2023年12月17日(日)

11R
2023年12月17日(日)
5回阪神6日
15:40発走

朝日杯フューチュリティステークス GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
2歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:7000、2800、1800、1100、700万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 エコロヴァルツ
1 2 ミルテンベルク
2 3 ジャンタルマンタル
2 4 サトミノキラリ
3 5 タガノエルピーダ
3 6 セットアップ
4 7 オーサムストローク
4 8 ダノンマッキンリー
5 9 クリーンエア
5 10 バンドシェル
6 11 タイキヴァンクール
6 12 タガノデュード
7 13 ナムラフッカー
7 14 ジューンテイク
8 15 エンヤラヴフェイス
8 16 アスクワンタイム
8 17 シュトラウス

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 3=17 3=8 3-1 3-6 17=8
綾恵 8=7 8=3 8-5 8-17 7=3
ナベ 4=1 4=13 4=6 4=9 4=17
たま 17=3 17=15 17=1 17=6 17=8

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はジャンタルマンタル。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.34.5
デイリー杯2歳S(G2)を快勝し、デビュー2連勝。まだ余裕残しの仕上げだったが、内ラチ沿いの荒れた馬場をものともせずに抜け出し、重賞初制覇を飾った。好位で立ち回れるセンスの良さがあり、末脚も非凡。今週の追い切りでは新コンビを組む川田騎手を背に、栗東坂路で自己ベストを更新した。無傷の3連勝を飾り、堂々と2歳マイル王の座を奪取する。

対抗はシュトラウス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.7
父モーリス、母ブルーメンブラットという名マイラー同士の配合から誕生した良血馬。デビュー戦は9馬身差で楽々と逃げ切り、断然の1番人気に応えた。サウジアラビアRC(G3)はかかって3着に終わったが、続く東京スポーツ杯2歳S(G2)は好位で我慢して押し切り勝ち。気性的に距離短縮は歓迎で、折り合いさえつけば勝機も十分にある。

単穴はダノンマッキンリー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビュー戦は道中2番手から早めに抜け出して快勝。2戦目の秋明菊賞(1勝クラス)では後方で脚をためると、上がり最速で豪快に差し切り連勝を飾った。この勝ちっぷりなら、距離が延びても対応は可能。母が英1000ギニー(芝1600M)の勝ち馬で、血統も筋が通っている。このメンバーでもポテンシャルは互角以上だろう。

抑えはセットアップ。穴はエコロヴァルツ。

今週のワンポイントアドバイス

母に一歩近づくV、シュトラウス

アスコリピチェーノが無傷の3連勝で阪神ジュベナイルFを制した舞台で、今週は2歳マイル王決定戦が行われる。重賞ウイナーのシュトラウス、ジャンタルマンタル、セットアップ、アスクワンタイムなど豪華メンバー17頭が顔をそろえて大混戦ムード。2週連続で無敗王者が誕生するのか。それとも.........。過去10年のデータを参考にレース傾向を見てみたい(2013年は中山競馬)。

過去10年、連対馬は4−6、1−14、2−1、6−7、1−3、2−9、1−2、7−2、3−1、1−2番人気の組み合わせで決まった。1、2番人気は6、5連対と人気に応えているが、3番人気が2連対と不振で、6〜14番人気から6頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3 け た......4回
1000円台...1回
5000円台...2回
7000円台...1回
9000円台...1回
万 馬 券......1回

上位1〜3番人気で決着する堅い配当が5回ある一方で、14番人気が2着に食い込んだ14年には1万4050円と荒れ、5000〜9000円台の高配当も4回。堅いか荒れるかの両極端な結果が出ている。

また、3着に5、3、11、12、2、1、14、1、4、3番人気が入線した3連単配当は、16万円台、13万円台、3万円台、22万円台、2630円、4万円台、9万円台、5万円台、1万円台、4570円。こちらも4けた配当2回に13万〜22万円台の6けた配当3回。2けたの人気薄の台頭も珍しくなく、波乱含みとなっている。

