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2004年9月12日(日)

11R
2004年9月12日(日)
中山
15:35発走

京成杯オータムハンデキャップ GIII

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (混合)(特指) ハンデ 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 シャイニンルビー
2 2 マイネルソロモン
3 3 マイネルゼスト
4 4 ミデオンビット
5 5 ミスキャスト
6 6 メジャーカフェ
7 7 マイネルモルゲン
8 8 オーゴンサンデー
8 9 ニシノムーンライト

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=2 7=3 7-1 7-9 2=3
綾恵 2=8 2=5 2-9 8=5
山田 2=6 2=7 2=9 6=7 6=9 7=9
たま 2=9 2=6 2=1 2=7

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はマイネルモルゲン。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.33.0
休養前の安田記念(G1)では,後方から果敢に追い上げての7着。あまり得意ではない渋った馬場にもかかわらず,ツルマルボーイに0秒4差なら,十分に健闘の部類であろう。今回の中山は過去3勝と相性も良く,4月に同設定で行われたダービー卿CT(G3)で対抗馬らを下しているように,上手く折り合いが付いた時の差し脚には定評がある。ここは3カ月ぶりとなるが,この中間も好時計をマークしており,仕上がりはかなり良い感じ。今回のメンバーで,唯一のマイル重賞馬という実績を軽視はできず,一戦級がそろう前の前哨戦でなら,トップハンデでも最有力とみる。

対抗はマイネルソロモン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.4
前走の関屋記念(G3)は末脚届かず0秒1差の3着まで。思ったほどペースが上がらなかったので,位置取りの差が悔やまれるが,以前から課題であった気性面も解消されてきた感があり,折り合いが付いていた点には好感が持てる。春のダービー卿CTではクビ差でモルゲンに勝ちを譲っているものの,ゴール前の勢いは当馬が上回っていたのも事実。コース替わりの中山マイルは3戦2勝,2着1回と得意にしており,開幕週の時計勝負は歓迎のクチ。こちらもトップハンデだが,使われている強みを生かせれば,逆転まで持ち込むことも不可能ではあるまい。

単穴はマイネルゼスト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.9
伏兵評価だった前走の葵Sでは,人気のムーヴオブサンデーらを退けての価値ある勝利。3コーナーで他馬に寄られる不利があったものの,直線大外から華麗な差し脚を見せていた。春はクラシック路線にも色気を見せたが,父がスピード寄りのトワイニングのために距離の壁があったようで,短距離路線に回ったことが功を奏したようだ。今回は4カ月の休み明けだが,今週の追い切りでは古馬相手に3馬身先着するなど,仕上がりは問題なさそう。メンバー構成からもシベリアンホークが回避したことで,脚質自在の当馬なら思い切っての先行策も考えられる。前走1400Mでの勝ちっぷりから距離延長は微妙なところだが,ハンデ差を生かせれば古馬初対戦でも侮りがたい。

抑えはシャイニンルビー。穴はニシノムーンライト。

今週のワンポイントアドバイス

マイネルソロモン悲願の初重賞Vに王手


02年の新潟開催を含めた過去10年のレースで傾向を探って見たい。
連対馬は2??1,4??1,3??5,2??7,1??3,7??8,1??3,1??2,1??4,6??8番人気の組み合わせで決まった。1番人気は4勝,2着2回と好調だが,6番人気以下の伏兵馬も5連対と健闘している。99年と昨年で馬連万馬券が飛び出したが,8回中5回は3けた決着で,最高配当も3960円と低め。堅いか荒れるかの見極めが必要だ。
連対馬の前走は重賞11頭,オープン5頭,条件4頭。路線別は関屋記念(G3)組が6連対で抜けている。出走間隔は中1??3週6頭,1??2カ月12頭,3カ月以上2頭。連対20頭中18頭は7,8月に1度は出走していた。
年齢別は3??7歳上馬が13,27,41,24,15頭出走して,2,7,6,4,1連対。4歳馬が世代をリードしている。トップハンデ馬の成績は1,2,(2,4,5),5,3,(3,11),(1,6),(2,3),(1,3),5着。連対馬は6頭でもほぼ毎年ワイド圏内に食い込む活躍を見せている。ハンデ頭からは目が離せない。
マイネルソロモンが巻き返す。前走関屋記念は外から懸命に追い込んだが0秒1差3着。スローペースにはまったが,レース最速の上がりで能力の高さを見せた。中山マイルは3戦して2勝,2着1回とパーフェクト連対。8度目の重賞挑戦で悲願のVを達成する
毎年夏場に調子を上げてくるニシノムーンライト。2走前は1400M戦でかかったが,勝ったマイネルソロモンとは0秒1差だった。前走クイーンS(G3)も積極的なレース運びを見せたが,直線粘れず4着。距離が1ハロン長かった。今回はハンデ53キロ。牡馬相手でも勝ち負けになっても不思議はない。
穴を開ければメジャーカフェ。前走は直線2頭のマッチレースになったが,最後まで相手に抜かせない勝負根性を見せた。1000万下で惜敗を繰り返していたが,ようやく勝つことに見ざめたか。良馬場ならオープンでも好勝負できる資質を備えている。
3カ月ぶりで評価を下げたが,マイネルモルゲンも怖い1頭。前走安田記念(G1)で7着といっても着差はわずか0秒4。同じ中山のマイル舞台で,ダービー卿CT(G3)を制して初重賞を手にしている。ハンデ56キロも有利だ。
シャイニンルビーは中京,札幌で7,10着。ここ2走調子がいまいちだったが,今回,美浦の南Wコースの最終追い切りで61秒台の時計を馬なりで叩き出した。中山1600Mはベストで,持ちタイム1分32秒9ならスピードも互角。復調さえしていれば,このメンバーでも上位争いになる。

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