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2016年5月22日(日)

11R
2016年5月22日(日)
2回東京10日
15:40発走

優駿牝馬 GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 フロムマイハート
1 2 アウェイク
2 3 シンハライト
2 4 アットザシーサイド
3 5 ペプチドサプル
3 6 アドマイヤリード
4 7 ゲッカコウ
4 8 デンコウアンジュ
5 9 ウインファビラス
5 10 ダンツペンダント
6 11 エンジェルフェイス
6 12 フロンテアクイーン
7 13 チェッキーノ
7 14 ビッシュ
7 15 レッドアヴァンセ
8 16 ジェラシー
8 17 ロッテンマイヤー
8 18 ダイワドレッサー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 3=13 3=5 3-4 3-11 13=5
綾恵 3=13 3=14 3-8 3-15 13=14
山田 3=8 3=15 3=9 8=15 8=9 15=9
たま 3=6 3=13 3=8 3=14 3=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はシンハライト。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
桜花賞(G1)はハナ差2着の惜敗。直線で早めに抜け出す形となりゴール寸前で差されたが、負けて強しの内容だった。前走が唯一の敗戦で通算4戦3勝。チューリップ賞(G3)ではレースレコードでジュエラー(桜花賞馬)を破っているように、能力は紛れもなく3歳牝馬トップクラスだ。ライバルのジュエラーは骨折により戦線離脱、2歳女王のメジャーエンブレムはマイル路線に進んだことで完全に「1強ムード」。気性的に距離延長にも不安はなく、戴冠の可能性は十分だ。桜花賞の雪辱を果たし、樫のタイトルを奪取する。

対抗はチェッキーノ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
トライアルのフローラS(G2)を快勝。東京芝2000Mの不利な大外枠をあっさり克服して3連勝を飾り、新星誕生を強く印象付けた。母ハッピーパス(京都牝馬S)、全兄コディーノ(重賞2勝)のスピード血統だが、気性面の不安はないタイプ。これまでの4戦は道中でしっかりと折り合い、すべて上がり3ハロン最速をマークしている。決め手勝負になればシンハライトに一泡吹かせる場面も。

単穴はペプチドサプル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
コース不問の堅実派。紅梅Sはシンハライトと0秒2差、アネモネSでもチェッキーノと0秒2差と強敵相手に上位争いを演じてきた。距離延長がカギだが、折り合いはつくタイプ。血統を見ても父マンハッタンカフェ、母父サクラローレルはともに天皇賞・春(G1)を制したステイヤーで、血統的にはむしろ歓迎だろう。関東への輸送も克服済みで、相手には押さえておきたい。

抑えはアットザシーサイド。穴はエンジェルフェイス。

今週のワンポイントアドバイス

G1に王手、シンハライト

5週連続の東京G1シリーズ第3弾は“樫の女王 決定戦。今年は桜花賞馬ジュエラーが骨折で参戦できず、2007年以来の“桜の女王 不在の争いとなった。

9年前は1番人気2着のウオッカもダービーへ回ったため、フローラSを勝ったベッラレイアが1番人気に推されたが、優勝したのは桜花賞4着のローブデコルテだった。

今年は4着馬メジャーエンブレムがすでに次走でNHKマイルCを勝っている。桜花賞組のレベルが高いのか、それとも別路線組が2冠目を奪取するのか。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい。

過去10年、連対馬は3-5、5-1、4-13、1-2、1-5、7-8、3-2、9-5、2-1、3-1番人気の組み合わせで決まった(2010年は1着同着)。5、3、3連対の1〜3番人気は威張れないが、人気薄馬の連対も7、8、9、13番人気の各1頭ずつだけとなっている。

馬連配当は
3 け た……3回
1000円台…3回
4000円台…1回
万 馬 券……3回

上位人気馬同士のワンツーで3けた配当決着も3回あるが、08、11、13年に2万4080円、4万2750円、1万3880円の万馬券が出ている。万馬券決着も3回。堅いか荒れるかの両極端の傾向を見せている。

連対馬のクラス別はG113頭、G24頭、オープン特別3頭。重賞が連対馬の85%を占め、3着を見てみても9頭が該当。重賞以外からの臨戦馬は苦戦傾向にある。

ステップは桜花賞が13連対で他路線を圧倒、次いでフローラS4連対、忘れな草賞2連対、スイートピーS1連対となっている。なお、桜花賞は11年を除くと毎年連対し、連を外した年も3着を確保している。

勝利数別は1〜4勝馬が2、6、9、3連対。1勝馬も2連対しているが、いずれも2着止まり。多大な期待は禁物だ。ちなみに、優勝馬11頭(10年は1着同着)は、2勝馬4頭、3勝5頭、4勝馬2頭となっている。

また、キャリアべつは2〜10戦以上馬が0、2、5、5、3、3、1、1、0連対。連対率は0、18、19、21、8、8、6、9、0%。キャリア2戦馬や10戦以上馬からは連対馬が出ていない。

関東馬VS関西馬は86頭と92頭で争い7対13。連対率はそれぞれ8、14%。連対数、率で関西馬が関東馬をリードしている。


◎……前走の桜花賞でシンハライトはハナ差の2着。ゴール寸前で外からジュエラーに差されたが、内容は負けて強しだった。折り合いに苦労しないタイプで2400Mもこなせると判断。直線の長い東京コースならさらに決め手が生かせるはず。G1奪取のチャンスだ。

○……相手にアドマイヤリードを抜擢する。桜花賞は最後方から直線だけで0秒5差の5着。差し切りはかなわなかったが、勝ち馬に次ぐ33秒2の上がり時計を計時した。父ステイゴールドから距離延長は望むところ。一発大駆けの期待が高まる。

▲……チェッキーノはフローラSをレース史上初めて2分を切るレコードで快勝。不利な18番枠から後続を3馬身突き放す強い内容だった。距離面で桜花賞よりもアドバンテージがある一方で、前走の激走の疲れが出ないかが心配。3番手の評価とした。

△1……未勝利勝ち直後のアルテミスSでデンコウアンジュは、後のNHKマイルC馬メジャーエンブレムを差し切った。その後好結果は出ていないが、前走の桜花賞は直線前が壁になり力を出し切れなかった。重賞を制覇した東京での一変を警戒したい。

△2……ロッテンマイヤーは3戦2勝。新馬と忘れな草賞を勝って本番へ駒を進めてきた。クイーンCはメジャーエンブレムに離されたが、2着とは半馬身差の3着。伯母ブエナビスタがオークス馬で、距離延長に問題はなく、自在に動けるのも強みだ。

△3……前走フローラSでビッシュは4コーナー最後方から5着。チェッキーノに0秒8差をつけられたが、上がり34秒6は同タイム。位置取りの差が着順になった。新馬、500万下の2連勝はともに中団からの差し切り。位置取りひとつで首位争いに浮上する。

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