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2020年12月6日(日)

11R
2020年12月6日(日)
3回中京2日
15:30発走

チャンピオンズカップ GI

ダート・左 1800m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 タイムフライヤー
1 2 ゴールドドリーム
2 3 メイショウワザシ
2 4 エアアルマス
3 5 クリンチャー
3 6 エアスピネル
4 7 カフェファラオ
4 8 サンライズノヴァ
5 9 アルクトス
5 10 アナザートゥルース
6 11 チュウワウィザード
6 12 モズアスコット
7 13 インティ
7 14 ヨシオ
8 15 クリソベリル
8 16 サトノティターン

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 15=7 15=11 15-2 15-8 7=11
綾恵 1=15 1=11 1-4 1-7 15=11
山田 15=7 15=5 15=8 7=5 7=8 5=8
たま 5=15 5=7 5=9 5=11 5=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はクリソベリル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.48.5
通算9戦8勝。秋の始動戦となった前走・JBCクラシック(交流G1)を快勝して4つ目のG1タイトルを獲得し、ダート王の力を改めて誇示した。国内戦では負けたことがなく、3歳で挑戦した昨年の当レースでもレースレコードで年長馬らを一蹴。立ち回りの上手さに加えて末脚も抜群で、付け入る隙がない。史上2頭目の連覇に期待が集まる。

対抗はカフェファラオ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.54.7
秋初戦のシリウスS(G3)で古馬に快勝。2走前のジャパンダートダービー(交流G1)は躓くアクシデントが響いて初黒星を喫したものの、立て直してしっかりと巻き返した。現3歳ダート路線でトップクラスの能力を誇り、デビューから5戦4勝。圧勝したユニコーンS(G3)を含め、左回りは3戦3勝と無敗だ。底を見せていない逸材が、世代交代を狙う。

単穴はチュウワウィザード。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.48.8
今年の川崎記念(交流G1)を6馬身差で圧勝し、G1・2勝目をマーク。通算17戦(9.3.4.1)と抜群の安定感を誇り、近2戦も帝王賞(交流G1)3着、JBCクラシック(交流G1)3着とトップ戦線で力を示した。ひと叩きされて順当に良化しており、絶対王者にひと泡吹かせたいところだ。

抑えはゴールドドリーム。穴はサンライズノヴァ。

今週のワンポイントアドバイス

スタミナ豊富、クリンチャー


世紀の大一番となった第40回ジャパンカップは、アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトと3強が人気順通りにゴールイン。レース史上初の1、2、3番人気決着となった。

配当は、
枠連(2−4 350円)
馬連(2−6 330円)
ワイド(2−6 170円、2−5 190円、5−6 220円)
馬単(2→6 610円)
3連複(2−5−6 300円)
3連単(2→6→5 1340円)
ここまでの中で最低の配当となった。

なお、3連複と3連単は19年ホープフルS(580円)、11年菊花賞(2190円)のG1最低記録を更新する珍事。本命党には万歳したくなるような、うれしいG1レースになった。おめでとうごさいます。

さて、今年も残すところあと1カ月。今週は中京競馬場で下半期のダート王決定戦が行われる。2014年にレース名が「ジャパンCダート」から「チャンピオンズC」と改称され、同時に舞台も阪神競馬場から中京に移った。ここでは過去10年のデータを参考にレース傾向を見てみたい。

連対馬は1−8、1−5、6−3、3−6、2−8、12−3、6−1、8−1、1−8、2−1番人気の組み合わせで決まった。1番人気は3勝2着3回とまずまずの成績を残しているものの、2、3番人気が2、3連対と不振。代わりに、6番人気以下から8頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...2回
3000円台...1回
4000円台...4回
5000円台...1回
万 馬 券......1回

12、3番人気で決まった15年に1万1040円と荒れたが、残る9回は6000円未満で決着。毎年のように伏兵馬が連に絡んでいるが、波乱度は意外に低い。

一方、3連単配当は9万円台、6180円、16万円台、2万円台、7万円台、31万円台、8万円台、15万円台、2万円台、8980円。こちらは10回中3回で10万円を超す万馬券が飛び出す波乱含みの傾向を見せている。ちなみに、3着は11、2、9、1、3、5、10、9、3、3番人気だった。

