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2022年11月6日(日)

11R
2022年11月6日(日)
5回東京2日
15:35発走

アルゼンチン共和国杯 GII

芝・左 2500m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ 本賞金:5700、2300、1400、860、570万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 キングオブドラゴン
1 2 プレシャスブルー
2 3 ユーキャンスマイル
2 4 コトブキテティス
3 5 テーオーロイヤル
3 6 キラーアビリティ
4 7 ブレークアップ
4 8 カントル
5 9 ディアマンミノル
5 10 ダンディズム
6 11 ラストドラフト
6 12 マイネルファンロン
7 13 レインカルナティオ
7 14 アフリカンゴールド
7 15 レッドサイオン
8 16 ヒートオンビート
8 17 ハーツイストワール
8 18 ボスジラ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 5=3 5=17 5-6 5-16 3=17
綾恵 5=6 5=11 5-9 5-16 6=11
ナベ 16=11 16=18 16=8 16=17
たま 3=6 3=11 3=5 3=7 3=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はテーオーロイヤル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨秋からの4連勝でダイヤモンドS(G3)を制し、初タイトルを獲得。距離を延ばしながら頭角を現し、天皇賞・春(G1)でも一線級相手に3着と好走した。休み明けの前走・オールカマー(G2)は5着だったが、イン有利な馬場に泣いた形。ひと叩きされて得意の長距離なら、トップハンデ克服も可能とみる。

対抗はユーキャンスマイル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.32.0
20年の阪神大賞典(G2)勝ちなど、重賞3勝のステイヤー。近走は結果ひと息のレースを続けていたが、休み明けの前走・新潟記念(G3)では上がり最速の末脚を使って2着と復調気配を見せている。こちらも距離延長は望むところ。ベテランの底力に期待してみたい。

単穴はハーツイストワール。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
6歳になってオープン入りし、前走・札幌日経OPでリステッド初勝利。ハーツクライ産駒らしく着実に力をつけてきた晩成型で、長距離適性も高そうだ。相手は一気に強化されるが、東京コースは(3.5.0.1)。ハンデ戦なら出番があってもいいだろう。

抑えはヒートオンビート。穴はキラーアビリティ。

今週のワンポイントアドバイス

古豪健在、ユーキャンスマイル

伝統の長距離ハンデ戦。1963年に芝2300Mの別定戦として創設された。何度かの条件変更を経て現在の2500M・ハンデ戦となった。ジャパンCや有馬記念につながる重要なステップレース。過去10年のデータで傾向を見てみたい。

連対馬は2−3、7−4、2−4、1−4、2−4、1−7、3−1、2−5、3−6、1−4番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は4、4、3連対とパッとしないが、伏兵馬の連対も6、7番人気の1、2頭だけ。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...6回
3000円台...1回
5000円台...1回
6000円台...1回

最高配当は20年の6680円。出走頭数平均が15.8頭の多頭数のハンデ戦でも万馬券が飛び出すような波乱にはなっていない。

一方、3着に6、3、3、3、3、3、11、1、9、3番人気が入線した3連単配当は、1万円台、7万円台、1万円台、1万円台、8290円、1万円台、4万円台、2万円台、20万円台、1万円台。こちらも馬連最高配当が出た一昨年の20万2520円を除くと、すべて5けた配当以内に収まっている。

連対馬20頭のクラス別(着順)は、G1組5頭(9、6、2、9、10着)、G2組8頭(4、4、6、3、7、5、1、4着)、オープン特別組3頭(4、3、8着)、3勝クラス組4頭(1、1、3、1着)。重賞組が半数以上を占めているが、オープン特別組以下にも十分にチャンスはある。なお、前走成績はクラスに関係なく2けた着順でなければ巻き返しが可能とみたい。

ステップは4連対でオールカマー組がトップ。次いで、宝塚記念組、天皇賞(春)組、オクトーバーS組、六社S組が2連対の順。ただ、最多連対のオールカマー組は15年を最後に連に絡んでいない。

年齢別は
3歳馬(2.0.2.0)
4歳馬(5.4.4.24)
5歳馬(1.5.4.40)
6歳馬(2.1.0.31)
7歳上(0.0.0.33)

連対率は50、24、12、9、0%。4、5歳馬が連対数で争っている。3歳馬は出走数が少ないものの、4頭すべてが馬券圏を確保している。また、7歳以上は苦戦しているが、この3年間で出走したのは、19年のオジュウチョウサン(8歳=12着)と20年のミュゼエイリアン(8歳=10着)だけ。近代競馬は高齢馬の活躍がトレンド。7歳以上馬というだけで切り捨てるのは危険だろう。

所属別は
関東馬(5.4.5.60)
関西馬(5.6.5.68)

連対率がそれぞれ12、13%。連対数、率とも関西馬が関東馬をリードしている。

トップハンデ馬の成績は4、(2、3、8)、9、4、(1、5、8)、4、10、4、4、1着。2勝、2着1回の実績では全幅の信頼は置けない。(たま)


◎......ユーキャンスマイルは新潟記念で後方17番手から追い込んで小差の2着。道中内を回り、直線外に出して上がり33秒0の末脚を発揮した。7歳馬とは思えない豪快な伸び脚。コース取りを思えば勝ちに等しい内容。過去に天皇賞(春)で5、4着に好走した古豪。4個目のタイトル奪取のチャンスだ。

○......キラーアビリティは昨年のホープフルSで好位3番手から1馬身半差で差し切り勝ち。春クラシックの皐月賞13着は出遅れ、ダービー6着は外枠16番で1コーナーのポジションを取れなかったのが最後まで響いた。夏を休養に充て古馬のG2に挑戦。実力は3歳屈指で、メンバー唯一のG1馬が復活Vを目指す。

▲......ラストドラフトはアルゼンチン共和国杯2着、アメリカJCC3着2回。長距離経験が豊富でG2でも勝ち負けできるスタミナも備えている。2走前の目黒記念もスローの展開の中、後方から0秒2差5着まで追い上げた。前走は4カ月半ぶり、斤量も58キロと厳しい条件下で2着を確保。引き続きV争いになる。

△1......ヒートオンビートは天皇賞(春)でタイトルホルダーの4着。今夏のサマー2000シリーズ・七夕賞、新潟記念は2、5着。ともに1番人気を裏切ったが、2500Mは昨年の目黒記念2着を含め(0.1.1.0)と得意。長距離戦で巻き返す。

△2......テーオーロイヤルは昨年10月の1勝クラスから4連勝でダイヤモンドSを勝利。重賞初制覇を飾った。続く天皇賞(春)は初のG1挑戦だったが、強敵相手に3着と健闘した。秋初戦のオールカマーは5着に敗れたが、久々の影響もあった。トップハンデ57.5キロでも通用する能力を秘めている。

△3......ブレークアップは4カ月の休み明けで前走・六社Sを快勝。好スタートから3番手を追走、直線いつでも抜け出せる楽な手応えだったが、前が壁。残り100Mでようやく進路が開くと、一気に差し切った。条件戦を勝利したばかりだが、六社Sは過去4頭が馬券に絡んでいる好ステップ。大駆けに期待する。

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