2013年12月15日(日)
11R
2013年12月15日(日)
5回中山6日
15:25発走
朝日杯フューチュリティステークス GI
芝・右・外 1600m
天気:
馬場:
良
サラ系2歳
オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢
本賞金:7000、2800、1800、1100、700万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ベルカント | |||||
2 | テイエムキュウコー | |||||
3 | アトム | |||||
4 | マイネルディアベル | |||||
5 | サトノロブロイ | |||||
6 | アジアエクスプレス | |||||
7 | エルカミーノレアル | |||||
8 | ニシノデンジャラス | |||||
9 | ツィンクルソード | |||||
10 | グリサージュ | |||||
11 | ショウナンアチーヴ | |||||
12 | アポロスターズ | |||||
13 | プレイアンドリアル | |||||
14 | ウインフルブルーム | |||||
15 | ハイアーレート | |||||
16 | ショウナンワダチ |
買い目
大多 | 3=13 3=1 3-6 3-14 13=1 |
---|---|
綾恵 | 3=14 3=13 3-4 3-11 14=13 |
山田 | 13=1 13=14 13=9 1=14 1=9 14=9 |
たま | 13=6 13=1 13=3 13=14 13=16 |
予想
本命はアトム。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.2
デビュー戦ではラスト2ハロン10.9-11.3の上がり勝負を鮮やかに差し切り、非凡な瞬発力を披露。続くデイリー杯2歳S(G2)はクビ差2着に惜敗したが、初戦とは対照的なハイペースのレコード決着にもいきなり対応してみせた。追い切りではオープンの古馬に先着するなど、休養明けでも仕上がりは良好。2歳王座獲得に向けて視界良好だ。
対抗はプレイアンドリアル。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.39.3
地方競馬所属の素質馬。中央初参戦の前走・東京スポーツ杯2歳S(G3)では、好位からの正攻法でレコード決着の2着を確保した。前走後は北海道から川崎に転厩し、調整の過程も順調。地方馬として史上初、中央芝G1制覇も視野に入る。
単穴はベルカント。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
出走メンバー中、唯一の重賞勝ち馬。マイルは初距離だが、逃げ切った前走・ファンタジーS(G3)は終いまでしっかりと伸びており、1ハロンの延長なら対応できそうだ。この中間の調教でも好時計を連発しており、デキは絶好。展開次第でチャンスがある。
抑えはアジアエクスプレス。穴はウインフルブルーム。
今週のワンポイントアドバイス
地方馬初の芝G1達成、プレイアンドリアル
来年からは舞台を阪神に移すことが決まっており、中山では最後の開催となる。
今年の2歳チャンピオン決定戦は、牝馬、ダート無敗馬、さらに地方馬も参戦する近年にない大混戦となった。過去10年のデータでレース傾向を探ってみた。
連対馬は4-1、2-3、2-5、2-7、3-10、2-5、1-2、5-4、1-4、1-7番人気で決着した。上位1〜3番人気の4、5、2連対はほめられた成績とはいえないが、伏兵馬の台頭も7番人気と10番人気のそれぞれ2、1連対。基本的には人気馬絡みで決着する傾向を見せている。
馬連配当は
3 け た……2回
1000円台…4回
2000円台…1回
3000円台…1回
4000円台…1回
8000円台…1回
万馬券で決着したことはなく、07年に3、10番人気で決まった8290円が最高配当となっている。しかし、3連単配当は8700円、1万1090円、1万8250円、13万9620円、1万7230円、6720円、6万7910円、3万630円、5万4880円。4けた配当で平穏に収まったことも2度あったが、7回は万馬券で決着。穴党には3連単狙いをお勧めしたい。
連対馬の前走成績は1〜3着馬の12、3、2連対と、4、5、9着馬の1、1、1連対。連対馬20頭中17頭は3着以内に好走していた。
ステップ(着順)は京王杯2歳S組が7連対でトップ。次いで、東京スポーツ杯2歳S組6連対、デイリー杯2歳S組2連対の順。
キャリアは1〜7戦馬が0、4、6、6、3、1、0連対。連対率は0、21、12、15、12、11、0%。キャリア1戦馬や7戦以上馬は苦戦している。
中山の芝1600Mは1コーナーに設けられたポケットから発走するコースで、一般に外枠は不利とされている。そこで内枠と外枠に分けて連対頭数(06年は15頭立て)を調べてみると、1〜4番枠は2、5、3、3連対(7勝、2着6回)。5〜8番枠が1、4、1、1連対(3勝、2着4回)。内枠の13連対に対して、外枠は7連対。データも外枠不利をはっきりと証明している。
所属別は関東馬が61頭出走して9連対(連対率15%)、関西馬は95頭で11連対(同12%)。連対数で関西馬、率で関東馬が優勢となっている。なお、1頭出走した地方馬は14着だった。
