2004年1月12日(月)
11R
2004年1月12日(月)
京都
15:45発走
日刊スポーツ賞シンザン記念 GIII
芝・右・外 1600m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳
オープン (混合)(特指) 別定
本賞金:4000、1600、1000、600、400万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | テイエムサンタオー | |||||
2 | ジョージサクラ | |||||
3 | ナムラシーザー | |||||
4 | カリスマサンキセキ | |||||
5 | タニノアレグロ | |||||
6 | シゲルドントイケ | |||||
7 | グレイトジャーニー | |||||
8 | マコトキンギン | |||||
9 | シルヴァーゼット | |||||
10 | タマモホットプレイ | |||||
11 | ヌチグスイ | |||||
12 | アーバンエスケープ |
買い目
大多 | 7=10 7=9 7-3 7-6 10=9 |
---|---|
綾恵 | 10=7 10=3 10-5 10-9 7=3 |
山田 | 10=6 10=2 10=9 6=2 6=9 2=9 |
たま | 9=7 9=10 9-3 9-6 7=10 |
予想
本命はグレイトジャーニー。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.4
前々走,デイリー杯2歳S(G2)で,好位から34秒台の末脚を使い,世代トップの韋駄天メイショウボーラーに0秒3差の2着。前走の朝日杯フューチュリティS(G1)こそキャリアの浅さを露呈し7着に凡走したが,デビュー戦と前々走で見せた素質は非凡だっただけに,G3のここでは見直しの必要があるはず。前年,朝日杯組が1,3着。今回そのローテーションを刻んでいるのは当馬のみとデータの後押しもある。重賞初制覇のチャンス十分だ。
対抗はタマモホットプレイ。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビュー戦を他馬を寄せ付けない圧倒的な強さを見せつけ勝利。続く前走の千両賞は,デイリー杯3,4着のアドマイヤシェイク,セイシュンジダイなどメンバーが一気に強化された中で,逃げるリガードシチーを楽々差し切り無傷の2連勝を飾った。前2戦を見る限り地力は十分重賞級なだけに,いきなりでも首位争いは必至か。前2戦より1ハロン伸びる今回のマイル戦は当馬にとって試金石だが,本命馬に肉薄できる素質を秘めている逸材だけに,逆転の可能性までも。
単穴はシルヴァーゼット。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.36.6
今回と同舞台の前走500万戦で好位差しの競馬を見せ,その素質とセンスの高さを示した。デビュー戦も先行抜け出しの強いレースぶりで,良血馬シーキングザダイヤ(5着)らを抑え勝利しているように,能力の裏付けもしっかりしている。対抗馬同様,無傷の2連勝中。デビューから3戦目,まだまだ上積みが見込めるだけに,相手強化のここでも侮れない存在だろう。
抑えはシゲルドントイケ。穴はナムラシーザー。
今週のワンポイントアドバイス
展開不問シルヴァーゼットV
95年に外国産も参戦できるようになってから出走馬のレベルが上がり,当レースの連対馬が後の大レースで活躍するようになった。シーキングザパール,アグネスワールドが海外G1を制し,タニノギムレットは3歳馬の頂点ダービーを制覇。今年も名馬への登竜門「シンザン記念」に良血馬が名をつらねた。
過去10年,1番人気は6勝,2着1回,3着2回。大きく崩れたのは99年に8着と敗れたエイシンキンボール1頭だけ。また,2,3番人気も3,2連対と健闘している。一方7番人気以下の伏兵馬も5頭が連対,01年に馬連3万馬券が飛び出して大荒れとなった。ただ,残る9回は3けた5回,1000??2000円台3回と8000円台。基本的には人気サイド決着で収まっている。
連対20頭中17頭が前走1600M以上を使って参戦。残る3頭もマイル以上のレースを経験していた。連対馬の前走は重賞9頭,オープン3頭,500万条件以下8頭。近年は新馬,未勝利勝ち直後の馬が連対しているのが特徴だ。
2戦2勝のシルヴァーゼットを本命に推す。デビュー戦を2番手からおしきり,2戦目は後方待機で直線豪快に差し切った。まだ粗削りな面はあるが,明け3歳のこの時期に自在な脚質は大きな武器になる。無傷の3連勝で初重賞制覇のチャンスだ。
朝日杯フューチュリティS(G1)7着から巻き返しを狙うグレイトジャーニー。兄に皐月賞馬ノーリーズンを持つ良血。G1の舞台では力を出し切れなかったが,強敵と戦った経験を生かせば好勝負になる。
タマモホットプレイも2戦2勝で駒を進めてきた。2戦はいずれも出遅れて二の脚で好位に付け,直線鮮やかに差し切った。初距離で狙いを下げたが,3連勝されても驚けない素質を備えている。
シゲルドントイケもこの距離は初めて。1400Mまでしか経験していないが,前走で差す競馬を身に付けたのは大きな収穫。メンバー中最多のキャリア8戦馬。持ち時計がないだけに,スピード決着ではつらいが,混戦になれば出番はありそうだ。
穴を出せばナムラシーザーか。新馬,未勝利は直線で詰めを欠いて3,4着。決め手が鈍ったところを見ると2000Mは少し長いか。2勝は京都のこの距離。得意の舞台で大駆けを期待できる。