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2008年4月13日(日)

11R
2008年4月13日(日)
阪神
15:40発走

桜花賞 GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン 牝 (指定) 定量 本賞金:8900、3600、2200、1300、890万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 デヴェロッペ
1 2 エーソングフォー
2 3 エイムアットビップ
2 4 マイネレーツェル
3 5 オディール
3 6 マダムルコント
4 7 ポルトフィーノ
4 8 ハートオブクィーン
5 9 リトルアマポーラ
5 10 トールポピー
6 11 エアパスカル
6 12 ベストオブミー
7 13 ソーマジック
7 14 ルルパンブルー
7 15 レジネッタ
8 16 ブラックエンブレム
8 17 シャランジュ
8 18 エフティマイア

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 10=5 10=9 10-7 10-11 5=9
綾恵 5=10 5=9 5-4 5-16 10=9
山田 10=13 10=3 10=11 13=3 13=11 3=11
たま 9=10 9=5 9=7 9=13 9=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はトールポピー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.8
昨年は1勝馬の身ながら抽選をクリアして阪神ジュベナイルF(G1)に駒を進めると,外から見事に差し切って2歳女王に。今年の始動レースとなった前走のチューリップ賞(G3)では2着に敗れたが,スローペースで逃げた勝ち馬をハナ差まで追い詰めており,前哨戦としては上々の内容だったと言えるだろう。今回は3カ月ぶりを叩かれた上積みが期待できる上,舞台は引き続き阪神の1600M。ここまで(2・3・0・0)と崩れたことがなく,軸馬として信頼のおける一頭だ。

対抗はオディール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.1
当馬も前走のチューリップ賞(G3)が今年の始動戦。好位で立ち回っていた昨年とは一転して後方からの競馬となったが,大外から一気に差を詰めてハナ・ハナ差の3着を確保。スローペースだったとはいえ33秒5の末脚はメンバー最速で,あと一完歩あれば差し切っていただろう。ここまでのレースを見る限りマイルでも少し長い印象はあるものの,脚質に自在性が出てきたことによって,どのような展開にも対応できることは強み。史上初の3連覇を狙う安藤勝騎手を背に,逆転の可能性も十分とみる。

単穴はリトルアマポーラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.5
前走のクイーンC(G3)を制し,これでマイルは3戦全勝。唯一4着に敗れた前々走の京成杯(G3)にしても,初の2000Mでマイネルチャールズから0秒2差なのだから,評価を下げる必要はないだろう。G1の今回はさすがに強力なメンバー構成となったが,ここまで牝馬相手に負けたことはない上,デビューから2連勝を飾った阪神コースに戻ることも歓迎。まだまだ本気で走っていないため,持ち時計は平凡だが,決して軽くは扱えない存在だ。

抑えはポルトフィーノ。穴はエアパスカル。

今週のワンポイントアドバイス

重賞連覇で桜の女王へ,リトルアマポーラ


クラシック第1弾は3歳牝馬による「桜の女王」決定戦。06年までは「おむすび型」のトリッキーなコースで行われていたが,その年のリニューアル工事で外回り1600Mコースが新設された。

従来はスタートするとすぐにカーブを迎えるため,先行争いが激しく「魔の桜花賞」ペースを巻き起こしやすかった。しかし,改修後はコーナーまでの距離が長くなったため,発馬直後から競り合うケースが減り,緩やかなペースで行われることが多くなっている。

ちなみに,旧コースで行われた05,06年と昨年の1000M通過タイムを比較してみると,58秒0,58秒8と59秒8。新コースでは1.8秒,1秒とペースが遅くなった。

外回り1600Mコースで桜花賞の傾向が変ってくる可能性もあるが,過去10年のレースを振り返って傾向を見てみたい。

連対馬は3??4,4??2,6??7,1??4,13??7,2??13,1??7,2??1,6??1,3??1番人気の組み合わせで決着した。上位1??3番人気は計10連対とほめられる成績ではなく,6番人気以下から7頭が連に食い込んでいる。

馬連配当は
3けた……………1回
1000円台……4回
2000円台……1回
3000円台……1回
8000円台……1回
9000円台……1回
万馬券……………1回

02年に13,7番人気の1,2着で3万4440円と大きく荒れたが,7回は4000円以下で収まっている。
前走は重賞組18頭,オープン特別1頭,500万下1頭。前哨戦で重賞に出走していることが理想となっている。

路線別はチューリップ賞組が10連対でトップ。4連対のフィリーズレビュー組(旧4歳牝馬特別を含む),3連対のフラワーC組の順。最多連対のチューリップ賞組は本番と同距離,同舞台を経験した強みを生かして,他路線を大きくリードしている。

連対馬20頭のキャリアは,3??8戦以上馬がそれぞれ5,7,3,1,2,2連対。キャリア3??5戦馬が好成績を残している。

◎…前走のクイーンCで重賞を制覇したリトルアマポーラで勝負する。ここまで4戦3勝。牡馬相手の京成杯で4着に敗れたが,牝馬には一度も負けていない。3勝はすべてマイルで,うち2勝が阪神コース。重賞連覇で桜の女王の座を射止める。

○…2歳女王のトールポピーはチューリップ賞でハナ差2着に惜敗。道中は好位集団の馬群の中に押し込まれたが,きっちりと折り合い直線馬群をさばいて伸びた。前哨戦としては本番につながる収穫のある内容。2つ目のG1を射止める態勢は整った。

▲…オディールはトライアルのチューリップ賞でハナ+ハナ差の3着。出遅れ,道中外々を回るロスがありながら,上がり33秒5の豪脚を発揮した。休養明けをたたかれて上昇は確実。阪神JFで1番人気に支持された素質馬の末脚が爆発する。

△1…ブラックエンブレムは,きんせんか賞→フラワーCと連勝中。その前走はかかってハナに立ち,道中も後続に突かれ,絡まれる厳しい展開。それを振り切って逃げ切った。先週4日に早々と栗東トレセン入りし,戦闘態勢も万全だ。

△2…ソーマジックは未勝利,春菜賞と連勝。勢いに乗って挑戦したトライアルのアネモネSでは,後方待機から直線一気に差し切りを決めた。派手さはないが自在性と鋭い末脚を秘めている。関東からの直前輸送が課題となるが,4連勝があっても驚けない。

△3…ポルトフィーノは,単勝170円に支持された前走のアーリントンCで8着。道中折り合えず,無駄なスタミナを消耗したのが敗因だろう。母がエアグルーヴで,姉にアドマイヤグルーヴを持つ良血馬。力を出し切れば上位争いに加わっても当然だ。

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