今年、外国馬と地方からの参戦がなく、関東馬VS関西馬の争い。関東馬の3連対(2勝2着1回)に対して、関西馬が17連対(8勝2着9回)。関西馬が関東馬を圧倒している。ただ、関東馬の3連対はここ5年で記録したもの。近年は巻き返す兆しを見せている。

ステップ(着順)は6連対でJBCクラシック(2、1、2、4、3、1着)組がトップ。次いで、みやこS(1、4、2、3、1着)組が5連対で、4連対で武蔵野S(1、1、1、7着)組、3連対の南部杯(5、1、3着)組の順。上記有力4路線で連対馬の90%を占め、残る2頭がJBCレディスクラシック(大井競馬=2着)と日本テレビ盃(船橋競馬=1着)。20頭中19頭は5着以内に好走している。前哨戦で掲示板を外した馬は割引対象になる。

年齢別は3〜7歳以上馬が19、38、41、31、28頭出走して、3、3、7、6、1連対。連対率は16、8、17、19、4%。5、6歳馬中心となるが、7歳以上でなければ、どの世代にもチャンスがありそうだ。

また、枠別成績(中京競馬場で行われた6回)は、
1枠【0.1.2.7】
2枠【2.2.1.7】
3枠【1.0.1.10】
4枠【1.0.0.11】
5枠【2.0.1.9】
6枠【0.1.1.10】
7枠【0.2.0.10】
8枠【0.0.0.11】
(フルゲート16頭。17〜19年は15頭立て。17年は15番取り消し)。

内の1〜4枠が合計【4.3.4.35】の成績で、外の5〜8枠が【2.3.2.40】。内枠が勝利数と3着回数で外枠を一歩リードしている。8枠15番に入ったクリソベリルにとっては気になるデータとなっている。


◎......本命にクリンチャーを推す。2走前の太秦Sは休み明けで4着と期待を裏切ったが、前走みやこSで一変。3〜4コーナーから長くいい脚を使って3馬身差の圧勝。18年の京都記念以来となる勝利で、芝とダート二刀流の重賞制覇を果たした。菊花賞2着、天皇賞(春)3着とスタミナは豊富。勢いそのままにダートG1の頂点に立っても不思議はない。

○......クリソベリルはオープン入りして6勝6勝(国内)。無敵の快進撃を続けているが、5勝は地方競馬の力のいるダートで挙げている。スピード優先の中央での勝利は昨年(55キロ)クビ差Vだったこのレースだけ。しかも今年は57キロでの参戦。連覇に黄色信号が点灯と見て2番手評価とした。

▲......割って入れば伸び盛りの3歳牡馬カフェファラオ。前走のシリウスSは古馬を相手に外々を回りながらも差し切り勝ち。0秒1差の勝利だったが、着差以上に強い内容だった。3歳馬はここまで3連対の実績だが、勝率では世代別トップ。この馬自身も5戦4勝と底を見せていない。

△1......チュウワウィザードは昨年このレースで0秒3差の4着。直線外に出すロスがなければという悔いの残る内容だった。対クリソベリルでは過去の対戦成績は3戦3敗だが、斤量は昨年の2キロ差から57キロと同量。ダート1800Mは【4.2.1.1】と得意だ。

△2......前走の南部杯でアルクトスはモズアスコットら強豪を破ってG1初制覇。3〜4コーナーで外を回って先頭に並びかける積極的な競馬で、勝ち時計の1分32秒7も日本レコードだった。距離1800Mは今回初めてで、相手もさらに強くなるが、前走のレースぶりからノーマークにはできない。

△3......モズアスコットは前走・武蔵野Sで0秒9差の7着。敗因は極限の59キロを課せられたことに尽きる。2月にフェブラリーSを中団待機から2馬身半差で楽勝。マイル以上に実績がないのが気がかりだが、今回が引退レース。有終の美を飾れるか。

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