◎……前走の東京スポーツ杯2歳Sでプレイアンドリアルは終始積極的なレース運びで2着。内から伸びたイスラボニータに交わされたものの、ゴール前では差し返そうとする勝負根性を見せた。東京から先行力を生かせる中山に替わり、中央2戦目の慣れも見込める。地方馬初のJRA芝G1奪取のチャンスだ。
○……アジアエクスプレスはダートの新馬で2着を5馬身ちぎり、続く500万下でも7馬身差。底知れぬ強さを感じさせる素材だ。初の芝レースで、重賞初挑戦がG1と条件は厳しいが、2戦はいずれも大楽勝だった。ポテンシャルの高さは大きな魅力。人気の上昇しない今回が絶好の狙い目になる。
▲……ベルカントは牝馬ながらも唯一の重賞ウイナー。デビュー戦で2着以下を5馬身突き放し、前走でファンタジーSを制覇した。2戦目の小倉2歳Sでホウライアキコに敗れたが、3戦2勝と底を見せていない。牝馬の関西からの遠征は異例だが、裏を返せば勝算ありということ。絶好の1番枠からの逃げ切りも十分にある。
△1……ディープインパクト産駒のアトムは、レコード決着のデイリー杯2歳Sで2着。中団待機からメンバー最速の上がりで追い上げたもののクビ差届かなかった。1勝馬でも2度経験しているマイル戦なら互角に戦える。
△2……ウインフルブルームは3戦2勝。デビュー戦で2着に3馬身半差、マイル戦の前走・千両賞で3馬身差をつけて圧勝した。先行力があり、好センスの競馬で追ってからの末脚も確か。阪神外回り→中山に替わればさらにスピードを生かせる。
△3……芝の1600戦をショウナンワダチは2戦2勝。デビュー戦、前走ともスローペースの流れを後方待機から直線豪快に差し切った。東京から中山に舞台が替わるが、反応のよさや抜け出す瞬間の速さは際立っている。混戦になれば一気に首位争いに浮上する。
今年の2歳チャンピオン決定戦は、牝馬、ダート無敗馬、さらに地方馬も参戦する近年にない大混戦となった。過去10年のデータでレース傾向を探ってみた。
連対馬は4-1、2-3、2-5、2-7、3-10、2-5、1-2、5-4、1-4、1-7番人気で決着した。上位1〜3番人気の4、5、2連対はほめられた成績とはいえないが、伏兵馬の台頭も7番人気と10番人気のそれぞれ2、1連対。基本的には人気馬絡みで決着する傾向を見せている。
馬連配当は
3 け た……2回
1000円台…4回
2000円台…1回
3000円台…1回
4000円台…1回
8000円台…1回
万馬券で決着したことはなく、07年に3、10番人気で決まった8290円が最高配当となっている。しかし、3連単配当は8700円、1万1090円、1万8250円、13万9620円、1万7230円、6720円、6万7910円、3万630円、5万4880円。4けた配当で平穏に収まったことも2度あったが、7回は万馬券で決着。穴党には3連単狙いをお勧めしたい。
連対馬の前走成績は1〜3着馬の12、3、2連対と、4、5、9着馬の1、1、1連対。連対馬20頭中17頭は3着以内に好走していた。
ステップ(着順)は京王杯2歳S組が7連対でトップ。次いで、東京スポーツ杯2歳S組6連対、デイリー杯2歳S組2連対の順。
キャリアは1〜7戦馬が0、4、6、6、3、1、0連対。連対率は0、21、12、15、12、11、0%。キャリア1戦馬や7戦以上馬は苦戦している。
中山の芝1600Mは1コーナーに設けられたポケットから発走するコースで、一般に外枠は不利とされている。そこで内枠と外枠に分けて連対頭数(06年は15頭立て)を調べてみると、1〜4番枠は2、5、3、3連対(7勝、2着6回)。5〜8番枠が1、4、1、1連対(3勝、2着4回)。内枠の13連対に対して、外枠は7連対。データも外枠不利をはっきりと証明している。
所属別は関東馬が61頭出走して9連対(連対率15%)、関西馬は95頭で11連対(同12%)。連対数で関西馬、率で関東馬が優勢となっている。なお、1頭出走した地方馬は14着だった。
◎……前走の東京スポーツ杯2歳Sでプレイアンドリアルは終始積極的なレース運びで2着。内から伸びたイスラボニータに交わされたものの、ゴール前では差し返そうとする勝負根性を見せた。東京から先行力を生かせる中山に替わり、中央2戦目の慣れも見込める。地方馬初のJRA芝G1奪取のチャンスだ。
○……アジアエクスプレスはダートの新馬で2着を5馬身ちぎり、続く500万下でも7馬身差。底知れぬ強さを感じさせる素材だ。初の芝レースで、重賞初挑戦がG1と条件は厳しいが、2戦はいずれも大楽勝だった。ポテンシャルの高さは大きな魅力。人気の上昇しない今回が絶好の狙い目になる。
▲……ベルカントは牝馬ながらも唯一の重賞ウイナー。デビュー戦で2着以下を5馬身突き放し、前走でファンタジーSを制覇した。2戦目の小倉2歳Sでホウライアキコに敗れたが、3戦2勝と底を見せていない。牝馬の関西からの遠征は異例だが、裏を返せば勝算ありということ。絶好の1番枠からの逃げ切りも十分にある。
△1……ディープインパクト産駒のアトムは、レコード決着のデイリー杯2歳Sで2着。中団待機からメンバー最速の上がりで追い上げたもののクビ差届かなかった。1勝馬でも2度経験しているマイル戦なら互角に戦える。
△2……ウインフルブルームは3戦2勝。デビュー戦で2着に3馬身半差、マイル戦の前走・千両賞で3馬身差をつけて圧勝した。先行力があり、好センスの競馬で追ってからの末脚も確か。阪神外回り→中山に替わればさらにスピードを生かせる。
△3……芝の1600戦をショウナンワダチは2戦2勝。デビュー戦、前走ともスローペースの流れを後方待機から直線豪快に差し切った。東京から中山に舞台が替わるが、反応のよさや抜け出す瞬間の速さは際立っている。混戦になれば一気に首位争いに浮上する。