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2008年8月17日(日)

9R
2008年8月17日(日)
札幌
15:25発走

北海道新聞杯クイーンステークス GIII

芝・右 1800m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (混合) 牝 (特指) 別定 本賞金:3900、1600、980、590、390万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ザレマ
2 2 エフティマイア
3 3 タニノハイクレア
3 4 ヤマニンメルベイユ
4 5 ハートオブクィーン
4 6 フミノサチヒメ
5 7 ムードインディゴ
5 8 レジネッタ
6 9 ユキチャン
6 10 ショウナンタレント
7 11 アドマイヤスペース
7 12 デヴェロッペ
8 13 ベストオブミー
8 14 メイショウベルーガ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 2=4 2=9 2-8 2-12 4=9
綾恵 8=2 8=4 8-9 8-14 2=4
山田 8=2 8=14 8=4 2=14 2=4 14=4
たま 3=14 3=8 3=2 3=4 3=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はエフティマイア。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
桜花賞(G1),オークス(G1)でともに2着した実績馬。一時期はスランプに陥ったものの,暖かい季節に入ったことを境に本来の調子が戻ってきた。距離,コースを問わない器用なタイプで,3歳世代ではトップクラスの1頭。この中間の調整は順調なので,休み明けでも有力視すべき一頭だろう。

対抗はヤマニンメルベイユ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.46.7
3月の中山牝馬S(G3)を制して念願の重賞初制覇。続く福島牝馬S(G3)でも,56キロを背負いながら,2キロ軽い勝ち馬から0秒1差の4着に入り,上位の力を見せた。楽に好位を奪える先行力は魅力で,脚質的に小回りコースは向くタイプ。昨年は今回と同様,休養明けで8着に敗れていることから全幅の信頼は置けないが,マークしておくべき存在だ。

単穴はユキチャン。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
白毛の人気者がいよいよ復帰。じんましんによる取り消しなどで,レース間隔は2カ月空いたが,今週の追い切りではパワフルな走りを披露し,状態の良さをアピールした。3月のミモザ賞(500万下)では,昇級,距離延長をアッサリと克服したように,芝への適性は確かなもの。スピードよりパワーに寄ったタイプなので,札幌の洋芝でパフォーマンスを上げる可能性は少なくない。今回も注目の存在だ。

抑えはデヴェロッペ。穴はレジネッタ。

今週のワンポイントアドバイス

重賞Vのチャンス,タニノハイクレア


古馬混合戦となった過去8回,連対馬は1??7,1??4,7??1,7??1,5??6,5??10,3??2,2??6番人気で決まった。1番人気は前半4年で連続連対していたが,後半は7,4,8,4着。馬券圏内に食い込めずに期待を裏切っている。

馬連配当は1000??4000円台7回と2万2270円。05年に10番人気が2着に食い込んで万馬券が出ているが,全体としては平穏に収まる傾向を示している。

ステップはマーメイドS組が4連対,エプソムC組3連対の順。ただ,今年この2組からの出走はなく,推奨できる路線はない。

決め手を見てみると,逃げ5頭,先行6頭,差し4頭,追い込み1頭。平たん小回りコースで逃げた先行馬がかなり有利となっている。

年齢別は3??6歳上馬が18,34,37,13頭出走して,3,8,5,0連対。4歳馬は6勝,2着2回と連を外したことがなく,他世代をリードしている。

関東馬は47頭が出走して6連対(13%),関西馬が55頭で10連対(18%)。関西馬が連対数,率で関東馬をリードしている。


◎…牡馬相手の前走・巴賞でタニノハイクレアは5着。1400Mから一気に距離が400M延び,直線で詰まるシーンがありながら0秒3差まで追い込んだ。好位で立ち回れる器用さは小回りコースにぴったり。牝馬同士の1800M戦なら重賞制覇のチャンスは十分にある。

○…メイショウベルーガは,小回り,道悪,初の古馬相手と条件の厳しかった前走・かもめ島特別を快勝した。フローラSで見せた上がり33秒8の末脚はダテではなかった。展開に注文は着くが,52キロの斤量なら首位争いになる。

▲…レジネッタは桜花賞1着,オークス3着と,実績では抜けている。やや出走間隔は開いたが,札幌は初勝利を挙げたゲンのいい舞台。あとは古馬との力関係だけ。

△1…エフティマイアは桜花賞,オークスともに2着。レジネッタとは1勝2敗で3歳世代ではトップ級の実力馬だ。秋華賞が最大目標だろうが,秋に向けて無様なレースはできない。

△2…ユキチャンは白毛で史上初の重賞制覇を達成。ジャパンダートダービーはじんましんで出走を回避したが,芝の重賞へ矛先を向けてきた。大トビで瞬発力勝負は不向きだが,力のいる洋芝なら出番はあるか。

△3…1800Mの中山牝馬Sを制したヤマニンメルベイユにとって,小回り中距離戦はベストの条件。ここまで6歳馬が連に絡んだことがないため狙いを下げたが,能力的に全くヒケを取らない。

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