2010年2月21日(日)
11R
2010年2月21日(日)
1回東京8日
15:40発走
フェブラリーステークス GI
ダート・左 1600m
天気:
馬場:
良
サラ系4歳以上
オープン (国際)(指定) 定量
本賞金:9400、3800、2400、1400、940万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ダイショウジェット | |||||
2 | ケイアイテンジン | |||||
3 | テスタマッタ | |||||
4 | エスポワールシチー | |||||
5 | スーパーホーネット | |||||
6 | サクセスブロッケン | |||||
7 | トーセンブライト | |||||
8 | レッドスパーダ | |||||
9 | ザレマ | |||||
10 | オーロマイスター | |||||
11 | スーニ | |||||
12 | グロリアスノア | |||||
13 | ローレルゲレイロ | |||||
14 | リーチザクラウン | |||||
15 | ミリオンディスク | |||||
16 | ワイルドワンダー |
買い目
大多 | 4=6 4=11 4-3 4-12 6=11 |
---|---|
綾恵 | 4=3 4=6 4-8 4-12 3=6 |
山田 | 8=12 8=4 8=6 12=4 12=6 4=6 |
たま | 8=4 8=12 8=6 8=11 8=14 |
予想
本命はエスポワールシチー。
実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.34.8
かしわ記念,南部杯,ジャパンCダートとG1レース3連勝を達成。前走のジャパンCダートで見せた,逃げて後続を3馬身半突き放したレースぶりは圧巻。ダート有力馬とは勝負付けが済んでしまった感すらある。今回は芝路線から強力な先行馬が複数参戦してくるものの,当馬はそれほどハナにこだわる必要がないため,ペースを乱されるようなことはないはず。直線の長い東京コースに舞台は替わるが,押し切りの期待は十分だろう。
対抗はサクセスブロッケン。
実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.34.6
史上初の連覇を目指す昨年の当レース優勝馬。近走はエスポワールシチーに完敗の形だが,暮れの東京大賞典(交流G1)を制し,改めて能力の高さを証明して見せた。その後も状態は高いレベルで安定しており,今週の追い切りでは坂路で51秒8の好時計をマーク。先行馬のそろった今回は当馬の差し脚が生きる可能性が高く,前が競り合って瞬発力勝負の展開となるようなら,まとめて差し切ってしまっても決して驚けない。
単穴はスーニ。
実績:
距離・コース:
順調度:
不・1.40.5
前走の根岸S(G3)は4着に敗れたが,大外枠で斤量58キロと厳しい条件ながら,大崩れしなかった点は評価できる。気性面の問題から1ハロンの距離延長に不安は残るものの,今回はペースが落ち着く可能性が低いため,さほど折り合い面を気にする必要はないはず。このメンバーでも力不足ということはなく,ここは改めて期待してみたい一頭だ。
抑えはテスタマッタ。穴はグロリアスノア。
今週のワンポイントアドバイス
ダート王にレッドスパーダ
春のダート王決定戦。今年はダート競走初挑戦の4頭がレースを盛り上げる。ローレルゲレイロは昨年の高松宮記念とスプリンターズSを制した昨年の最優秀短距離馬で,スーパーホーネット,リーチザクラウン,レッドスパーダも芝のG1戦線をにぎわせた。芝で実績を残してきた馬たちに勝機はあるのか。早速,過去10年のデータで傾向を見てみたい。
連対馬は4-2,5-2,1-4,1-3,1-3,1-5,1-2,3-2,1-7,6-3番人気の組み合わせで決着した(03年は中山競馬)。1〜3番人気は6,4,4連対と好調で,上位3番人気がそろって消えたことは一度もない。
馬連配当は3けた〜1000円台7回,2000円台2回,4000円台1回。昨年6,3番人気で決まった4710円が最高配当で,ここまでは本命党好みのレースとなっている。
ただ,過去5回の3連単配当は1万2220円,2万1200円,5万4210円,1万7550円,5万7720円。すべて万馬券となっており,穴を狙うなら3連単をお勧めしたい。ちなみに,3着には6,11,9,3,1番人気馬が入線している。
連対馬の20頭中19頭が前走ダート戦で,クラス別は重賞組19頭(芝1頭を含む)と1600万下1頭。距離別は1400M2頭,1800M5頭,2000M7頭,2100M6頭。中距離以上から出走した馬が好走している。
路線別は東京大賞典組が6連対でトップ。これを4連対の平安S組が追い,3連対でジャパンCダート組と川崎記念組,2連対で根岸Sが続いている。
年齢別は4〜8歳上馬が39,29,48,25,18頭出走して,9,7,2,1,1連対。4歳馬と5歳馬が,他世代を大きく引き離している。なお,一昨年6,8歳馬でワンツー決着したが,その年を除くと,この2世代から1頭は必ず連対している。
所属別は関東馬36頭,関西馬108頭,地方馬15頭で争い,1,18,1連対。関西馬が関東馬と地方馬を圧倒している。
◎…レッドスパーダは年明けからニューイヤーS,東京新聞杯を連勝。NHKマイルC2着馬がマイル巧者ぶりを改めてアピールした。父・タイキシャトルは芝でG1を5勝。その実績からダート成績は目立たないが,デビューから2連勝し,5戦目のユニコーンS(G3)を制覇。ダートは3戦3勝と負け知らずだった。「関東馬苦戦」「ダート初挑戦馬は厳しい」とのデータも出ているが,藤沢和雄調教師が勝算なく芝からダートへ路線変更するとは思えない。「(2連勝で)勢い良し」「マイル良し」「ダート良し」。レッドスパーダが一気にダート界の頂点に立つと見た。
○…エスポワールシチーは昨年4着だったが,その一戦をバネにG1レース3勝を含め目下4連勝中。前走のジャパンCダートでは2着以下を3馬身半ちぎって圧勝した。好位から抜け出す競馬が可能で,展開も不問。G1レース4連勝は十分ある。
▲…前走の根岸Sをグロリアスノアは休養明けで快勝した。中団でじっくりと脚をため,直線で末脚を一気に爆発させた。東京のダート1600Mは1,1,2着の実績。実績では一歩譲るが,前走のレースぶりから上位争いは間違いない。
△1…リーチザクラウンはダービー2着,菊花賞5着とクラシックロードを歩んできた4歳世代の代表格。ダート初挑戦がポイントとなるが,2歳時に1600Mの千両賞で2着を3馬身突き放した。マイル戦ならかかる心配はなく,エンジンが全開する期待も大きい。
△2…スーニは前走の根岸S4着。マイル以下のダートで初めて連を外したが,メンバー中最も重い58キロを背負った影響もあった。能力差はなく,1ハロンの距離延長も対応できそうだ。
△3…サクセスブロッケンは昨年のこのレースを1分34秒6の驚異のレコードで制した。その後エスポワールシチーに2戦完敗したが,前走の東京大賞典でヴァーミリアン以下を破った。直線の長い東京コースも歓迎で,末脚勝負になれば首位争いに浮上してもおかしくない。