2024年4月20日(土)

11R
2024年4月20日(土)
1回福島5日
15:25発走

福島牝馬ステークス GIII

芝・右 1800m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際) 牝 (指定) 別定 本賞金:4000、1600、1000、600、400万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 コスタボニータ
1 2 エリカヴィータ
2 3 ピンクジン
2 4 ペイシャフラワー
3 5 トーセンローリエ
3 6 エリオトローピオ
4 7 ファユエン
4 8 ウインピクシス
5 9 エミュー
5 10 キミノナハマリア
6 11 タガノパッション
6 12 ラリュエル
7 13 ライトクオンタム
7 14 フィールシンパシー
8 15 シンリョクカ
8 16 グランベルナデット

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 16=15 16=1 16-9 16-13 15=1
綾恵 1=12 1=14 1-15 1-16 12=14
ナベ 10=1 10=15 10=4 10=11 10=12
たま 1=11 1=15 1=8 1=13 1=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はグランベルナデット。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨秋から調子を崩していたが、今年初戦の初富士S(3勝クラス)では2番手から危なげなく押し切って復活V。3歳春の忘れな草賞(L)を快勝しているようにポテンシャルは高く、輸送も苦にしない。牝馬同士なら重賞初制覇のチャンス。

対抗はシンリョクカ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.46.9
阪神JF(G1)2着、桜花賞(G1)6着、オークス(G1)5着と2歳時から世代トップ戦線で活躍。その後は案外な結果が続いていたが、前走・中山牝馬S(G3)で僅差3着と復調をアピールした。今回のメンバーでも互角以上に戦える。

単穴はコスタボニータ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.45.5
重賞で3、3、8、3、5着。まだタイトルには手が届いていないものの、牝馬重賞戦線の安定勢力だ。小回り向きの器用さがあり、初めての福島コースにも難なく対応できそう。連下には押さえておきたい。

抑えはライトクオンタム。穴はエミュー。

今週のワンポイントアドバイス

VでG1参戦、コスタボニータ

今週から東京、京都競馬が開幕する。昨年、総工費880億をかけて誕生した淀名物「センテニアル・パーク」が2年目を迎える。ゆったりとした客席に、水はけの良い馬場も好評。さらに暑熱対策で厩舎に取り付けられたエアコン、パドックに設置されたミストなど、ファンにとっても馬にとっても優しい環境が競馬を大いに盛り上げている。

21日に、1着に安田記念への優先出走権が与えられる「マイラーズC」。東京ではオークス・トライアル「フローラS」が行われるが、まずは今年の福島初の重賞「福島牝馬S」の傾向を過去10年のデータで探ってみたい。

レースは5−2、3−9、15−1、3−4、7−1、4−1、3−13、7−1、3−6、8−2番人気の組み合わせで決まった(2021年は新潟競馬)。上位1〜3番人気は4、2、4連対と人気に応えられず、代わりに人気薄の6〜15番人気から7頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...1回
3000円台...4回
5000円台...1回
6000円台...1回
万 馬 券......2回

10回中8回は3000円以上で決着し、2けた人気が健闘した16年と20年に1万円台と2万円台の万馬券が出ている。

一方、3着に16、13、13、1、4、2、15、10、5、4番人気が入った3連単配当は、23万円台、59万円台、73万円台、2万円台、6万円台、6670円、227万円台、23万円、7万円台、7万円台。2けた人気の台頭は珍しくなく、大荒れとなっている。

連対馬のクラス別は重賞組16頭、オープン特別組1頭、3勝クラス組2頭、2勝クラス組1頭。80%を占める重賞組が強いが、3着を見るとオープン特別組以下から3頭が入線。重賞組以外にも付け入る隙がある。

ステップ(着順)は中山牝馬S組が11連対(2、2、6、8、7、1、4、5、1、9、1着)と他路線を大きくリードし、次いで愛知杯(3、18、8着)組3連対の順。軸は55%を占める中山牝馬S組から選ぶのが無難で、2けた着順でなければ信頼度はさらに高まる。

年齢別は
4歳 【2.4.2.44】
5歳 【5.6.4.44】
6歳 【2.0.4.22】
7歳上【1.0.0.8】

連対率は12、19、7、11%。5歳馬が勝利数、連対数で最有力候補となっている。

所属別は
関東馬【4.5.6.63】
関西馬【6.5.4.55】

連対率は12、16%。勝利数で関西馬が優勢だが、3着数で関東馬が逆転なら東西間に差はないと見ていい。(たま)


◎......コスタボニータはここまで重賞に5回挑んで3、3、8、3、5着。勝ち星こそないが、3度馬券に絡み、唯一掲示板を外した府中牝馬Sでも休み明けで0秒5差と崩れていない。今の競馬を牽引する5歳世代で、最有力ステップの中山牝馬Sからの参戦。Vで本番のヴィクトリアマイルに駒を進めたい。

○......タガノパッションは休養明けの前々走・愛知杯で2着。勝ち馬に半馬身届かなかったが、ゴール前の脚色は一番光っていた。前走・中山牝馬Sは道中内に閉じ込められながらも、直線で内ラチ沿いを伸びて6着。近2戦ともにメンバー最速の上がりを発揮した。別定戦で斤量増になるが、末脚勝負なら出番はある。

▲......シンリョクカは中山牝馬Sで半馬身+アタマ差の3着。今回出走の4頭の中で最先着でゴールした。1勝馬の身ながら阪神ジュベナイルF2着、桜花賞6着、オークス5着の実績。ここでは力上位ははっきりしている。11連対を果たしている最有力ステップからの臨戦。当然勝ち負けになる有力候補の1頭だ。

△1......ライトクオンタムは新馬戦を圧勝した後、牡馬相手のシンザン記念を勝利した。そのシンザン記念はジェンティルドンナ(12年)、アーモンドアイ(18年)が勝ち、のちに3冠牝馬になったことで知られる出世レース。昨年暮れに復帰して5、3着と上昇気配を見せているだけに、軽視できない存在だ。

△2......グランベルナデットは年明け初戦の初富士Sを快勝。その前走は好発からスッと2番手につけ、スローペースにもきっちりと折り合い、直線であっさりと抜け出した。オープンに返り咲いたばかりだが、3歳時に忘れな草を勝利した素質馬。牝馬同士の重賞ならヒケを取らない資質を秘めている。

△3......ウインピクシスは昨年3番人気で13着に敗退。外枠から果敢に2番手につけたが、勝負どころから後続に次々と押し寄せる展開で馬群に沈んた。福島は新馬戦、2勝クラスを勝利し、福島記念4着。有力馬の多くが福島コースは初。豊富な経験を生かしてリベンジVがあっても驚けない。

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