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2022年7月16日(土)

11R
2022年7月16日(土)
1回函館11日
15:25発走

函館2歳ステークス GIII

芝・右 1200m 天気:
小雨
馬場:
稍重
2歳 オープン (国際)(特指) 馬齢 本賞金:3100、1200、780、470、310万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ロッソランパンテ
2 2 オマツリオトコ
3 3 クリダーム
4 4 オボロヅキヨ
4 5 スプレモフレイバー
5 6 ニシノシークレット
5 7 シンゼンイズモ
6 8 ミスヨコハマ
6 9 ゴキゲンサン
7 10 ミシェラドラータ
7 11 ニーナブランド
8 12 ブトンドール
8 13 アスクドリームモア

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 3=5 3=9 3-1 3-10 5=9
綾恵 5=3 5=10 5-8 5-12 3=10
ナベ 5=1 5=13 5=3 5=10 5=12
たま 10=5 10=3 10=1 10=12 10=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はクリダーム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.09.5
デビュー戦は好スタートを決めて2番手。掛かり気味だったが、早めに先頭へ立って後続の追撃を振り切った。2着馬ミシェラドラータも次走で勝ち上がっており、相手のレベルも水準以上。ここもポテンシャルの高さで押し切れる。

対抗はスプレモフレイバー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.09.9
デビュー戦を逃げ切りV。マイペースに持ち込んで直線を迎えると、楽に後続を突き放して断然の1番人気に応えた。父ダイワメジャー、母父サクラバクシンオーというスピード色の濃い配合。スムーズに先行できれば、前走の再現もありそうだ。

単穴はゴキゲンサン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.10.3
本馬も函館1200Mでデビュー勝ち。ハイペースの好位から力強い末脚で抜け出し、後続の追い上げを封じた。北海道サマーセール出身で仕上がりは早く、半兄ベルウッドブラボー(ダリア賞勝ち)も早期から活躍。要警戒だ。

抑えはミシェラドラータ。穴はロッソランパンテ。

今週のワンポイントアドバイス

重賞一番槍、ミシェラドラータ

今年JRAで最初に行われる2歳馬による重賞。1969年に創設された伝統のG3戦で一番槍をあげようと13頭のスピード自慢が結集した。過去10年のデータからレース傾向を見てみたい。

連対馬は3−5、1−9、4−11、1−3、2−1、1−12、2−7、4−2、10−4、3−2番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は4、4、3連対と悪くないが、人気薄の7〜12番人気から5頭が連に絡んでいる。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...3回
3000円台...2回
5000円台...1回
万 馬 券......3回

2000円未満の人気サイド配当も4回出ているが、2けた人気が連対した年に1万6810円、1万5620円、2万1980円の万馬券が出ている。

一方、3着に2、8、2、10、13、4、3、11、3、10番人気が入線した3連単配当は、5万、13万、22万、3万、6万、17万、6万、7万、57万、14万円台。伏兵馬の台頭も珍しくなく、10回中5回で6けた配当が飛び出す大荒れ。波乱の要因はキャリアの浅い2歳戦に加え、直接対戦もほとんどなく、能力比較が難しいことが挙げられる。

連対馬20頭のクラス別は、新馬組15頭と未勝利組5頭。新馬VS未勝利の構図で、新馬組が大きくリードし、3着を見ても9頭までを占めている。

連対馬20頭の前走は芝19頭とダート1頭。また、距離別は1000M4頭(ダート1頭を含む)、1200M14頭、1400M1頭、1800M1頭。当レースと同じ距離からの参戦馬が好成績を残している。

所属別は関東馬68頭、関西馬64頭、地方馬20頭で争い、8、12、0連対。連対率は12、19、0%。関西馬が連対数、率で他所属馬を上回っている。

性別は、
牡馬【5.5.6.58】
牝馬【5.5.4.64】

連対率はそれぞれ14、13%。1〜3着馬はほぼ互角。牝馬は成熟が速く仕上り早で、夏も走るといわれるが、このレースに限っては性別による差は考慮しなくても良さそうだ。(たま)


◎......ミシェラドラータはデビュー戦でクリダームの2着。発馬で後手に回り、直線でも進路を切り替えるロスがありながらも馬群を割って半馬身差。スムーズならば逆転もあったという脚色だった。続く未勝利戦は力通りに後続を1馬身ちぎる楽勝。勝ち時計(やや重)も優秀で、重賞初制覇のチャンスだ。

○......スプレモフレイバーは開幕2週目の馬場を1分9秒9で好タイムで逃げ切り勝ち。ダッシュ良くハナに立つと道中も楽な手応え、流すような余裕を見せて2着を2馬身突き放した。次走で2、5着馬が勝ち上がるハイレベルの一戦だった。スピードとパワーを兼ね備えた走り。2連勝でタイトルを目指す。

▲......クリダームの父ハーツクライは万能型だが、母の父サクラバクシンオーはバリバリの短距離馬。その血統通りに芝1200Mを1分9秒5の快速で押し切った。開幕週で馬場が良かったとはいえ、勝ちタイムは2歳開催最速。好スタートから好位に付けられるレースぶりから無傷の重賞制覇の期待も大きい。

△1......ロッソランパンテは東京の芝1400Mでデビュー勝ち。道中で頭を上げ、直線でも外にモタれるなど若さを出しながらだったが、終いはしっかりと伸びた。洋芝を経験していない弱みはあるが、一度使われた上昇度は大きいはず。若さをコントロールできれば上位争いに浮上する。

△2......ブトンドールはこの舞台でデビュー戦を快勝。好スタートでゲートを飛び出したが、行きたい馬を先に行かせて4番手。勝負どころから長くいい脚を使い、きっちりと差し切った。やや重で時計はかかったが、スパッと切れる末脚と勝負強さが光った。混戦になれば出番は十分にある。

△3......アスクドリームモアは新馬戦で8枠12番。ゲートは互角だったが、外枠で前に壁ができず、道中も外々を回るロス。それでもメンバー最速の上がりで勝利した。開幕9日目で時計はかかったが、長くいい脚を使えることを証明。連闘Vへのハードルは高いが、2着争いには加われる。

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