2008年5月4日(日)
11R
2008年5月4日(日)
京都
15:40発走
天皇賞(春) GI
芝・右・外 3200m
天気:
馬場:
良
サラ系4歳以上
オープン (国際)(指定) 定量
本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | サンバレンティン | |||||
2 | アドマイヤフジ | |||||
3 | アドマイヤモナーク | |||||
4 | ホクトスルタン | |||||
5 | トウカイエリート | |||||
6 | アドマイヤメイン | |||||
7 | ドリームパスポート | |||||
8 | メイショウサムソン | |||||
9 | ドリームパートナー | |||||
10 | ポップロック | |||||
11 | トウカイトリック | |||||
12 | アイポッパー | |||||
13 | アサクサキングス | |||||
14 | アドマイヤジュピタ |
買い目
大多 | 13=14 13=8 13-7 13-12 14=8 |
---|---|
綾恵 | 14=13 14=7 14-8 14-10 13=7 |
山田 | 8=3 8=13 8=4 3=13 3=4 13=4 |
たま | 8=14 8=13 8=4 8=7 8=10 |
予想
本命はアサクサキングス。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の菊花賞(G1)を制し,ダービー(G1)でも2着の実績を持つ4歳牡馬の一番手。前走の大阪杯(G2)はG1クラスの有力馬を相手に,勝ちにいく競馬で0秒2差の3着。有馬記念を回避して馬体の回復に専念した効果があって,更にパワーアップしてきた印象だ。3200Mは今回が初挑戦となるが,距離は伸びれば伸びるほど良いタイプだし,斤量が1キロ軽くなることも歓迎。前走時にはプラス16キロで太く見えた馬体も,ひと叩きされてスッキリと引き締まってきた。4歳馬が好成績を残すこのレース,2戦2勝と得意の京都コースで行われることもあって,一気に頂点を狙いたいところ。
対抗はアドマイヤジュピタ。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
初の3000Mに58キロが懸念された前走の阪神大賞典(G2)だったが,2番手追走から直線で抜け出すと,そのまま後続に2馬身以上の差を付けて快勝。今回は更に1ハロンの延長となるが,折り合いの付くタイプなので対応は可能だろうし,京都の高速馬場も望むところ。レースセンスが良く展開に左右されない強みがあって,まだまだ底を見せていない点も大きな魅力だ。G1初挑戦となるため実績の面では他馬に一歩譲るものの,今の勢いを考えれば決して侮れない存在だろう。
単穴はメイショウサムソン。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・3.14.1
前々走の有馬記念(G1)で8着に敗れると,巻き返しを狙った前走の大阪杯(G2)でも6着まで。本来の力を考えると明らかに物足りない内容ではあったが,遠征の取り止めなど決して順調に調整されていたわけではなく,同情の余地は十分にある。昨年の天皇賞では春秋連覇を達成しており,G1で4勝の実績は現役馬トップクラス。相変わらず調教では抜群の動きを披露しているため,テイエムオペラオー以来,史上2頭目となる天皇賞3連覇へ向けて,ここは復活を期待したいところ。
抑えはアイポッパー。穴はドリームパスポート。
今週のワンポイントアドバイス
4冠馬が反撃,メイショウサムソン
春競馬も本格化し,今週から6週連続でG1レースが開催される。第1弾は京都競馬場で行われる伝統の天皇賞・春。淀の3200Mにスタミナ自慢の14頭が参戦してスタミナとスピードを競う。
過去10年,1??3番人気はそれぞれ4,4,4連対。上位人気で連対馬の半数以上を占めているが,7番人気以下からも7頭が連対している。
前半5年の馬連配当は比較的平穏に収まっていたが,03年に史上初の万馬券が出ると,04,05年と3年連続で万馬券決着。06年こそディープインパクトの優勝で380円と堅かったが,昨年もまた2万馬券の大荒れ。最近5年に限ると,5回中4回が万馬券で決着する難解な一戦となっている。
連対馬のクラス別は,重賞組18頭,オープン特別組2頭。路線別は阪神大賞典組8連対,日経賞組6連対,大阪杯組3連対,大阪??ハンブルクC組2連対。3000Mの阪神大賞典組が一歩リードしているものの,この5年では2連対と苦戦している。
連対馬20頭中19頭が2400M以上で勝っていた。3000M以上への出走も01年のメイショウドトウを除くと,19頭が経験。長距離実績や経験は軽視できないファクターといえる。
年齢別は4??8歳上馬が51,44,28,17,8頭出走して,13,5,1,1,0連対。明け4歳馬が8勝2着5回で,他世代を大きくリードしている。
関東馬は35頭出走して3連対(連対率9%),関西馬が112頭で17連対(同15%)。関西馬が強い。
◎…3カ月半の休養をはさんでメイショウサムソンは8,6着。ここ2戦精彩を欠いているが,昨年,春と秋の天皇賞を連勝し,ジャパンCでも首差3着の実力馬。たたき2戦目で4冠馬が目を覚ませば,天皇賞3連覇は十分にある。
○…前走の阪神大賞典でアドマイヤジュピタは2番手で折り合い,4コーナーから先頭に立つと後続の追撃を許さず1着でゴール。初の58キロ,初の3000Mを克服して2馬身半の完勝だった。G1初挑戦となるが,一気に頂点に立つ能力を秘めている。
▲…アサクサキングスは大阪杯で0秒2差の3着。馬体16キロ増,斤量59キロ,距離不足の2000Mと,厳しい条件だったが崩れなかった。今回はたたき2戦目,1キロ減の58キロ,距離も3200Mと条件はすべて好転。伸び盛りの4歳馬が上位2頭をまとめて破っても不思議はない。
△1…ドリームパスポートは菊花賞2着,阪神大賞典2着。3000M級の長距離では連を外していない。ここ3戦は2000??2200Mで5,4,4着と勝ち切れないレースが続いているが,着差は0秒2??0秒3秒の小差。得意のスタミナ戦に変れば上位争いになる。
△2…ポップロックは昨年の宝塚記念の3着馬で,秋のジャパンCでもメイショウサムソンに先着して2着を確保した。前走は休養明けで3着と敗れたが,このメンバーに入っても力量は全く互角。たたき良化型の2戦目の巻き返しが期待できる。
△3…ホクトスルタンは休養明けの前走で1600万下を楽々と逃げ切った。神戸新聞4着,菊花賞6着の実力から驚く内容ではないが,マイペースだとしぶといことを改めてアピールした。同型馬不在で気分良く逃げれば,あっといわせるシーンもある。