを見せつけた。馬体維持が鍵になる。

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