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2015年11月1日(日)

11R
2015年11月1日(日)
4回東京9日
15:40発走

天皇賞(秋) GI

芝・左 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:15000、6000、3800、2300、1500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ディサイファ
1 2 アンビシャス
2 3 サトノクラウン
2 4 ダコール
3 5 クラレント
3 6 カレンミロティック
4 7 ラストインパクト
4 8 ラブリーデイ
5 9 エイシンヒカリ
5 10 ペルーサ
6 11 ワンアンドオンリー
6 12 ダービーフィズ
7 13 ヴァンセンヌ
7 14 ステファノス
7 15 ショウナンパンドラ
8 16 イスラボニータ
8 17 スピルバーグ
8 18 アドマイヤデウス

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=8 9=16 9-15 9-17 8=16
綾恵 8=9 8=3 8-1 8-16 9=3
山田 8=15 8=9 8=18 15=9 15=18 9=18
たま 1=8 1=2 1=11 1=15 1=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はエイシンヒカリ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.3
「出走全馬が重賞勝ち馬」だった毎日王冠。皐月賞馬イスラボニータや天皇賞馬スピルバーグらG1連対経験馬が8頭も揃った豪華メンバーの中で1番人気に推され、堂々の逃げ切りVを飾った。エプソムCに続く東京の重賞2連勝。ついに「秋の盾」を射程圏に捉え、「快速馬サイレンススズカの再来」という評価もうなずけるほどの充実ぶりを見せている。G1は初参戦だが、課題だった折り合いも平均ペースで制御可能に。前哨戦を勝ち切った自信も大きい。鞍上は“平成の盾男 武豊(秋5勝)。名手を背に一気のG1制覇へ。

対抗はラブリーデイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.57.3
5歳を迎えて本格化し、今年重賞5勝と大ブレイク。宝塚記念を番手からの横綱相撲で快勝し、G1ホースの仲間入りも果たした。とにかく立ち回りが抜群に上手く、前走・京都大賞典も好位のインから盤石の運び。斤量58キロを背負いながらも驚愕のラスト3ハロン32秒3を繰り出し、馬群を切り裂いた。充実著しい現況なら不得手の左回りも克服できるはず。鞍上は代打・浜中。積極策でエイシンを仕留めたい。

単穴はイスラボニータ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.6
重賞2勝を含め、東京コース(4.1.2.1)。芝2000M以下に限れば1度も崩れていない。昨年の天皇賞・秋は3歳馬ながら堂々の1番人気に支持され、惜しくも名牝ジェンティルドンナと同タイムの3着に敗れた。あれから1年。7カ月ぶりの毎日王冠は好位からの正攻法で3着を確保。叩き台としては申し分ない内容でリベンジへの態勢を整えた。青写真通りに臨む秋2戦目。皐月賞馬のプライドが黙っていない。

抑えはショウナンパンドラ。穴はスピルバーグ。

今週のワンポイントアドバイス

大器晩成、ディサイファ

春の天皇賞馬ゴールドシップが出走回避したのは残念だが、今年重賞5勝のラブリーデイ、オールカマーで牡馬一線級を一蹴した紅一点のショウナンパンドラ。さらに連覇を狙うスピルバーグなど豪華メンバーが一堂に会して激戦を繰り広げる。

過去10回のデータでレース傾向を見てみたい。

1番人気は3勝2着3回で連対率60%。2番人気は3連対。3番人気は1頭も連対していない。代わりに7番人気から4頭の伏兵が連対。05年には14番人気ヘヴンリーロマンスが大駆けVを決めている。

馬連配当は
3けた……1回
1000円台…2回
3000円台…2回
4000円台…2回
7000円台…1回
万馬券……2回

万馬券は前述した05年と09年の2度。ここ3年は1000円〜3000円台の配当で収まっている。

ちなみに、3着には13、2、6、3、1、2、6、2、3、1番人気が入線。3連単配当は122万円台、6万円台、18万円台、3250円、10万円台、7480円、21万円台、3万円台、1万円台、2万円台となっている。4ケタ決着が2度ある一方、05年に122万馬券が飛び出し、10万超の高配当も3回。こちらはやや波乱含みといえる。

連対馬20頭の前走をクラス別に見ると、G1組6頭とG�U組14頭。G1組6頭の内訳は宝塚記念5頭、英国G1からの帰国初戦が1頭となっている。G�V戦やオープン特別から参戦した馬は3着まで。

路線別(前走着順)は毎日王冠(1、2、2、1、5、1、9、2、3着)が9連対でトップ。これを5連対の宝塚記念(2、5、2、3、9着)が追い、2連対で札幌記念(1、1着)が続いている。

近年は外国人騎手の活躍が目立つ傾向にあり、調べて見ると過去5年で3勝、2着1回、3着3回と好成績。目下5年連続で馬券対象となっている。

今年もミルコ・デムーロ(イタリア・JRA所属)、クリストフ・ルメール(フランス・JRA所属)、クリスチャン・デムーロ(イタリア・短期免許取得)が騎乗する。3人の外国人騎手から目が離せない。

年齢別は3〜7歳以上馬が2、8、9、0、1連対。連対率は13、20、18、0、3%。6歳以上の高齢馬は計68頭出走しながら、わずか1連対と苦戦している。

また、東西対決は関東馬62頭と関西馬109頭で争い7対13。連対率はそれぞれ11、12%。連対数で見劣る関東馬だが、率ではほぼ互角となっている。


◎……ディサイファで勝負する。「6歳馬苦戦」のデータから本命に推すには覚悟がいるが、今年のディサイファは5、1、3、1、2着と好調。2走前の札幌記念を2番手から正攻法で押し切り、前走の毎日王冠は直線窮屈になりながら馬群を割り、きっちりと2着を確保した。初勝利まで3戦、オープン入りまで17戦を要した遅咲きの大器が、6歳の秋にようやく本格化したようだ。絶好の1番枠を引き当て、東京の芝も4勝と得意。悲願のG�Tを勝ち取ると見た。

○……ラブリーデイは今年に入り宝塚記念勝ちを含めて重賞5勝。昨年までの重賞未勝利がウソのような活躍を見せている。主戦の川田が騎乗停止で浜中にスイッチするが、秋華賞を制して勢いに乗る鞍上なら問題あるまい。激走の疲労さえ出なければ4連勝も十分ある。

▲……前走のアンビシャスはゲート内でチャカついて出遅れ。エイシンヒカリが逃げ切る流れで道中最後方。あまりにも前が遠かった。それでも直線大外から伸びて3馬身差の6着とさすがの伸び脚も見せている。全7戦中5戦でレース最速の上がり。スタートさえ決まれば十分通用する決め手を秘める。

△1……ショウナンパンドラは前走オールカマーで0秒2差V。休み明けながら、牡馬一線級を相手に底力をアピールした。過去オールカマーからの連対馬は1頭と少ないが、急速に力をつけているのも確か。今回で3回目の騎乗となる池添が手の内に入れている点も心強い。

△2……イスラボニータは7カ月ぶりの参戦だった前走・毎日王冠で3着。好位で折り合い直線追い出しを我慢したが、久々の影響かラストひと伸びが利かなかった。3歳にしてこのレースで1番人気に支持された素質馬。叩き2戦目の一変があっても驚けない。

△3……ダービー馬ワンアンドオンリーは京都大賞典で6着。勝ったラブリーデイの直後を追走しながら6着と敗れたのは不満だが、休み明け、平たんコースも合わなかったか。神戸新聞杯Vから1年以上勝ち星から遠ざかってはいるが、府中は日本ダービーを制した思い出のコース。大駆けを警戒したい。

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