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2009年3月8日(日)

11R
2009年3月8日(日)
中山
15:45発走

報知杯弥生賞 GII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
稍重
サラ系3歳 オープン (混合)(指定) 馬齢 本賞金:5400、2200、1400、810、540万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 リアライズナッシュ
2 2 ミッキーペトラ
3 3 キタサンアミーゴ
4 4 アーリーロブスト
5 5 モエレエキスパート
6 6 セイウンワンダー
7 7 ハイローラー
7 8 レオウィザード
8 9 ケイアイライジン
8 10 ロジユニヴァース

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 10=6 10=4 10-5 10-7 6=4
綾恵 10=6 10=4 10-3 10-9 6=4
山田 10=4 10=6 10=9 4=6 4=9 6=9
たま 4=10 4=6 4=7 4=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はロジユニヴァース。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.01.7
デビュー以来,3連勝中のクラシック候補生。ラジオNIKKEI杯(G3)では,リーチザクラウン(のちにきさらぎ賞をV)を4馬身ちぎって圧勝。時計のかかる馬場コンディションを考えれば,走覇タイムも優秀だった。デビュー当時は細めに映った馬体が,実戦を使われる度に大きく成長している点も今後に向けては良い傾向だ。今週の調教では,美浦坂路で4ハロン47秒9,終い12秒6の1番時計を馬なりでマーク。2勝目以降は鉄砲で挙げていることから,休み明けでも不安はない。無傷の4連勝で皐月のタイトルに王手をかける。

対抗はセイウンワンダー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
朝日杯FS(G1)を制した昨年の2歳王者。直線で最内を突いた鞍上の好判断が光ったが,それに応えた当馬のセンスも非凡。中間に蹄球炎で一頓挫あった後の復帰戦だったことも考慮すれば,まだ能力には奥がありそうだ。先行,差し,追い込みと多彩な位置取りから勝利を挙げているように,脚質は自在。優秀な気性面から,距離延長にも懸念はない。今週の追い切りは終い重点の軽めの仕上げで,ここは本番前の叩き台という意味合いが強いが,有力な一頭であることに違いはない。

単穴はアーリーロブスト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.02.7
未勝利,エリカ賞(500万下)を連勝した勢いのまま京成杯(G3)を制覇。落馬のアクシデントに乗じ,うまく抜け出した格好だが,好位からの安定した競馬ぶりは好センスがなせる業。エリカ賞で3馬身差をつけて完封したヤマニンウイスカーが,次走を快勝したことも当馬の能力を裏付けている。時計のかかる馬場を得意としているため,前走同様の渋った馬場で開催される点は好材料。コース経験も大きな強みになるはずだ。

抑えはモエレエキスパート。穴はハイローラー。

今週のワンポイントアドバイス

皐月賞に王手,アーリーロブスト


過去10年,連対馬は2??1,1??4,1??2,4??2,2??4,2??3,1??3,1??6,1??6,2??1番人気の組み合わせで決まった。1,2番人気が連からそろって消えたことは一度もなく,しかも連対馬18頭までが1??4番人気に限られている。

馬連配当(01年は枠連)は3けた4回,1000??3000円台6回。上位人気馬の活躍で波乱は起こっていない。

しかし,近年4回は3着に2,5,2,7番人気が入線し,3連単配当は810円,6万6970円,6650円,2万3340円。4回中2回が万馬券で決着している。穴を狙うなら3連単ということになる。

前走成績は1着16頭,2着1頭,4着2頭,7着1頭。連対馬の85%は前走でも連に絡んでいる好調馬。路線別は4連対で京成杯組がトップ。3連対で朝日杯FS,きさらぎ賞,ラジオたんぱ杯3歳S(現ラジオNIKKEI杯2歳S)組が並んでいる。

一昨年に1勝馬のココナッツパンチが2着と健闘しているが,1勝馬は過去10年で40頭が出走して1連対。連対率3%ではとても狙えず,2勝以上馬を馬券対象としたい。


◎…アーリーロブストは初勝利までに3戦を要したが,続くエリカ賞で2着を3馬身ちぎって楽々と逃げ切り。前走・京成杯は初の重賞挑戦となったが,道中2番手から早めに抜け出す競馬で後続の追撃を封じた。2000Mは2戦2勝で,前走と同じ舞台で戦えるのは大きな強み。4連勝で皐月賞へ王手をかけるチャンスだ。

○…ロジユニヴァースは休養をはさんで無傷の3連勝。前走はリーチザクラウンをマークしながら直線で4馬身ちぎった。調整過程で2カ月半ぶり。目標は皐月賞なので,付け入るスキもあるか。

▲…2歳王者のセイウンワンダーがここから始動する。2カ月半ぶりだがG1制覇の時とそん色ない調教の動きを見せている。距離経験は1600Mまでだが,血統,脚質から問題なさそうで,上記2頭をまとめて差し切る能力を秘めている。

△1…ケイアイライジンは中山の芝1800Mで2勝。道中で若さを見せるシーンがありながら直前は鋭く伸びている。2戦目のいちょうSで,後の共同通信杯の優勝馬・ブレイクランアウトに先着。500万下を勝ち上がったばかりでも伸びしろが期待できる。

△2…2走前の京成杯でハイローラーは0秒2差の5着。不利のあった前走は参考外だが,重賞でも互角に戦える力量を備えている。スピード決着では苦しいが,適度に時計のかかる馬場になれば上位争いに浮上する。

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