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2009年12月13日(日)

11R
2009年12月13日(日)
阪神
15:40発走

阪神ジュベナイルフィリーズ GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系2歳 オープン (混合) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:6000、2400、1500、900、600万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 メイショウデイム
1 2 ジュエルオブナイル
2 3 モトヒメ
2 4 パリスドール
3 5 サリエル
3 6 アニメイトバイオ
4 7 ラナンキュラス
4 8 タガノエリザベート
5 9 カスクドール
5 10 タガノパルムドール
6 11 ステラリード
6 12 タガノガルーダ
7 13 グローリーステップ
7 14 カレンナホホエミ
7 15 ベストクルーズ
8 16 シンメイフジ
8 17 メルヴェイユドール
8 18 アパパネ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=18 7=8 7-12 7-16 18=8
綾恵 16=8 16=18 16-2 16-6 8=18
山田 15=2 15=16 15=6 15=8 2=16 2=6 2=8 16=6 16=8 6=8
たま 11=7 11=8 11=1 11=6 11=18

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はラナンキュラス。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
母は98年の2冠牝馬・ファレノプシスという良血。期待通りにデビューから2連勝を挙げたものの,人気に推されたファンタジーS(G3)では4着に敗れた。初めて積極的に先行したことで,直線でいつもの切れ味を発揮できなかったようだが,そもそもファンタジーSは単調なスピードを求められることの多い競走。本格的なクラシック血統の当馬には条件も向かなかった可能性が高い。その上で勝ち馬のタガノエリザベートから0秒4差ならばむしろ健闘の部類か。過去2戦の内容から,素質の高さに疑問はないので,総合力を問われる阪神マイル(外回り)へのコース替わりで一変があっていい。

対抗はアパパネ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.5
赤松賞(500万下)では圧巻のレコード勝利。現状では気性が前向き過ぎる面はあるが,マイラーとしての資質は相当なモノがありそうだ。当レースに限らず近年は劣勢の関東馬だが,この馬は前走後に一足早く栗東に入厩しており,ここへ向けて調整は順調。その「栗東留学」の手法を使ったマイネルキッツで天皇賞・春(G1)を制した国枝栄厩舎に所属していることからも,期待は膨らむというもの。長距離輸送の不安もないことから勝機までありそうだ。

単穴はタガノエリザベート。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.3
ファンタジーS(G3)では,豪快なシンガリ一気を決めて重賞制覇。上位を先行勢が占めたことから,決して展開がハマったワケではなく,当馬の際立った瞬発力だけが強烈に印象に残った。過去10年の当レース(コース改修前を含む)で,ファンタジーS勝ち馬による勝利はわずか1回という点が気になるが,ハイレベルだったマイル戦のデイリー杯2歳S(G2)で牡馬を相手に6着の実績は,やはり侮れまい。1ハロン延びても警戒が必要だ。

抑えはタガノガルーダ。穴はシンメイフジ。

今週のワンポイントアドバイス

たたき2戦目,ステラリード


01年に「阪神3歳牝馬S」から「阪神ジュベナイルフィリーズ」にレース名が変更された。また,06年以降はリニューアルされた外回りコースで施行されているが,ここでは過去10回のレースで傾向を探ってみたい。

連対馬は1-3,1-6,7-9,1-11,6-10,8-3,8-9,4-1,3-8,1-3番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は計9連対と不振で,代わりに6番人気以下から10頭が連に食い込んでいる。

馬連配当は3けた〜1000円台3回,3000〜5000円台3回,8000円台1回,万馬券3回。大半は中波乱以上の高配当で,荒れることも視野に入れた馬券検討が必要だ。

連対馬の出走間隔は20頭中15頭が10月か11月に一度は出走。休養明けの馬は苦戦を強いられている。ステップはファンタジーS組が4連対でトップ。次いで札幌2歳S組と黄菊賞組が2連対の順。

キャリア別は1〜5戦以上馬が3,5,8,2,2連対で,連対率はそれぞれ19,15,18,6,4%。キャリア3戦以内が好成績を挙げている。


◎…ステラリードは前走のファンタジーSで6着。休養明けでレース前に落鉄するアクシデントも重なったが,直線では馬群の中から鋭く伸びて0秒5差まで詰め寄った。新馬,函館2歳Sを制した素質馬。鞍上に名手のデムーロを配して,たたき2戦目。直線の長い阪神外回りで女王の座を射止める。

○…ラナンキュラスは新馬,500万特別を連勝。前走ファンタジーSは4着と1番人気を裏切ったが,モマれる競馬を経験したのは大きな収穫。非凡な瞬発力があり,G1級の潜在能力を秘めている。

▲…前走のファンタジーSでタガノエリザベートは,4コーナー最後方から外を回って15頭をまとめて差し切った。勝ち時計も前日の古馬準オープンと0秒1差と優秀。2,3走前の敗戦が気になるものの,ここをあっさりと勝つようなら,来年の桜花賞が見えてくる。

△1…デビュー戦でアパパネは3着に敗れたが,続くマイル戦を2連勝した。中でも前走は直線で楽々と抜け出すと,最後は抑える余裕でのレコード勝ち。スローペースでも折り合え,決め手勝負になれば上位争いに浮上する。

△2…アニメイトバイオは2走前のサフラン賞をレコード勝ち。前走の京王杯2歳Sはつまずいて後方に置かれたが,直線ではメンバー最速の上がりで2着まで迫った。距離延長,阪神の外回りコースで巻き返す。

△3…メイショウデイムは新馬を逃げ切り,2勝目の前走は中団待機から直線鮮やかに差し切った。430キロ台の小型馬だが,パワーとスピードを備え,展開に左右されない自在性も魅力だ。

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