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2022年1月10日(月)

11R
2022年1月10日(月)
1回中山4日
15:35発走

フェアリーステークス GIII

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牝 (特指) 別定 本賞金:3700、1500、930、560、370万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 エバーシャドネー
1 2 ビジュノワール
2 3 スターズオンアース
2 4 ニシノラブウインク
3 5 スクルトゥーラ
3 6 スピードグラマー
4 7 ブルトンクール
4 8 ライラック
5 9 エリカヴィータ
5 10 スプリットザシー
6 11 ウラカワノキセキ
6 12 ユキヤナギ
7 13 ヴァンルーラー
7 14 ポケットシンデレラ
8 15 テーオーシャルマン
8 16 フィールシンパシー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=3 9=8 9-5 9-6 3=8
綾恵 9=5 9=1 9-3 9-4 5=1
ナベ 10=1 10=9 10=2 10=4 10=13
たま 5=9 5=8 5=1 5=2 5=3

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はエリカヴィータ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.36.4
デビュー戦はスタートを決め、スローペースの先団で折り合いに専念。ラスト3ハロン11秒6−11秒5−11秒4の加速ラップを外から鮮やかに差し切り、非凡な決め手をアピールした。その後は放牧を挟んでリフレッシュ。このメンバーでも上位の素質を秘めていそうだ。

対抗はスターズオンアース。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.3
前走・赤松賞(1勝クラス)は外枠で前に壁を作れず、序盤から掛かり気味。厳しい競馬となったものの、3着に粘って力は示した。デビュー戦で32秒6の末脚を使うなど切れ味は非凡。折り合いひとつで勝ち負けも可能とみる。

単穴はライラック。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
こちらは牡馬を相手にデビュー勝ち。好位から抜群の手応えで直線を迎えると、軽く追われただけで楽々と押し切った。前走・京都2歳S(G3)は8着に敗れたが、初の長距離輸送に馬体重10キロ減で力を出せなかった印象。中山へのコース替わりで改めて期待したい。

抑えはスクルトゥーラ。穴はスピードグラマー。

今週のワンポイントアドバイス

末脚さく裂、スクルトゥーラ


連続3日間開催のラスト。財布の中身と相談というファンもいるかもしれないが、牝馬限定の芝1600M戦にフルゲートの16頭が集結。春のクラシック戦線を目指して激戦を繰り広げる。

過去10年、連対馬は3−14、10−5、1−10、11−8、3−10、10−1、2−6、3−4、3−7、3−8番人気の組み合わせで決まった。1、2番人気は2、1連対とアテにならず、3番人気が5勝とこれをカバーしている。しかし、6番人気以下から2けた人気馬6頭を含む10頭が連に食い込んでいる。

馬連配当は
2000円台...1回
3000円台...1回
4000円台...1回
5000円台...2回
6000円台...1回
9000円台...1回
万 馬 券......3回

3けた配当に収まったことはなく、最低配当が2019年の2890円。10回中7回が5000円以上の高配当で、3回の万馬券がすべて3万円台という荒れ模様。一筋縄では収まらないマイル重賞となっている。

一方、3着に5、2、4、3、7、7、7、5、5、6番人が入線した3連単配当は、50万、51万、13万、48万、7万、27万、4万、5万、9万、12万円台。こちらも10万円を超す万馬券が6回も飛び出す大荒れ。上位人気が期待を裏切ることは珍しくなく、なんとも難解な一戦となっている。

クラス別(着順)は、重賞(10、13着)組2頭、1勝クラス(11、8、3、9、2、2、1、1、4着)組9頭、新馬(全馬1着)組3頭、未勝利(全馬1着)組6頭。格上の重賞組がふがいない成績で、20頭中18頭が1勝クラス以下からの臨戦という混戦。さらに、前哨戦の成績に関係なく巻き返しが可能ということも波乱に拍車をかけている。

また、路線別は赤松賞組から3頭が連対しているが、今年この組からは1頭のみ参戦。ステップからの有力馬の絞り込みは厳しい。

東西対決は関東馬が134頭出走して18連対(連対率13%)、関西馬は26頭で2連対(同8%)。地元で戦える関東馬が関西馬を圧倒している。(たま)


◎......スクルトゥーラはデビュー戦を1馬身半差で快勝。好位から直線馬群をさばき、馬場の真ん中からメンバー最速の上がりで楽々と差し切った。424キロと馬体は小柄でも全身から繰り出す鋭い伸び脚は重賞でも十分に通用。キャリア1戦馬の末脚がさく裂する。

○......エリカヴィータは叔父にキンシャサノキセキがいる良血。デビュー戦は互角のスタートから中団8番手でじっくりと構え、上がり3ハロン最速の34秒0で差し切った。切れる脚があり、スピード感も十分。連勝で重賞を狙える。

▲......ライラックの京都2歳Sは阪神への輸送で馬体重10キロ減。レース前のゲート入りでも嫌がるなど、力を出し切れなかった。初戦は2着をノーステッキで0秒2差突き放して完勝した。あのレースぶりなら距離短縮も問題なく、前走を度外視して狙える。

△1......スターズオンアースはデビュー戦を飾れなかったが、上がり3ハロン32秒6は勝ち馬を上回った。2戦目は3コーナーで不利を受けながらも1分47秒3という好タイムで快勝した。前走は前に壁を作れず力んだが、1勝馬同士の重賞戦なら差はない。

△2......エバーシャドネーは前走、互角のスタートから5番手に控え、直線粘り込みを図る2着馬をきっちりと差し切った。スパッと切れる脚ではなかったが、じわじわと伸びて最後まであきらめない勝負強さを見せた。混戦に強そうなタイプ。ここも警戒が必要だ。

△3......ビジュノワールはデビュー勝ちが中山の芝1600M戦。早め先頭に立ち、直線を向いても後続を寄せつけず楽々とゴールした。勝ち時計は目立たなかったが、センスのいいレース運びでスピード感も十分感じさせた。スタートを決めれば上位争いに加われる。

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