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2007年12月23日(日)

9R
2007年12月23日(日)
中山
15:25発走

有馬記念 GI

芝・右 2500m 天気:
馬場:
稍重
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:18000、7200、4500、2700、1800万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 メイショウサムソン
1 2 ドリームパスポート
2 3 マツリダゴッホ
2 4 ダイワメジャー
3 5 レゴラス
3 6 ポップロック
4 7 ダイワスカーレット
4 8 ロックドゥカンブ
5 9 サンツェッペリン
5 10 フサイチパンドラ
6 11 コスモバルク
6 12 インティライミ
7 13 デルタブルース
7 14 ハイアーゲーム
8 15 チョウサン
8 16 ウオッカ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=6 1=7 1-4 1-8 6=7
綾恵 8=1 8=6 8-4 8-7 1=6
山田 16=7 16=4 16=1 7=4 7=1 4=1
たま 16=1 16=8 16=4 16=6 16=7

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はメイショウサムソン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.32.7
今年初戦の大阪杯(G2)を快勝すると,次走の天皇賞・春(G1)も制して2連勝。3連勝を狙った宝塚記念(G1)こそアドマイヤムーンに半馬身かわされ2着に終わったが,前々走の天皇賞・秋(G1)では後続を2馬身以上も引き離し,史上4頭目となる春秋連覇を達成した。圧倒的1番人気に支持された前走のジャパンC(G1)は外目を回るロスもあってアタマ・クビ差の3着に惜敗したが,古馬の中心として参戦する以上,今回は何としても結果を残す必要があるだろう。昨年の当レースではディープインパクトら強豪の壁に跳ね返されたが,今年は挑戦者を迎え撃つ立場。現役最多となる5個目のG1タイトルを獲得し,「最強」の座を揺るぎないものにしたい。

対抗はポップロック。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.31.4
今年の勝ち鞍は目黒記念(G2)のみだが,宝塚記念(G1)で3着,前々走の天皇賞・秋(G1)で4着,前走のジャパンC(G1)でも2着するなど,現役最強クラスの1頭であることは間違いない。今回の2500Mは目黒記念を連覇するなど(4・1・2・0)と得意な距離の上,出走歴が2回しかない中山コースも,昨年の当レースでディープインパクトの2着に入っているため問題はないだろう。さらに天敵とも言えるアドマイヤムーンがおらず,鞍上は有馬記念3連覇の実績を持つペリエ騎手。悲願のG1制覇に向け,ここは大きなチャンスとなりそうだ。

単穴はダイワスカーレット。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
クラシック初戦の桜花賞(G1)で重賞初勝利を挙げると,ローズS(G2),秋華賞(G1),エリザベス女王杯(G1)と破竹の4連勝で牝馬変則3冠を達成。今回は牡馬との初対決となるが,エリザベス女王杯でフサイチパンドラ,スイープトウショウといった歴戦の古馬を完封していることから,牡馬の一線級を相手にするだけの力は持っていると言えそうだ。初の長距離輸送による中山コースと懸念材料は確かにあるが,いつも通りスムーズに先行し,33秒台の末脚を使えば簡単に差を詰められることもないだろう。ダービー馬ウオッカに勝ち越し,G1で3勝を挙げた最強3歳馬として,歴史的な一戦に挑みたい。

抑えはダイワメジャー。穴はロックドゥカンブ。

今週のワンポイントアドバイス

末脚強烈,ウオッカ


今年は3歳牝馬の挑戦,ダイワ兄妹対決,欧州のトップジョッキー4人が有力馬に騎乗するなど,近年にない激戦となった。

過去10年,連対馬は4??1,4??3,1??2,1??2,3??13,2??13,1??4,1??3,4??1,1??6番人気の組み合わせで決着した。1番人気は5勝2着2回と上々の成績で,連を外したときは2,3番人気がこれをカバーしている。

01,02年に13番人気馬が2着に食い込んで馬連が万馬券決着となったが,7回は3けた配当(3回)と1000円台(4回)。大半は堅く収まっているが,ヒモ荒れにも警戒したい。

連対馬20頭の前走はすべて重賞で,G1(17頭),G2(2頭),G3(1頭)。路線別はジャパンC組が7勝2着3回と半数の10連対を果たし,98年を除くと毎回連対している。ほかで複数の連対馬を出しているのは菊花賞組の3連対だけとなっている。

重賞実績を見てみると,連対馬20頭中18頭にG1(2歳戦を含む)での連対経験があり,うち13頭がG1の優勝馬。頂点レースで勝てないまでも,首位争いをしてきた馬でないと巻き返しは難しい。

年齢別は3??8歳上馬が35,37,42,19,11,2頭出走して,6,9,3,1,1,0連対。連対率はそれぞれ17,24,7,5,9,0%。連対数,率で4歳馬がトップ,3歳馬が2番手で追っている。

◎…前走ジャパンCでウオッカは4コーナー後方からメンバー中最速の上がり33秒6を発揮。強豪相手に信じられない豪脚で0秒2差の4着まで迫った。小回り中山へのコース替わりは歓迎できないが,今季3戦目だし,53キロの斤量で出走できるのは有利。3歳牝馬が47年ぶりにグランプリ制覇を果たすチャンスだ。

○…メイショウサムソンは1番人気に推されたジャパンCで3着に惜敗。勝負どころの3??4コーナーで大外を回されたロスが,ゴールの着差になった。昨年は5着に終わったが,今年は春秋天皇賞を連覇して順調度アップ。勝って年度代表馬の座を射止めるチャンスだ。

▲…4戦4勝で挑んだ菊花賞でロックドゥカンブは3着と敗れ,初めて土がついた。道中は馬群に包まれる苦しい展開で,直線内から猛然と追い込んだが0秒2差届かなかった。中山はセントライト記念を勝っている舞台。53キロの軽量なら好勝負が期待できる。

△1…ポップロックはジャパンCでアタマ差の2着。鞍上ペリエの好騎乗もあったが,たたき2戦目できっちりと連を確保した。まだG1に手が届いていないが,今年はドバイ遠征(6着)を除くと崩れていない。昨年はディープインパクトの2着。いつビックタイトルを奪取してもおかしくない。

△2…ダイワスカーレットは6勝2着2回とパーフェクト連対。G1レース3勝の世代トップ馬で,前で立ち回れる脚質も中山向きだ。ただ,今回は古馬と初対戦で,距離2500Mもはじめて。厳しい条件がそろい,これまでのようにスローペースに持ち込める可能性は低く,連下に留めたい。

△3…5冠馬のダイワメジャーはこれがラストランとなる。距離が長いとささやかれた昨年,好位2番手追走で3着に踏ん張って見せたが,今年の春秋マイルG1を制覇したように距離への不安はぬぐえない。皐月賞を制したデムーロを鞍上に迎えてどこまで健闘できるか。

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