前走のスプリンターズS(G1)は15番人気の低評価を覆して3着に好走。好位のインでセンス良く立ち回り、勝ち馬ロードカナロアとは0秒1差だった。オープン入りは6歳と遅かったが、典型的な晩成タイプで今が充実期。相手関係の楽になる今回は、重賞タイトル獲得の大きなチャンスとなりそうだ。

昨秋のセントウルS(G2)でロードカナロアを負かした実力馬。続くスプリンターズS(G1)でもレコード決着の4着に好走し、非凡な能力を見せつけた。この中間は熱発もあったが、調整に支障はなく仕上がりは良好。引き続き同舞台なら連勝の場面も期待できる。

デビュー以来、1200Mでは(4・2・2・0)と抜群の安定感。昇級戦の前走・京洛S(OP)は追い込み届かず2着に敗れたが、勝ち馬に半馬身差まで迫って力を見せた。持ち前の決め手が生きる展開になれば、重賞でも侮れない。

同条件で行われた過去7回、連対馬は(4)(3)、(1)(4)、(4)(3)、(7)(3)、(2)(13)、(1)(3)、(10)(1)番人気の組み合わせで決まった。1〜3番人気は3、1、4連対とまずまずの成績を残しているが、7番人気以下からも3頭が連対している。

馬連配当は
3けた……1回
1000円台…2回
3000円台…1回
4000円台…1回
万馬券……2回

上位3番人気が連から消えた年はないが、2けた人気が絡んだ10、12年に2万6650円、1万1860円の万馬券が出ている。

ステップ(着順)は6連対の京洛S組(1、2、2、3、1、15着)がトップ。4連対でスワンS組(7、8、6、3着)が続いている。なお、最多連対の京洛S組は目下5年連続で連対を果たしている。

年齢別は3〜7歳以上馬が30、22、31、19、19頭出走して、5、3、5、1、0連対。6歳以上馬は苦戦している。

性別は牡馬84頭と牝馬37頭で争い、9対5。連対率は11%、14%。連対数で牡馬がリードしているが、率で牝馬が逆転している。

関東馬は34頭が出走して3連対(連対率9%)、関西馬が82頭で11連対(同13%)。関西馬が圧勝している。


プレイズエターナルは前走の京洛Sで半馬身差の2着。惜しくも3連勝を逃したが、上がり32秒6の強烈な末脚を見せ付けた。2走前が翌週のスプリンターズSに匹敵する好時計。クラス2戦目、展開がはまれば一気に差し切れる。

馬単は(15)←→(9)、(15)←→(10)、(15)←→(6)、(15)←→(2)、(15)←→(16)。

3連単は(15)←→(9)から(10)(6)(2)(16)と、(15)←→(10)から(9)(6)(2)(16)への3着流し。