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2022年9月3日(土)

11R
2022年9月3日(土)
2回札幌7日
15:25発走

札幌2歳ステークス GIII

芝・右 1800m 天気:
馬場:
2歳 オープン (国際)(特指) 馬齢 本賞金:3100、1200、780、470、310万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ダイヤモンドハンズ
2 2 ウェイビー
3 3 シャンドゥレール
3 4 アースビート
4 5 レッドソリッド
4 6 ブラストウェーブ
5 7 トーセンウォルト
5 8 アンテロース
6 9 フェアエールング
6 10 アスクメークシェア
7 11 ビキニボーイ
7 12 ドゥーラ
8 13 ドゥアイズ
8 14 ジョウショーホープ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=3 6=12 6-1 6-9 3=12
綾恵 1=6 1=9 1-12 1-14 6=9
ナベ 9=6 9=1 9=8 9=13 9=14
たま 14=3 14=1 14=6 14=9 14=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はブラストウェーブ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.50.9
有馬記念(G1)など重賞5勝を挙げたブラストワンピースの全弟。デビュー戦は2番手追走からしっかり伸びて押し切り、単勝1.3倍の断然人気に見事応えた。兄同様、馬体重500キロ超の大型馬で、一度使われデキはさらに良化。無傷の2連勝でエリートコースに乗る。

対抗はシャンドゥレール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.50.0
デビュー戦は物見をするなど若さを見せながらも、直線で鋭く伸びて快勝。終いは手綱を抑える余裕もあり、着差以上に強い内容だった。父エピファネイアは現2歳世代がすでに9頭勝ち上がっており、目下2歳リーディング首位。血の勢いも後押しする。

単穴はドゥーラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.49.1
デビュー戦は僅差4着に終わったが、馬体が絞れた2戦目を快勝。スローペースの好位でしっかりと折り合い、上がり最速で力強く差し切った。走破時計が優秀で、当時の2着馬も次走で勝ち上がっている。外に張る面が課題だが、このメンバーでもポテンシャルは互角以上。

抑えはダイヤモンドハンズ。穴はフェアエールング。

今週のワンポイントアドバイス

鞍上魅力、ジョウショーホープ

夏競馬は今週が最週終。札幌、新潟、小倉で恒例の3重賞「札幌2歳S」「新潟記念」「小倉2歳S」が行われる。

先陣を切るのは第57回・札幌2歳S。2020年は1着馬ソダシがのちに阪神ジュベナイルF、桜花賞、ヴィクトリアマイルを制覇。2着ユーバーレーベンはオークスを制した。昨年の優勝馬ジオグリフは皐月賞でG1馬となった。出世レースを勝利するのはどの馬か。過去10年のデータを参考にレース傾向を見てみる。

連対馬は3−1、2−4、5−11、2−1、5−10、1−4、6−4、5−3、2−5、1−4番人気の組み合わせで決まった(13年は函館競馬)。上位1〜3番人気は4、3、2連対と苦戦しているが、その分を4、5番人気が4、4連対とカバー。人気薄からの連対は6、10、11番人気の3頭と少ない。

馬連配当は
3 け た......3回
1000円台...1回
2000円台...2回
6000円台...1回
8000円台...1回
万 馬 券......2回

上位5番人気が連対馬の85%を占めているが、11、10番人気が2着に食い込んだ年に、2万3610円、1万8120円の万馬券が出る波乱。キャリアの浅い馬による重賞戦だけに、伏兵馬の食い込みも視野に入れておきたい。

一方、3着に9、6、7、8、7、7、1、2、1、5番人気が入った3連単配当は、2万、5万、45万、2万、50万、3万、8万、8万、1万、1万円台。馬連万馬券の年に6けた配当が飛び出す大荒れとなっている。
連対馬のクラス別はオープン組5頭、新馬組11頭、未勝利組4頭。格下の新馬、未勝利組がオープン組を上回っている。

ステップ(着順)はコスモス賞(1、3、1着)組が3連対。クローバー賞(2、1着)組2連対。オープンだからといって手放しで飛びつけないが、そこで馬券圏を確保していれば信頼度は高い。

連対馬20頭は芝からの出走で、距離別は1500M組3頭、1600M組2頭、1800M組15頭。このレースと同じ1800M組が好成績を挙げている。

性別は
牡馬(7.7.8.75)
牝馬(3.3.2.27)

連対率はそれぞれ14、17%。牝馬は連対率で牡馬を上回っている。ちなみに今年は5頭が参戦する。

所属別は、
関東馬(6.5.4.48)
関西馬(3.4.5.50)
地方馬(1.1.1.4)

連対率は17、11、29%。今年は地方馬の出走はなく、関東馬が優勢となっている。(たま)


◎......ジョウショーホープはクローバー賞で内枠2番からスタートを決め、4番手を追走。道中の手応えも良く直線を向いたが、前が壁で追えず、外に切り替えて3着を確保した。脚色から悔いが残ったが、末脚は確か。ミッキーロケット産駒で距離延長は望むところ。ルメール騎手騎乗は魅力で、重賞制覇のチャンスとみた。

○......シャンドゥレールは東京の新馬戦を快勝。ゲート入りを嫌がり、序盤はスムーズさを欠いたが、向こう正面で2番手を確保すると手応え良く追走。直線残り400M過ぎで先頭に立ち、楽々とゴールした。2戦目でゲートも慣れてくるはず。引き続きデムーロ騎手の手綱で重賞Vを目指す。

▲......ダイヤモンドハンズはこの世代の新馬勝ち第1号で、新種牡馬サトノダイヤモンドの産駒。中京マイルのデビュー戦では好位3番手から抜け出し、お手本通りの競馬を見せた。レース後に福永騎手が「距離が全然足りなかった」と振り返ったように距離延長はプラス。小回り札幌に替わるが、好位で立ち回れば勝ち負けになる。

△1......ドゥーラはデビュー戦を飾れなかったが、2戦目できっちりと勝ち上がった。1分49秒1の時計は2歳戦としては速く、上がり34秒5も上々。札幌2歳S過去10年の勝ちタイムと比較しても勝ち負けできるレベルにある。勝負どころから直線にかけて外に張る不安はあるが、力を出し切れば差はない。

△2......ブラストウェーブは有馬記念馬ブラストワンピースの全弟。函館の芝1800Mでデビュー戦を快勝した。デビュー時の兄を18キロも上回る538キロの雄大な馬体もさることながら、2番手追走の正攻法から早めに抜け出した内容も好感。大型馬のたたき2戦目に期待は高まる。

△3......フェアエールングは福島の芝1800Mで新馬勝ち。ハナに立つのに脚を使い、4コーナーでは2着馬に先を越されたが、直線しぶとく差し返して2馬身半差でゴール。重馬場で時計はかかったが、上がり34秒6は速く、2歳馬らしからぬ勝負強さを見せた。混戦で浮上する。

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