連対馬のクラス別は、重賞組13頭、オープン特別組1頭、1勝クラス組4頭、新馬組1頭、未勝利組1頭。オープン馬が7割を占めているものの、下級条件組にもチャンスは十分にある。

前走成績は【16.2.0.2】。18頭が連対馬で、着外からは2頭だけ。ちなみに3着を見ても9頭が連対馬。前哨戦で連を外した馬の巻き返しは厳しくなっている。

路線別は5連対でサウジアラビアロイヤルC組とデイリー杯2歳S組が並び、2連対の京王杯2歳S組とベゴニア賞組が有力。今年はサウジアラビアロイヤルC組を除く3路線から8頭が出走する。

距離別は1400M組4頭、1600M組13頭(ダート1頭を含む)、1800M組2頭、2000M組1頭。このレースと同距離からの臨戦馬が最多連対を果たしている。

所属別は
関東馬【4.2.3.32】
関西馬【6.8.7.100】
地方馬【0.0.0.1】

連対率は15、12、0%。関西馬が圧倒的に強く、ここ3年は1、2着を独占している。

キャリア別は
1戦 【1.0.1.4】
2戦 【5.4.3.34】
3戦 【3.4.2.38】
4戦 【1.2.4.31】
5戦上【0.0.0.26】

連対率は17、20、15、8、0%。キャリア2、3戦馬が有力だが、15年にデビュー戦から直行したリオンディーズが勝利している。

枠別成績は、
1枠【4.1.0.13】
2枠【0.0.3.17】
3枠【2.2.0.16】
4枠【1.2.2.15】
5枠【1.2.1.16】
6枠【0.3.0.17】
7枠【0.0.4.18】
8枠【2.0.0.21】

内の1〜4枠が【7.5.5.61】で、外の5〜8枠は【3.5.5.72】。勝利数で内枠が大きくリードしているものの、2、3着数は互角となっている。(たま)


◎......シュトラウスは東京芝1600Mを9馬身差で圧勝。連勝は逃したが、前走・東京スポーツ杯2歳Sで重賞初制覇を飾った。前半1000Mが59秒1という速い流れでも行きたがっていたが、最後は2着に1馬身半差をつけた。母ブルーメンブラットはマイルCS勝ちのマイラー。G1奪取で母に一歩近づく。

○......ジャンタルマンタルは京都でデビュー2連勝。前走デイリー杯2歳Sは外が伸びる馬場状態のなか、インを突いて力強く抜け出した。1800M→1600Mの距離短縮に難なく対応し、狭いところを割る勝負根性も披露。初の急坂さえこなせば、無傷の3連勝で頂点に立っても不思議はない。

▲......エンヤラヴフェイスはデビューから3戦して1、7、2着。初戦はスローの上がり勝負で勝ち時計は目立たないが、ラスト1ハロンだけで後続を5馬身ちぎった。2戦目は位置取りが下がったところで集中力を欠いたが、前走は直線でしぶとく伸びて2着に浮上。能力の高さを再確認できた。マイルならG1でも通用する。

△1......ダノンマッキンリーは阪神芝1400Mでデビュー戦を飾り、続く京都の秋明菊賞(1勝クラス)も制して2連勝。いずれも危なげのない内容で、前走の勝ち時計は前開催の古馬2勝クラスと0秒3差と優秀だった。距離延長で同じような脚を使えるかどうかはカギだが、まともに走ればチャンスはある。

△2......セットアップは函館芝1800Mのデビュー戦で逃げを打って2着。後続の激しい追い上げにあったが、残り100Mまで先頭を譲らなかった。2戦目を逃げ切ると、前走も軽快にハナを奪って重賞初勝利を決めた。それぞれメンバー2、1位の上がりでの逃げ切り。久々でもスピードは侮れない。

△3......エコロヴァルツは福島と札幌の芝1800Mでデビュー2連勝。前走は道中力んで走っていたが、早めに先頭に立つとそこから力強い走り。前日の古馬1勝クラスよりも1秒速い勝ち時計で2着に6馬身差をつけた。レースぶりから距離短縮はプラス。2歳馬同士なら3連勝も狙える。

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